・前橋育英は全国高校サッカー選手権大会2025に出場するのか、いつどこで試合をするのか知りたい
・昨年度全国王者の前橋育英が、今季どんなメンバー・スタイルで全国連覇に挑むのか整理して把握したい
・初戦の対戦相手や大会日程、全国連覇へのポイントを、デマではなく最新の公式情報をもとに確認したい

この記事では、2025年度・第104回全国高校サッカー選手権大会に出場する前橋育英について、群馬県予選の結果と全国大会での試合日程、初戦の対戦相手や会場などの基本情報、チームの戦い方と注目選手、全国連覇に向けたポイントを分かりやすくまとめます。大会前の情報整理や、テレビ・配信観戦の予習にぜひ活用してください。
前橋育英は群馬代表として第104回全国高校サッカー選手権へ
2025年度の第104回全国高校サッカー選手権大会・群馬県予選決勝は、前橋育英と前橋商の対戦になりました。決勝は正田醤油スタジアム群馬で行われ、前半終了間際にMF柴野快仁のヘディング弾で先制。その1点を守り切り、前橋育英が1−0で勝利しています。
この勝利により、前橋育英は5年連続28回目の全国大会出場を決めました。
前橋育英は昨年度の第103回全国高校サッカー選手権大会を制しており、今回の大会では「前年の全国王者」として2年連続優勝を狙う立場にあります。
群馬県予選の決勝トーナメントでは、準々決勝で高崎商に7−0、準決勝で健大高崎に1−0、決勝で前橋商に1−0と、攻撃力と守備力の両面で安定した戦いぶりを見せました。
全国高校サッカー選手権大会2025の基本情報(日程・会場)
ここで、第104回全国高校サッカー選手権大会2025の基本情報を整理しておきます。
・大会期間
2025年12月28日〜2026年1月12日
・主なラウンド日程(予定)
開会式・開幕戦:12月28日
1回戦 :12月29日
2回戦 :12月31日
3回戦 :2026年1月2日
準々決勝 :1月4日
準決勝 :1月10日
決勝 :1月12日(国立競技場)
・主な会場(首都圏各地のスタジアム)
国立競技場
浦和駒場スタジアム
NACK5スタジアム大宮
ニッパツ三ツ沢球技場
フクダ電子アリーナ
駒沢陸上競技場
味の素フィールド西が丘
Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu など
テレビ中継やネット配信については、日本テレビ系列の中継や関連配信サービスでの放送が見込まれています。具体的な中継カードや配信プラットフォームは、今後の公式発表や番組表で最新情報を確認しておくと安心です。
前橋育英の初戦は神戸弘陵戦 日程・会場・キックオフ時間
組み合わせ抽選会の結果、前橋育英は2回戦からの登場となり、初戦で兵庫代表の神戸弘陵学園と対戦することが決まりました。
現時点で公表されている試合情報は次の通りです。
・ラウンド:2回戦
・対戦カード:前橋育英(群馬) vs 神戸弘陵学園(兵庫)
・日時:2025年12月31日(水)12時05分キックオフ予定
・会場:浦和駒場スタジアム(埼玉・さいたま市)
群馬県予選5連覇中で全国連覇を狙う前橋育英と、2大会ぶり出場の神戸弘陵学園という好カードです。神戸弘陵側から見ても「いきなり全国王者との初戦」となり、全国屈指の注目マッチになることが予想されます。
なお、この試合に勝利すると、前橋育英は2026年1月2日に行われる3回戦へ進出し、同じゾーンの勝者と対戦することになります。
群馬県予選とプレミアリーグで見せた堅守と勝ち切る力
前橋育英は、群馬県予選と高円宮杯JFA U−18プレミアリーグEASTの両方で、粘り強い守備と「勝ち切るサッカー」を徹底してきました。
群馬県予選・決勝トーナメントの結果は次の通りです。
・準々決勝 前橋育英 7−0 高崎商
・準決勝 前橋育英 1−0 健大高崎
・決勝 前橋育英 1−0 前橋商
特に準決勝と決勝は、どちらも1−0というスコアでの勝利です。先制点を奪ったあと、相手の反撃を粘り強く跳ね返し、試合をクローズするゲーム運びは、全国大会でも大きな武器になります。
また、プレミアリーグEASTでも、青森山田や川崎フロンターレU-18、浦和レッズユースなど強豪クラブと真剣勝負を重ねており、全国レベルの強度の中で鍛えられてきました。
「大量得点で圧倒する試合」と「1点を守り切る試合」の両方を経験していることは、トーナメントを勝ち抜くうえで大きな財産と言えます。
前橋育英の注目選手たち
前橋育英には、Jクラブ加入内定選手をはじめ、全国トップレベルの実力を持つ選手が多数そろっています。ここでは、報道などで名前が挙がっている選手を中心に、数名をピックアップして紹介します。
久保遥夢(DF・3年/名古屋グランパス加入内定)
最終ラインを統率するセンターバックで、対人の強さとカバーリング能力に優れています。名古屋グランパスへの加入が内定しており、対空戦や1対1の守備で全国の強豪相手にも引けを取りません。
竹ノ谷優駕(MF・3年/モンテディオ山形加入内定)
中盤でボールをさばきつつ、自らも前線に飛び出していくボックス・トゥ・ボックス型のMFです。群馬県予選決勝ではキャプテンとしてチームをけん引し、落ち着いたゲームメイクで勝利に貢献しました。
柴野快仁(MF・3年/FC今治加入内定)
群馬県予選決勝で決勝点となるヘディングシュートを決めたレフティーです。セットプレーのキッカーを務めるだけでなく、自らゴール前に入って得点する嗅覚も持ち合わせています。FC今治への加入が内定しており、プロでもセットプレーのキーマンになり得る存在です。
瀧口眞大(GK・3年)
U−18プレミアリーグEASTの登録メンバーでもあり、安定したセービングとコーチングで最終ラインを支えます。ビルドアップへの関与も意識しており、現代型GKとしてチームのスタイルを後ろから作っていきます。
牧野奨・平林尊琉(DF・3年)
サイドバックとして高い運動量を誇り、守備では1対1の対応、攻撃ではオーバーラップとクロスでチャンスを作る存在です。プレミアリーグでの経験値も高く、全国の舞台でも落ち着いたプレーが期待されます。
このほかにも、プレミアリーグで出場を重ねてきた中盤・前線の選手たちがそろっており、総合力の高さこそが前橋育英の大きな強みです。
全国連覇へのポイントと前橋育英の「勝ち筋」
昨年度の全国高校サッカー選手権王者として、前橋育英が2025年大会で全国連覇を達成するためには、次のようなポイントがカギになりそうです。
コンディション管理とターンオーバー
プレミアリーグEASTと県予選を戦い抜いてから全国大会に入るため、選手の疲労管理やケガへの配慮が非常に重要です。特に、年末年始の短い間隔で試合が続くため、ポジションごとのターンオーバーや交代カードの切り方が勝敗を左右します。
「ウノゼロ」を含む試合運びの巧さ
群馬県予選の準決勝・決勝はいずれも1−0での勝利でした。先制点を取ってから主導権を渡さずに試合を締める力は、全国の拮抗した試合でも大きな武器になります。リードした展開でのゲームコントロールが、連覇への重要なポイントです。
セットプレーの精度
決勝点がCKから生まれたように、CKやFKといったセットプレーは一発で試合を決めるチャンスです。キッカーの質とターゲットの高さを活かし、守備側でもマークを徹底することで、接戦の中で優位に立てます。
初戦・神戸弘陵戦の入り方
いきなり強度の高い2回戦からスタートし、初戦の相手は全国常連の神戸弘陵学園です。立ち上がりから主導権を握れるか、全国王者としての落ち着いたプレーができるかどうかが、その後の流れを大きく左右します。
「全国王者」としてのプレッシャーとの付き合い方
どの試合でも相手は「王者・前橋育英を倒したい」と全力で向かってきます。その中で、浮き足立たずに自分たちのサッカーを貫けるか、失点したときに冷静に立て直せるかといったメンタル面も、連覇に向けて大事な要素です。
まとめ 前橋育英は全国高校サッカー選手権2025の大本命の一角
ここまで、全国高校サッカー選手権大会2025に出場する前橋育英について、
・群馬県予選での成績と全国出場決定までの流れ
・大会の日程や会場、2回戦・神戸弘陵戦の試合情報
・プレミアリーグで鍛えられたチームの特徴と注目選手
・全国連覇に向けたポイントと勝ち筋
を整理しました。
昨年度の全国王者としての経験値、群馬県予選5連覇の安定感、高卒でJクラブ加入が内定している選手たちを中心とした個の力。これらをすべて兼ね備えた前橋育英は、全国高校サッカー選手権大会2025でも間違いなく優勝候補の一角です。
年末年始の試合日程をカレンダーにメモしつつ、「前橋育英 全国高校サッカー選手権大会2025」の戦いぶりを、スタジアム観戦やテレビ・配信を通じて追いかけてみてください。全国連覇を懸けた熱い試合から、きっと新たなスターやドラマが生まれてくるはずです。




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