- 今オフにFAになる選手を一目で知りたい
- 残留やオプションの行方など“去就”の全体像を把握したい
- QOや年俸調停など日程も日本時間で把握したい

この記事を読むことで、ドジャースのFA対象選手・オプション・調停対象を確認して、主要スケジュール(QO・オプション期限など)を日本時間で整理することができる。
最新アップデート(11/5 9:00 JST)
・FAは7名で確定(リストは下段)。
・クラブオプション(マンシー/ベシア)は決定未公表。期限は米国東部11/6夕方=日本時間11/7朝。
・QO額は22,025,000ドル。現時点でドジャースからQO提示が予想される選手はなしの見立て。
・クレイトン・カーショーは今季限りで現役引退。特集・セレモニーの報道が出揃い、事実関係は固まりました。最新アップデート(11/3 9:00 JST)
2025-26オフの全体像
ドジャースはFA流出7名に加え、マックス・マンシー($10M)とアレックス・ベシア($3.65M/買い取り$50k)のクラブオプション判断がカギです。
FA反映後の40人枠は暫定40名。負傷明けの投手が多く(ゴンソリン/フィリップス/スチュワートの術後リハビリ等)、冬の編成はブルペン再整備と枠のやり繰りが焦点になります。
FAになった選手(7人)
・クレイトン・カーショー(左投手)…現役引退を表明
・エンリケ(キケ)・ヘルナンデス(UT)
・ミゲル・ロハス(IF)
・マイケル・コンフォート(OF)
・アンドリュー・ヒーニー(LHP)
・マイケル・コペック(RHP)
・カービー・イェーツ(RHP)
クラブオプションの去就(球団判断)
・マックス・マンシー 2026年 $10M(買い取りなし)
→実績と価格のバランスから行使有力との見方が優勢。決定は日本時間11/7朝までに出る想定。
・アレックス・ベシア 2026年 $3.65M(買い取り$50k)
→調停見込み(約$4.1M)より低コストのため、行使合理性は高い。不行使なら調停対象へ。
Q. クラブオプションってなに?
A. 球団側に次年度(または複数年)契約の延長権がある条項です。行使すれば契約は事前に定めた年俸・条件で自動的に延長され、不行使なら多くの場合はバイアウト(買い取り金)を支払って終了します。その後、選手はFAとなるか、条件を改めて再契約交渉に入ります。決定期限は例年ワールドシリーズ終了の5日後までです。なお、プレイヤーオプションは選手側の選択権、ミューチュアルオプションは双方の同意が必要という点がクラブオプションと異なります。
年俸調停対象(2026)
ブラスダー・グラテロル/トニー・ゴンソリン/エバン・フィリップス/(※ベシアはOP不行使なら調停へ)/アンソニー・バンダ/ブロック・スチュワート/ベン・ロートベット/マイケル・グローブ/アレックス・コール
Q. 調停(年俸調停)ってなに?
A. 主にサービス年数3〜5年(一部は“スーパー2”=2年以上3年未満でも上位の在籍日数に該当)の選手が対象の1年契約の年俸決定手続きです。球団と選手が翌年年俸をそれぞれ提示し、合意に至らない場合は独立パネルが“どちらか一方の金額”を採用します(中間値は取りません)。多くは期限前に合意して回避され、複数年で合意する例もあります。
・流れの目安:11月末ごろのテンダー(契約打診)期限→1月の金額提出→2月のヒアリング。
・ノンテンダー:球団が契約打診を見送り(=ノンテンダー)にすると、選手は即FAになります。
・ポイント:前年成績、出場機会、守備位置、健康状態、比較選手などが主な評価材料です。
40人枠の現状メモ
・FA7名反映後で40名。
・投手が26名と偏り気味。
・ゴンソリン(右肘内側側副靭帯補強)/フィリップス(TJ)/スチュワート(肩)らは開幕出遅れ見込み。
・OP行使や補強に合わせて、40人枠の追加調整が必要。
QO(クオリファイング・オファー)と主要日程(日本時間)
・QO額:22,025,000ドル(2026シーズン基準)
・QO提示期限:米東部11/6 17:00 → 日本時間11/7 7:00
・QO受諾/拒否期限:米太平洋11/18 13:00 → 日本時間11/19 6:00
・テンダー期限(契約打診):米太平洋11/21 15:00 → 日本時間11/22 8:00
・GMミーティング:11月中旬(米国)/ウインターミーティング:12月上旬(米国)
Q. QO(クオリファイング・オファー)ってなに?
A. 球団がその選手に対して提示できる1年契約のことです。年俸はその年の上位約125人の平均額で固定されます。対象はその年を同一球団で完走したFA見込みの選手に限られ、生涯で1回しか付与されません(過去にQOを受け取ったことがある選手や、シーズン途中に移籍してきた選手は対象外)。
・受諾:その金額の1年契約で残留。
・拒否:他球団と契約した場合、元の球団にドラフト補償(指名順位は球団の収益・贅沢税状況等で変動)、契約先は指名権や国際ボーナス枠の一部減が発生します。
・判断期限:原則提示から10日以内(今年の具体的な締め切りは本文の「QOと主要日程」を参照してください)。
補強ポイント所感(短評)
・外野:コンフォート流出前提で、右打ち外野の厚みがテーマ。
・救援:イェーツ、コペック流出で左右ともに再整備必須。
・内野UT:ロハス/キケの去就次第で、守備型控えの補充検討。



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