凱旋門賞 外枠は不利?データで検証|17番クロワデュノール

  • 凱旋門賞で外枠は本当に不利なのか知りたい。
  • 近年データをざっくり把握して、買い目の判断材料にしたい。
  • 17番枠のクロワデュノールは狙えるのか感覚を掴みたい。
スポーツオヤジ
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この記事では、直近データ(勝ち馬の枠・3着以内の枠)を整理し、外枠=即消しではないことをデータで確認します。最後に17番枠からの戦い方のポイントもまとめます。


凱旋門賞とは

フランス・パリロンシャン競馬場の芝2400mで行われる欧州最高峰のG1です。

多頭数・秋の欧州馬場・起伏のあるコース形態が重なり、ポジション取りと進路確保、そして持続力が問われます。

枠順(ゲート)は位置取りや距離ロスに影響しやすく、しばしば内〜中枠が歓迎される傾向が語られます。


外枠は不利なのか?データで読み解く

1) 勝ち馬の枠(過去20年の傾向)

  • 1桁枠の勝利が16/20(80%)と優勢。
  • 最多は「6番」で、過去20年中6回勝利。
  • とはいえ、外でも勝てる年はある
    • 15番(2013)/14番(2015)/12番(2016, 2021)
      → 内〜中が“傾向として”は有利ですが、展開や馬場次第で外枠からの戴冠例も明確に存在します。

2) 3着以内の枠(直近15年=2010〜2024)

3着以内45頭の枠分布を集計すると

  • 1〜4番:15/45(33%)
  • 5〜9番:13/45(29%)
  • 10〜12番:7/45(16%)
  • 13番以上:10/45(22%)

ポイント

  • 二桁枠(10〜)の好走は17/45(約38%)
  • 13番以上の“かなり外”でも10/45(約22%)が馬券内。
  • 直近5年(2020〜2024)でも二桁枠の馬券内は5/15(33%)あり、外枠=即“消し”はないといえます。

3) 外枠が好走するシナリオ

  • ペースが流れる/縦長になって外差しが利く日。
  • 道悪や力の要る馬場内ラチ沿いが悪化し、外を回しても伸びが止まらないケース。
  • スタート直後に無理せず“下げて内に潜る”判断ができる鞍上と、長く良い脚を使える馬。
  • コーナーワークでのロス最小化(隊列が決まってから外→内へスムーズに入れるか)。

4) クロワデュノールは17番枠からどう戦う?

17番=外寄りであることは事実です。ただし上記の通り、

  • 展開が速く外差しが利く」、
  • 内が荒れて外の伸びが勝る」、
  • 序盤に下げて内へ潜る余地がある」

    といった条件が重なれば、十分に上位圏内が見える枠です。

    鍵は序盤で無理をしない位置取りと、直線での進路確保

    スタミナと持続力に裏打ちされた脚を最後の400mでどう発揮するかが勝負どころになります。

まとめ

  • データ上、内〜中枠が“やや有利”なのは確か。過去20年の勝ち馬の80%が1桁枠で、6番の好相性が目立ちます。
  • ただし、外枠からの勝利や馬券内は珍しくない(外での勝利例:15番・14番・12番、3着内の22%が13番以上)。
  • 17番枠のクロワデュノールも、展開・馬場・騎乗がハマれば好走は十分。“外だから即消し”は早計で、レース当日の馬場傾向と各馬の位置取り予測まで含めて最終判断をするのが得策です。
スポーツオヤジ
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データで確認すると、外枠は「不利になりやすい」が、条件次第で十分に戦えるとのことですね。
SNS上では「クロワデュノール外枠でおわった」とのコメントも散見されますが、日本馬による悲願の凱旋門賞制覇を期待したいですね!

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