徳村楓大 経歴とプロ入りへの道 J1町田ゼルビア内定ストライカーのプロフィールと高校時代の実績まとめ

・徳村楓大がどんな経歴でプロ入りを決めたのか整理して知りたい
・身長やポジションなど、基本プロフィールを一目で押さえておきたい
・J1 FC町田ゼルビアでどんな役割が期待されているのかイメージしておきたい

スポーツオヤジ
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この記事では、徳村楓大のプロフィール、幼少期から神村学園に至るまでの歩み、高校サッカーでの実績、そしてFC町田ゼルビアでのプロキャリア内定までを、公開されている情報にもとづいてまとめます。

徳村楓大のプロフィール

徳村楓大は2007年11月26日生まれのサッカー選手です。出身地は沖縄県名護市で、身長169センチ、体重65キロと発表されています。

ポジションはフォワードで、サイドハーフなど中盤の一角でもプレーできるアタッカータイプです。利き足は右足とされています。

所属歴
大北ヴァレンチ
サガン鳥栖U12
サガン鳥栖U15
神村学園中
神村学園高


という流れで、高校では神村学園サッカー部に所属しています。

高校卒業後の2026シーズンから、J1 FC町田ゼルビアに加入することがクラブから発表されており、ここから本格的なプロキャリアがスタートします。

幼少期からサガン鳥栖下部組織時代まで

徳村はサッカーが盛んな家庭で育ちました。名護市の大北ヴァレンチでプレーし、父が監督を務め、兄たちも地元で知られた選手というサッカー一家の中で、幼い頃からボールに親しんできました。

小学生の頃には同学年だけでなく上級生チームでもプレーし、スピードと細かいドリブル技術で頭角を現します。その才能が評価され、小学5年のタイミングでJリーグクラブ、サガン鳥栖のジュニアチームに加入。父と兄と共に佐賀へ移り、U12、U15のカテゴリーでプレーしました。

しかし中学生の途中で家庭の事情により沖縄へ戻る話が出て、一度はサッカーをやめて勉強に力を入れることも考えたとされています。その時期に届いたのが、神村学園中等部からのオファーでした。徳村はこの誘いを受け、再び本格的にサッカーに向き合う道を選びます。

神村学園中高時代の活躍と実績

神村学園中に進学した徳村は、突破力と得点力を武器に実力を伸ばし、高校でもそのまま神村学園に進みます。

高校サッカーでは全国レベルの舞台で結果を残しています。全国高校総体では、2024年大会で4得点を挙げてチームの準優勝に貢献し、自身も優秀選手に選ばれました。翌2025年大会では怪我の影響もあり得点は1にとどまったものの、神村学園は大会初優勝を達成し、徳村も2年連続で優秀選手に名を連ねています。

リーグ戦でも結果を出しており、高円宮杯U18プレミアリーグWESTでは、2025シーズンに10得点を記録して得点ランキング上位に位置しています。ゲキサカ

さらに、第104回全国高校サッカー選手権鹿児島予選では、準決勝と決勝でいずれも前半早い時間帯に先制ゴールを決め、チームの県大会優勝に大きく貢献しました。クロスからペナルティーエリア内に飛び込んで決める形を得意としている様子がうかがえます。

FC町田ゼルビアが評価したポイントとプロ内定

2025年11月7日、FC町田ゼルビアは徳村楓大の2026シーズン新加入内定を発表しました。クラブは公式発表の中で、インターハイでの得点と優秀選手受賞歴、プレミアリーグWESTでの10得点という実績を紹介し、高卒でプロ入りするタレントとして期待を示しています。

本人コメントでは、幼い頃からの目標だったプロサッカー選手としてのキャリアを町田で始められることへの喜びと、支えてきた家族や指導者への感謝、そしてひとつひとつのプレーに魂を込めてチームの勝利に貢献したいという思いが語られています。

高校段階で既に全国大会とプレミアリーグの両方で数字を残している点、サイドでも中央でもゴール前に顔を出せる機動力、勝負どころで決め切るメンタリティなどが、クラブにとって大きな評価ポイントになっていると考えられます。

ポジションとプレースタイル

徳村楓大は、主にフォワードとして登録されていますが、サイドハーフなど攻撃的な中盤でも起用されることがあるアタッカーです。

特徴としてよく挙げられているのが、スピードに乗ったドリブル突破と、細かいボールタッチで相手をかわす技術です。沖縄の地元クラブ時代から年上相手の試合で通用していたと言われており、小柄ながら前を向けば一気にゴールへ迫る推進力があります。

もうひとつの持ち味が、ペナルティーエリア内でのポジショニングとフィニッシュワークです。クロスに対してペナルティースポット付近へ入り込む動きからのシュートで得点を重ねており、県予選決勝でも同じ形から先制点を奪っています。

利き足は右で、右足でのシュートだけでなく、左サイドに流れてカットインする形や、裏へ抜けるスプリントなど、多彩な動きで相手守備陣に脅威を与えるタイプと言えます。

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今後のプロキャリアで注目したいポイント

インタビューでは、徳村自身が「プロの世界で活躍し、その先に海外でプレーすることも目標」と語っており、高校段階から先を見据えたビジョンを持っていることが分かります。

FC町田ゼルビアでは、高い戦術理解が求められる中で、自分のストロングポイントであるスピードとゴール前での決定力をどこまで発揮できるかが、プロキャリア序盤の大きな見どころになりそうです。

沖縄の地元クラブからサガン鳥栖のアカデミー、神村学園での全国タイトル、そしてJ1クラブへの加入内定という流れは、高校サッカー界でも注目されるキャリアです。高校時代の実績だけでなく、一度はサッカーを離れることも考えながら、強豪校からのオファーで再び道を切り開いたストーリーも含めて、今後の成長を追いかけたくなる選手と言えるでしょう。

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