- 凱旋門賞で日本馬が勝てるのか知りたい。
- ビザンチンドリームの血統が欧州の馬場に合うのか気になる。
- 最近の成績や関係者の評価をわかりやすく知りたい。

この記事を読むことで、ビザンチンドリームのこれまでの戦績、血統の特徴、そして凱旋門賞制覇の可能性を知ることができます。
ビザンチンドリームとは

ビザンチンドリームは日本の牡4歳馬です。
父はエピファネイア、母はジャポニカーラ(母父ジャングルポケット)という血統です。
生産はノーザンファームで、馬主は吉田和美氏。坂口智康厩舎に所属しています。
これまでに2024年きさらぎ賞(G3)、2025年レッドシーターフハンデキャップ(G2・3000m)、2025年フォワ賞(G2・2400m)を制しています。
日本と海外を合わせて10戦4勝という実績を持ち、中距離から長距離で安定した走りを見せています。
凱旋門賞制覇なるか?
フォワ賞を勝ったことは大きな自信になりました。
過去の日本馬もこのレースを経由して凱旋門賞で好走しており、本馬にも十分なチャンスがあります。
持ち味は3000m以上でも崩れないスタミナと、直線で長く脚を使える持続力です。
凱旋門賞の舞台・ロンシャンの2400mは、まさにその武器が活きる条件です。
ただし、欧州特有の重い馬場や枠順、スタートの安定感は当日の課題となります。
これらがかみ合えば、悲願達成の可能性は高まります。
競走成績
・2023年12月 阪神新馬 1着
・2024年2月 京都きさらぎ賞(G3・1800m)1着
・2024年10月 京都菊花賞(G1・3000m)5着
・2025年2月 サウジ・レッドシーターフH(G2・3000m)1着
・2025年5月 京都天皇賞(春)(G1・3200m)2着
・2025年9月 仏パリロンシャン・フォワ賞(G2・2400m)1着
長距離・中距離の両方で結果を残しており、海外でも勝ち切っている点が強みです。
血統
父エピファネイアはロベルト系で、スタミナと持久力を強く伝える種牡馬です。
母父ジャングルポケットは、欧州血統の代表であるトニービンの直仔です。
つまり父からはロングスパート性能を、母系からは欧州適性と底力を受け継いでいます。
この組み合わせは、タフな展開になりやすい凱旋門賞向きの配合といえます。
実際に3000m以上でも好走しつつ、2400mでも結果を出せる点は血統の裏付けでもあります。

ジャングルポケットはダービーとジャパンカップの勝った東京2400mに滅法強い名馬でした。
2400mという距離にも適正があるかもしれませんね。
関係者の評価
騎手オイシン・マーフィーは「距離も問題なく、さらに良くなる」と高い評価を示しています。
厩舎サイドも「発馬や気性面の課題が改善されてきた」と前向きなコメントを出しています。
関係者の多くが「ロンシャンの舞台は合う」と見ており、挑戦に手応えを感じている様子です。
まとめ
ビザンチンドリームは、血統面でも実績面でも凱旋門賞向きの条件をそろえています。
フォワ賞を勝った勢い、父エピファネイアと母系ジャングルポケットの配合背景、そして関係者の自信。
これらを考えると、日本競馬の悲願である凱旋門賞制覇に最も近い存在の一頭といえるでしょう。
当日の馬場や展開が味方すれば、歴史を塗り替える瞬間が訪れるかもしれません。

血統・実績からは凱旋門賞向きといっても良いのではないでしょうか。
斤量59.5キロをこなせるかが個人的には課題だと思っています。
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