- 日本ハムに指名されたエドポロ・ケインがどんな選手なのかを知りたい
- 高校から大学までの実績やプレースタイル・将来性を把握したい
- さらに家族やルーツが野球キャリアにどう影響しているのかも知りたい

本記事ではプロフィールと経歴を整理し、長所と課題、起用イメージまでを知ることができ、家族構成やバックグラウンドにも触れて“人となり”からエドポロ・ケイン像を描き出します。
基本情報(プロフィール)

・名前:エドポロ・ケイン
・生年/年齢:2003年7月2日生まれ(22歳)
・出身:大阪府大阪市
・身長/体重:おおむね189〜190cm/93kg前後
・投打/守備:右投右打/外野手(主にセンター)
・所属:日本航空高校→大阪学院大学
・ドラフト:2025年ドラフトで北海道日本ハムが2位指名
経歴ダイジェスト
少年期〜中学
大阪で育ち、小2から野球をスタート。
中学時代は硬式の南大阪ベースボールクラブでプレーし、強い体とスピードで頭角を現します。
日本航空高校(山梨)
2021年夏に甲子園出場。
3番センターとしてベスト16に進出しました。
高校時代はプロ志望届を提出するも指名はならず、大学進学を選択しています。
大阪学院大学
関西六大学リーグで中軸を担い、通算本塁打を重ねる右のスラッガーに成長。
遠投120m、50m6秒台といった指標に象徴される総合的な身体能力も注目材料です(強肩強打のセンター)。
4年時は主将としてもチームを牽引しました。
プレースタイルと特徴
・スケール感:身長約190cmの体格に見合う長打力。センター方向にも大きな打球を運べるのが魅力。
・身体能力:強肩(遠投120m)、地脚の強さ(50m6秒台)。外野守備のレンジも広いタイプ。
・課題と伸びしろ:粗削りな打撃面の確実性は今後の育成テーマ。ただしポテンシャルが抜群で、育成次第で中軸候補に育つ素材と評価されています。
日本ハムが示した評価
日本ハムは2025年ドラフト会議でエドポロ・ケインを2位指名。
解説陣からは「日本ハムらしいロマンのある指名」「しっかり育てれば夢がある」との声も。
スケール型の外野手育成に長ける球団カラーとも合致します。
家族とルーツ
兄は格闘家のエドポロ・キング

総合格闘家として活躍する兄・エドポロキングの弟にあたり、兄も規格外の体格と身体能力で知られます。
兄弟ともに大阪出身で、競技は違えど“パワーとスピードの源泉”は共通。
出自
父がナイジェリア出身、母が韓国出身という国際的なバックグラウンドを持ち、大阪で育ちました。
高身長の兄弟姉妹にも恵まれ、アスリートとしての資質が家庭環境にも色濃く表れています。
“兄が果たせなかった夢を”
大学メディアの取材では、「兄が果たせなかったプロ野球選手になる」という覚悟を語っており、家族への思いが競技への原動力になっていることがうかがえます。

日本ハムで期待される将来像
① 中長距離打者としての台頭
ミート力の底上げと球質対応力の強化が進めば、センター方向にも飛ばせる“右の中軸候補”へ。広い守備範囲を生かし、走塁・守備での貢献も期待できます。
② 身体能力の最大化
プロのトレーニング環境でスイングの再現性や可動域を高め、強肩強打のセンターとして完成度を引き上げたいところ。
③ チーム編成上の価値
スケール型の外野手は球団の補強方針にも合致。近未来のクリーンアップ定着を視野に、段階的にファームで打撃の精度を磨くプランが現実的です。
まとめ
エドポロ・ケインは、大阪育ちのスケール型外野手。甲子園経験、大学での主将経験、そして国際色豊かな家庭に育まれた身体能力をベースに、プロで“粗さ”を削っていくフェーズに入ります。
日本ハムの育成力と噛み合えば、センターラインからチームを押し上げる中核へ——。
その成長曲線に、今から要注目です。



コメント