・大津は全国高校サッカー選手権大会2025に出場するのか、いつどこで試合をするのか知りたい
・夏のインターハイ準優勝の大津が、冬の選手権でどんなメンバー・スタイルで戦うのか整理して把握したい
・初戦の対戦相手や大会日程、悲願の全国制覇に向けたポイントを、憶測ではなく公式情報にもとづいて確認したい

この記事では、2025年度・第104回全国高校サッカー選手権大会に出場する大津について、熊本県予選の結果と全国大会での試合日程、初戦の対戦相手や会場などの基本情報、チームの戦い方と注目選手、悲願の全国制覇に向けたポイントを分かりやすくまとめます。大会前の情報整理や、テレビ・配信観戦の予習にぜひ活用してください。
大津は熊本代表として第104回全国高校サッカー選手権へ
2025年度の第104回全国高校サッカー選手権大会・熊本県予選決勝は、大津とルーテル学院の顔合わせとなりました。
試合は大津が1−0で競り勝ち、5年連続・通算22回目となる全国大会出場を決めています。
準々決勝では熊本学園大学付属に11−0、準決勝では熊本国府に5−0と、大差での勝利を重ねました。
県予選3試合で17得点0失点という圧倒的な数字を残し、熊本の王者としての力を見せつけています。
この夏の全国高校総体(インターハイ)では、決勝まで勝ち上がって神村学園と対戦し、PK戦の末に惜しくも敗れて準優勝。
エースFW山下虎太郎が大会得点王(9得点)に輝くなど、夏から全国レベルの実力をあらためて証明しました。
つまり、大津は「夏の全国準優勝校」として冬の選手権に乗り込む立場であり、悲願の日本一を目指す今大会屈指の注目校と言えます。
全国高校サッカー選手権大会2025の基本情報(日程・会場)
まず、第104回全国高校サッカー選手権大会全体の基本情報を整理しておきます。
・大会期間
2025年12月28日〜2026年1月12日
・主なラウンド日程(予定)
1回戦 :12月29日
2回戦 :12月31日
3回戦 :2026年1月2日
準々決勝:1月4日
準決勝 :1月10日
決勝 :1月12日(国立競技場)
・主な会場(首都圏各地)
国立競技場、駒沢オリンピック公園総合運動場、味の素フィールド西が丘、フクダ電子アリーナ ほか
テレビ中継や配信については、日本テレビ系列の中継と関連配信サービスでの放送が予定されています。
どの試合が地上波で中継されるか、どのカードが配信されるかは順次発表されていくため、大会公式サイトや番組表の最新情報をチェックしておくと安心です。
大津の初戦は北海戦 日程・会場・キックオフ時間
組み合わせ抽選会の結果、大津はDブロックに入り、1回戦から北海道代表・北海高校と対戦することが決まりました。
現時点で公表されている試合情報は次の通りです。
・ラウンド:1回戦
・対戦カード:北海(北海道) vs 大津(熊本)
・日時:2025年12月29日 14時10分キックオフ予定
・会場:フクダ電子アリーナ(千葉)
同じDブロックには、大会屈指の強豪・青森山田や、伝統校の矢板中央、奈良育英なども入り、「死のブロック」とも言える厳しい組み合わせになりました。
その中で大津にとって、北海との初戦は絶対に落とせない一戦です。
北海道の雄・北海も、守備組織が整った好チームとして知られており、初戦から緊張感の高い試合になることが予想されます。
熊本県予選で見せた堅守と要所の決定力
大津は熊本県予選を、数字・内容ともに説得力のある戦いぶりで勝ち抜きました。
・準々決勝 大津 11−0 熊本学園大学付属
・準決勝 大津 5−0 熊本国府
・決勝 大津 1−0 ルーテル学院
3試合で17得点・0失点。大量得点を奪いながら、守備では1点も許さないという、攻守両面のバランスの良さが際立つ結果となりました。
特に決勝・ルーテル学院戦は、インターハイ予選決勝と同じカードの「再戦」。
夏の大会ではPK戦までもつれ込む接戦となりましたが、今回は大津が90分の間にFW山下虎太郎のゴールで試合を決め、クリーンシートでリベンジを果たしています。
県予選を通して、「点を取るべきところで取り、守るべきところは守り切る」という勝ち方ができている点は、全国の舞台でも大きな強みになりそうです。
大津の注目選手たち
大津には、夏冬を通して全国レベルで注目される選手が数多く在籍しています。
ここでは、各種公式記録や報道で名前が挙がっている選手を中心にピックアップします。
山下虎太郎(FW)
大津の絶対的エースストライカーです。
インターハイでは大会得点王となる9ゴールを記録し、大津を準優勝に導きました。
ゴール前での決定力に加え、裏への抜け出しや前線からの守備でもチームをけん引する存在です。
村上慶(DF)
Jクラブへの加入が内定している注目DFで、最終ラインの軸となる選手です。
サイドバックやセンターバックとして最終ラインを支えながら、攻撃参加も積極的に行うことができます。
対人の強さとカバーリングセンスをあわせ持ち、「守備の要」としてチームを支えます。
村上葵(GK)
ゴールマウスを守る守護神です。
シュートストップ能力はもちろん、足元の技術を生かしたビルドアップにも貢献し、最終ラインの安心感を高めています。
有村颯太・岩﨑天利(MF・FW)
サイドを主戦場とするアタッカー陣です。
ドリブル突破やクロス、中央との連係からチャンスを作り出す役割を担い、相手にとっては常に脅威となる存在です。
県予選決勝でも、両サイドの仕掛けからゴールにつながる場面を演出しました。
福島悠士ら中盤の選手たち
ボランチやインサイドハーフの選手たちは、守備でのボール奪取と攻撃の起点作りの両方を担います。
プレミアリーグWESTでも、相手のプレスをいなして前線へボールを運ぶ役割を担っており、大津の「ゲームコントロール」のカギを握る存在です。
さらに、チームを率いる山城朋大監督は、年代別代表に関わる経験もあり、最先端の指導を高校現場に落とし込んでいる点でも注目されています。
全国制覇へのポイントと大津の「勝ち筋」
夏のインターハイ準優勝、熊本県予選5連覇という実績を持つ大津が、冬の選手権で日本一をつかむためには、いくつかのポイントが重要になりそうです。
エース山下の得点力を全国でも発揮できるか
インターハイ得点王となった山下虎太郎が、選手権でもゴールを量産できれば、大津の優勝への道は一気に近づきます。
マークが厳しくなる中で、どれだけ決定機を逃さず仕留められるかがカギです。
村上慶を中心とした最終ラインの安定
強力なディフェンスラインは、熊本県予選で無失点と強さを証明しました。
全国では、空中戦やセットプレーの守備、カウンターへの対応など、1つのミスが命取りになります。
集中力を切らさず戦い続けられるかが重要です。
Dブロックの激戦をどう勝ち抜くか
青森山田や矢板中央など、全国常連・優勝候補級の高校が同じブロックに入っているため、北海との1回戦を突破した後も毎試合が山場になります。
1試合ごとのプランニングと、相手に応じた柔軟な戦い方が求められます。
夏の悔しさを「プラスのエネルギー」に変えられるか
インターハイ決勝で味わった悔しさを、冬の大会での原動力に変えられるかどうかも大きなテーマです。
「あと一歩届かなかった夏」を知るメンバーが多く残っているからこそ、その経験を冷静さと勝負強さにつなげたいところです。
短期決戦でのコンディション管理
プレミアリーグWEST、インターハイ、県予選と長いシーズンを戦ってきた大津にとって、冬の選手権はまさに「集大成」です。
連戦の中での疲労やケガのリスクをどう抑えるか、メンバー構成や交代策も含めたチームマネジメントが問われます。
まとめ 大津は全国高校サッカー選手権2025で悲願の日本一を狙う
ここまで、全国高校サッカー選手権大会2025に出場する大津について、
・熊本県予選での成績と全国出場決定までの流れ
・大会の日程や会場、1回戦・北海戦の試合情報
・チームの特徴と注目選手
・全国制覇に向けたポイント
を整理しました。
夏のインターハイ準優勝、県予選5連覇、そして全国レベルのタレントをそろえる大津は、今大会でも優勝候補の一角であることは間違いありません。
「あと一歩届かなかった夏」の悔しさを胸に、冬の選手権で悲願の日本一をつかめるのか。
年末年始の試合日程をチェックしながら、大津の戦いぶりをぜひ追いかけてみてください。




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