出雲駅伝2025予想 有力校と注目選手・優勝候補を徹底解説

  • どの大学が優勝候補なのかを知りたい。
  • 各校の注目選手と起用区間のポイントを知りたい。
  • 当日観戦やSNSで話題にしやすい要点を押さえたい。
スポーツオヤジ
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この記事を読むことで、6区間の特徴と勝敗の分岐点を知ることができ、有力校ごとの強み/不安要素/注目選手を把握できます。
また、現時点の順位予想と観戦の着眼点が分かり、当日のレースをより楽しめます。

出雲駅伝とは

出雲駅伝は全日本大学駅伝対校選手権の一つで、6区間合計45.1キロで競われます。

スタートは出雲大社前、フィニッシュは出雲ドーム前です。

各区間の距離は1区8.0キロ、2区5.8キロ、3区8.5キロ、4区6.2キロ、5区6.4キロ、6区10.2キロです。

10月開催の大学駅伝シーズン開幕戦として位置づけられ、チームの勢いや新戦力の台頭が一目で分かる大会です。(本年度は10月13日(月)の開催です)

留学生はエントリーで2名まで、出走は1名までというルールがあり、スピード勝負の出雲では起用区間が大きな戦略要素になります。

有力校分析

駒澤大学

  • 注目選手(暫定)…山川拓馬/帰山侑大/伊藤蒼唯 ほか。
  • 強み…トラック実績に裏づけられた巡航スピードと終盤の粘りです。どの区間でも大崩れしにくい総合力があります。
  • 勝ち筋…1区で前方を確保し、3区または5区で押し上げ、最長区間6区で勝ち切る展開です。
  • 不安要素…仕上がり差や新戦力の実戦適応です。区間配置がハマらないと一気に逆転を許す可能性があります。

國學院大學

  • 注目選手(暫定)…上原琉翔/青木瑠郁/辻原輝 ほか。
  • 強み…前回優勝校の完成度と複数の区間賞クラスを抱える厚みです。オーダーの柔軟性も高いです。
  • 勝ち筋…序盤から先頭争いに絡み、3区と6区で再加速して主導権を握る展開です。
  • 不安要素…主力の負担が集中した場合の終盤の伸びです。コンディション管理が鍵です。

青山学院大学

  • 注目選手(暫定)…黒田朝日 ほか。
  • 強み…選手層の厚さとハイペース耐性です。誰が出ても一定以上の区間順位を確保できます。
  • 勝ち筋…中盤の3・4区でロスなく進め、5区で一段上げ、6区で逆転または逃げ切りです。
  • 不安要素…突出した破壊力が見えにくい場合、逃げ切り型の展開に弱くなる可能性があります。

中央大学

  • 注目選手(暫定)…吉居駿恭/溜池一太/本間颯 ほか。
  • 強み…エース格の決定力とトラックでのスピード。要所で区間上位を取りに行けます。
  • 勝ち筋…個の力を3区と6区に集約し、前半は失点を抑えつつ後半勝負に持ち込みます。
  • 不安要素…中位区間でのロスが出た場合のリカバリーです。

早稲田大学

  • 注目選手(暫定)…山口智規/間瀬田純平 ほか。
  • 強み…勢いと配置の巧さです。スピード戦で波に乗ると手が付けられません。
  • 勝ち筋…1区で流れを作り、短い2・4区で失点最小、5・6区で勝負を決めます。
  • 不安要素…序盤で後手に回ると立て直しにパワーを要します。

創価大学

  • 注目選手(暫定)…吉田響/スティーブン・ムチーニ ほか。
  • 強み…中間層の安定感が高く、総合力で食い下がれます。留学生カードの使い方も巧みです。
  • 勝ち筋…3区または5区で上位に躍り出て、6区で粘り込む展開です。
  • 不安要素…上位校の決定力に押される場面。先頭に立つ時間をどれだけ確保できるかが課題です。

城西大学

  • 注目選手(暫定)…ヴィクター・キムタイ ほか。
  • 強み…区間賞級の個で流れを変えられます。ハマると表彰台圏です。
  • 勝ち筋…3区で主導権を奪い、4~5区で先頭圏キープ、6区で粘る形です。
  • 不安要素…総合力勝負での底力。どこかの区間のロスを最小化したいです。

東洋大学

  • 注目選手(暫定)…網本佳悟/緒方澪那斗 ほか。
  • 強み…粘り強い走りで大崩れしにくいです。
  • 勝ち筋…前半を堅実にまとめ、後半の長い6区で順位を引き上げます。
  • 不安要素…突き抜ける一撃の強さが必要です。

京都産業大学(関西勢)

  • 注目選手(暫定)…松原幸之助/武内里賢 ほか。
  • 強み…ロードの粘りと結束力。関西勢として存在感を示せます。
  • 勝ち筋…中盤のロスを抑え、6区で入賞圏へ滑り込みます。
  • 不安要素…関東上位勢のハイペースに序盤で飲み込まれないことです。

アイビーリーグ選抜

  • 注目選手(暫定)…Graham Blanks/Acer Iverson/Tyler Berg ほか。
  • 強み…個々の爆発力が高く、区間上位を量産できる潜在力があります。
  • 勝ち筋…前半から積極策で先頭圏に位置し、要所で区間上位を重ねて押し切ります。
  • 不安要素…駅伝特有のオペレーション面に不確定要素があります。

札幌学院大学など地方勢(入賞争いの台風の目)

  • 注目選手(暫定)…キプゲノ・ケネス(札幌学院) ほか。
  • 強み…外国人エースやロード適性の高い選手の存在です。
  • 勝ち筋…要所で区間上位を取り、全体の流れに乗って入賞争いに加わる形です。
  • 不安要素…層の薄さから一つのミスが総合順位に直結しやすい点です。

予想は?

仕上がり状況とスピード駅伝の相性を総合して、現時点の予想を提示します。

最終予想

  1. 駒澤大学…総合力と勝ち切る経験値を高く評価します。どの区間でも大きく外さない安定感があります。
  2. 國學院大學…連覇に最も近い力を備えます。主導権を握った時の強さは屈指です。
  3. 青山学院大学…層の厚さで上位を外しにくいです。終盤での逆転力にも期待します。
  4. 中央大学…エースの決定力を最大化できれば優勝争いに食い込みます。
  5. 早稲田大学…前半で流れをつかめれば表彰台も十分です。
  6. 創価大学…総合力で安定して上位に絡むと見ます。

ダークホース候補

  • 城西大学…区間賞級の個がハマれば表彰台が見える一発のある布陣です。
  • アイビーリーグ選抜…ハイペースのスピード戦で先頭に絡めば、そのまま粘り込む可能性があります。
  • 東洋大学…堅実な運用で入賞圏からの上振れがあり得ます。

勝敗のカギとなるポイント

  • 1区の位置取り…先頭と10秒以内なら優勝圏に残りやすいです。20秒以上離れると取り返しにパワーを要します。
  • 3区の突破力…レースが動きやすい区間です。ここで先頭圏に入れるかが重要です。
  • 6区の総仕上げ…最長区間での増減がダイレクトに着順を左右します。エース配置が王道です。
  • 留学生の起用…3区または5区での投入が有効になりやすいです。

まとめ

2025年の出雲駅伝は、駒澤大学・國學院大學・青山学院大学の三つ巴に中央大学、早稲田大学、創価大学が肉薄する混戦と見ています。

スピード駅伝の特性上、当日のコンディションと区間配置が結果を大きく左右します。

注目選手の起用区間、1区と3区、そして最長の6区に注目して観戦すると、戦術の妙と勝負の分岐がより鮮明に見えてきます。

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いよいよ駅伝シーズン到来ですね。
元旦の箱根駅伝を占う意味でも重要な位置づけのレースです。
情報を仕入れて、楽しく観戦しましょう!

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