- 基本プロフィール(所属・主戦種目)を知りたい。
- 最新主要記録とその位置づけ(IH400mH49.84、4×400mR高校新、400m46.80=高1歴代最高)を確認したい。
- 今後の見どころを押さえたい。

この記事を読むことで、公式結果に基づく最新プロフィールと自己ベスト、各記録の具体的な位置づけと背景、そして次に注目すべきポイントまでを一気通貫で把握できます。
基本プロフィール

・氏名:後藤 大樹/所属:洛南高校(京都)
・学年:高校1年(2025年度)
・主戦種目:400mハードル、300mハードル、110mハードル
・兼種目:100m、200m、4×400mリレー
・出身:四街道北中(千葉)
選手のタイプ
短距離スピード(100m・200m)とハードリング技術(110mH・300mH・400mH)を併せ持つ“マルチ型”。
400mHでの後半の伸びは400m素養の高さに裏づけられており、今季はリレーでも要所を任される。
トピック:400mで「高1歴代最高」46秒80
・大会:京都府私学総体
・日付:2025年10月24日
・記録:46秒80(高1歴代最高、47秒切りを初達成)
・ポイント:ハードラーでありながら400m個人初挑戦で大幅更新。400mHの土台となる巡航速度とラストの耐性が数値で可視化された。
2025年の主な戦績(時系列)
【7月】全国高校総体(インターハイ)
・男子400mH:49秒84=U18日本記録・大会新・高校歴代3位で優勝(“高1初の王者”)。
・男子4×400mリレー:洛南が3分07秒25の日本高校新で優勝(アンカー)。
【9月】国民スポーツ大会(滋賀)
・少年B100m:準決勝10秒49(高1歴代10位タイ)→決勝2位。
・200m:21秒22(高1歴代9位)。
【10月】U18・U16陸上(伊勢)
・U18男子300mH:予選35秒46でU18日本新→決勝35秒44へ再更新して優勝。
【10月】京都府私学総体
・男子400m:46秒80(高1歴代最高)。
自己ベスト(2025年シーズン)
・400mH:49秒84(インターハイ/U18日本記録・大会新・高1優勝)
・300mH(U18規格):35秒44(U18日本記録)
・400m:46秒80(高1歴代最高)
・100m:10秒49(国スポ 少年B 準決勝)
・200m:21秒22
・110mH(U20規格):13秒62
※記録は大会名とともに確認可能な公表情報に基づく。更新があれば順次差し替える。
技術・戦術メモ(読み解き用)
400mHと400mの相互補強
400mの巡航速度と終盤の耐乳酸能力が400mHのラスト100mに直結。
今季の400m46秒台突入で、後半の失速幅がさらに縮小。
マルチ種目の効用
110mHで磨いたハードル間リズムと、スプリントの加速力・最高速度が300mH/400mHに好循環を生む。
複線的な取り組みが記録面の“更新速度”を高めている。
今後の注目ポイント
・400mHと400mの二軸で、どの距離を主戦に据えるか(シーズン内の配分含む)。
・冬期後のスピード(100m/200m)と有酸素寄りの指標(400m)の双方の伸び方。
・リレー(4×400m)での役割変化と、チームとしての記録推移。
まとめ
後藤大樹は、400mHのU18日本記録(49秒84)と、400mで高1歴代最高(46秒80)を同シーズンに達成した“二刀流ハードラー”。
300mHでもU18日本記録(35秒44)を樹立し、個々の記録が相互に底上げされる理想的な成長曲線を描いている。

世界陸上の興奮冷めやらぬ中、新たなスター候補の登場ですね。
そのポテンシャルを伸ばして、世界で活躍してほしいですね。



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