富士山女子駅伝2025まとめ 日程・コース・出場チーム・結果速報・放送情報(随時更新)


富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝競走)は、大学女子駅伝シーズンを締めくくる年末のビッグイベントです。
静岡県富士宮市・富士市を舞台に、単独大学22チーム+選抜2チームの合計24チームが、全7区間・43.4kmのコースで「大学女子日本一」を競います。

・「2025年大会はいつ・どこで開催されるの?」
・「どの大学が出場して走るの?」
・「テレビ放送やネット配信はどうやって見ればいい?」

スポーツオヤジ
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この記事では、公式サイトや陸上競技連盟の情報をもとに、富士山女子駅伝2025の基本情報を整理しています。


【富士山女子駅伝とは】

富士山女子駅伝(全日本大学女子選抜駅伝競走)は、2013年に始まった大学女子駅伝の全国大会で、2025年大会で第13回を迎えます。

・舞台は世界遺産・富士山の麓、静岡県富士宮市〜富士市
・全7区間・43.4km(女子駅伝としては最長クラスの距離)
・単独大学22チーム+選抜2チーム、合計24チームが出場

前回2024年大会は、立命館大学が2時間21分09秒の大会新記録で優勝し、全日本大学女子駅伝(杜の都駅伝)との二冠を達成しました。

2025年は、10月の全日本大学女子駅伝で25年ぶり3度目の優勝を果たした城西大学が、「学生駅伝二冠」を目指して富士山女子駅伝に挑みます。


【富士山女子駅伝2025の基本情報】

大会名
2025全日本大学女子選抜駅伝競走(富士山女子駅伝)

開催日・スタート時間
2025年12月30日(火)10時00分スタート

開催地
静岡県富士宮市・富士市周辺

スタート
富士山本宮浅間大社前(富士宮市)

フィニッシュ
富士総合運動公園陸上競技場(富士市)

コース・区間
7区間・総距離43.4km
1区 4.1km 富士山本宮浅間大社前〜第1中継所
2区 6.8km 第1中継所〜第2中継所(富士宮市→富士市への長い下り)
3区 3.3km 第2中継所〜第3中継所(富士市街地のスピード区間)
4区 4.4km 第3中継所〜第4中継所(富士川河川敷沿い)
5区 10.5km 第4中継所〜第5中継所(最長区間・田子の浦港、吉原商店街など)
6区 6.0km 第5中継所〜第6中継所(田園地帯の直線区間)
7区 8.3km 第6中継所〜富士総合運動公園陸上競技場(“魔の坂”と呼ばれる厳しい上り)

特徴
・スタート〜フィニッシュで高低差約174mのアップダウンの激しいコース
・最終7区は4km超の急な上りが続き、高低差169mという超ハード区間
・1区〜4区は比較的スピード勝負、5〜7区はスタミナ&登りの総合力が問われます


【大会スケジュール(前日イベント含む)】

※時間・会場はいずれも公式発表に基づいています。

2025年12月29日(月)
・出場校受付 12:00〜12:30(富士市文化会館ロゼシアター)
・監督会議 13:00〜(ロゼシアター)
・プレスインタビュー 14:00〜(ロゼシアター)
・開会式 15:00〜(ロゼシアター)

2025年12月30日(火)
・10:00 スタート(富士山本宮浅間大社前)
・13:00頃 閉会式(富士総合運動公園陸上競技場)


【出場資格と24チームの仕組み】

富士山女子駅伝2025には、以下の条件を満たした24チームが出場します。

1 全日本大学女子駅伝(杜の都駅伝)の上位12チーム
2 5000m7名のチーム記録による10チーム
 ※対象期間:2025年4月1日〜11月30日に電気計時で記録したもの
3 全日本大学選抜チーム(全国8地区学連からの選抜チーム)
4 静岡県学生選抜チーム(静岡ゆかりの選手で編成)

1チームは監督1、マネージャー1、選手9名で編成され、最大14名まで登録可能です。


【出場チーム一覧(24チーム)】

単独大学22チーム+選抜2チームの一覧は以下の通りです。

全日本大学女子駅伝 上位12大学
1 城西大学(関東)
2 大東文化大学(関東)
3 名城大学(東海)
4 東北福祉大学(東北)
5 立命館大学(関西)
6 大阪学院大学(関西)
7 筑波大学(関東)
8 福岡大学(九州)
9 順天堂大学(関東)
10 日本体育大学(関東)
11 玉川大学(関東)
12 帝京科学大学(関東)

5000m7名のチーム記録による10大学
13 拓殖大学(関東)
14 東洋大学(関東)
15 大阪芸術大学(関西)
16 中央大学(関東)
17 京都産業大学(関西)
18 駿河台大学(関東)
19 東京農業大学(関東)
20 関西大学(関西)
21 神戸学院大学(関西)
22 関西外国語大学(関西)

選抜チーム
23 全日本大学選抜(全国8地区学連からの選抜)
24 静岡県学生選抜


【エントリー選手情報(2025年12月10日更新)】

エントリー選手一覧(公式PDF)が発表され、各大学の登録メンバーが出揃いました。


ここでは、優勝候補や注目校を中心に“主なエントリー選手”をピックアップしておきます。

◆城西大学(関東)
・兼子心晴(4年)5000m15分45秒84
・金子陽向(4年/主将)10000m33分34秒79
・高橋葵(3〜4年)10000m32分56秒25
・石川苺 5000m15分53秒04
・澤井風月 3000m9分29秒01
・大西由菜 5000m15分50秒42
・窪田舞 3000m9分14秒58/5000m15分58秒04
・本間香(1年)3000m9分13秒66/5000m15分31秒14
…など、1500m〜10000mまでバランス良く揃った布陣で「二冠」を狙います。

◆大東文化大学(関東)
・川瀬真由(4年/主将)5000m15分56秒台
・相場茉奈 5000m16分14秒41
・サラ・ワンジル 5000m15分00秒68のエース留学生
・蔦野萌々香 5000m16分06秒80
・平尾暁絵 5000m15分57秒86
・森彩純 5000m16分15秒03
…全日本でも上位争いを演じたメンバーが順当にエントリー。2区・5区など長い区間での勝負が注目です。

◆名城大学(東海)
・石松愛朱加 10000m33分28秒35
・上野寧々 3000m9分26秒59/5000m15分57秒93
・大河原萌花 3000m9分16秒96/5000m15分50秒81
・米澤奈々香(主将)3000m8分59秒57/5000m15分26秒64
・村岡美玖 5000m15分44秒32
・山田未唯 3000m9分14秒09/5000m15分50秒33
・橋本和叶 10000m33分12秒65
・細見芽生 10000m32分01秒91
…全日本では悔しい結果だったものの、エントリーを見ると依然として日本トップクラスの戦力です。

◆東北福祉大学(東北)
・平藤楠菜(主将)5000m16分34秒08
・小林日香莉 10000m33分37秒96
・佐々木菜月 5000m15分44秒61
・宮原なな佳 10000m33分51秒36
…地方勢としての意地を見せたいチーム。3区・4区あたりでのロングスパートに注目です。

◆立命館大学(関西)
・土屋舞琴 10000m33分02秒30
・村松結 3000m9分09秒54/5000m15分49秒33
・太田咲雪 10000m33分09秒02
・池田悠音 3000m9分15秒76/5000m15分53秒72
・山本釉未 5000m15分37秒38
・佐藤ゆあ 3000m9分12秒10
・林千華 1500m4分33秒89
…前年王者として、総合力の高さと終盤区間の粘りは今大会も健在です。

◆大阪学院大学・順天堂大学・日本体育大学・中央大学 など
・各校とも5000m15〜16分台の選手が複数名エントリー。
・全日本で好走した主力は概ね顔をそろえており、上位8校争いは混戦模様です。

◆全日本大学選抜・静岡県学生選抜
・全日本大学選抜は、北海道〜九州まで全国8地区からの選抜メンバーで構成。
・静岡県学生選抜は、静岡県内の中学・高校出身者や県内大学在学者で編成されており、地元の声援を受けての走りが期待されます。


【結果速報】


【放送・ネット配信情報】

2025年大会の放送は、以下の通り発表されています。

地上波・BS/CS
・フジテレビ系列28局で全国生中継(制作:テレビ静岡)

インターネット配信
・2025年12月10日時点では、インターネット配信の公式情報は「フジテレビ系列での全国中継」のみ明記されています
・TVerやFODなどでの配信有無は、今後公式サイトや各サービスの番組表で確認し、発表があり次第追記してください

視聴のチェックポイント
・スタート前の9:50頃から中継番組が始まる可能性あり(※実際の放送開始時刻は番組表で確認)
・年末特番シーズンのため、録画予約は早めに設定しておくと安心
・ローカル局での再放送・ダイジェスト番組が組まれる場合もあるので、静岡・関西・東海エリアの番組表も確認しておくと良いです


【コースと交通規制・観戦ポイント】

コースの特徴(おさらい)

・1区(4.1km)
 富士山本宮浅間大社をスタートし、市街地を周回する短距離区間。スタートダッシュと主導権争いが見どころ。

・2区(6.8km)
 富士宮市から富士市へ、高低差約100mの長い下り区間。スピードに乗れるか、無理をしすぎないかがカギ。

・3区(3.3km)・4区(4.4km)
 比較的平坦なスピード区間。富士川沿いの風向きがレースを左右することも。

・5区(10.5km)
 最長区間で、各大学のエース級が投入されやすい区間。しらす街道・田子の浦港・吉原商店街などを駆け抜けます。

・6区(6.0km)
 富士山を望む直線基調の区間。風とリズムをどうコントロールするかがポイント。

・7区(8.3km)
 「魔の坂」と呼ばれる長い上りが待つ最終区。残り3km付近から一気に勾配がきつくなり、逆転劇が頻発する名物区間です。

交通規制と観戦マナー

・12月30日は、富士宮市〜富士市のコース周辺で大規模な交通規制が実施されます
・公式サイト「交通規制」ページで、最新の規制図(PDF)が公開されています
・スタート地点(富士山本宮浅間大社)の周辺には立ち入り規制エリアあり。事前に地図を確認して、指定エリアから観戦しましょう

観戦時の注意点(毎年共通のお願い)
・車でのコース沿道乗り入れ・路上駐車は厳禁
・コースへの飛び出し、ランナーへの声かけのしすぎ、コーン・ロープ内への侵入は危険
・写真・動画撮影の際は、フラッシュや道路にはみ出す行為に注意
・小さな子ども連れの場合は、必ず手をつないで移動する


【優勝争いのポイントと注目校】

前回王者・立命館大学
・2024年の富士山女子駅伝を大会新記録で制覇し、6度目の優勝
・富士山の登り区間(7区)での粘りと、スピード区間の層の厚さが強み

全日本女王・城西大学
・2025年10月の全日本大学女子駅伝で25年ぶり3度目の優勝
・本間香、兼子心晴、大西由菜、金子陽向らが区間新を連発し、一気に「日本一候補」の中心に
・富士山女子駅伝で優勝すれば、悲願の「学生駅伝二冠」を達成

その他の有力校
・大東文化大学、名城大学、日本体育大学、順天堂大学、大阪学院大学など、前回大会・全日本で上位に入っている大学は、富士山でも上位争いが期待されます。


【まとめ】

・2025年の富士山女子駅伝は、2025年12月30日(火)10時スタート
・静岡・富士宮市の富士山本宮浅間大社から富士市・富士総合運動公園陸上競技場まで、7区間・43.4kmを24チームが駆け抜けます
・出場チームは、全日本大学女子駅伝上位12チーム+5000m7名の記録による10チーム+全日本大学選抜+静岡県学生選抜の計24チーム
・放送はフジテレビ系列28局で全国生中継。配信については、続報が出次第追記

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年末12月30日、女子大生ランナーたちの“ラストラン”の舞台になるのが富士山女子駅伝です。
2025年は、全日本を制した城西大学が二冠を狙い、立命館大学や名城大学、大東文化大学など伝統校がそれを迎え撃つ構図になりそうです。

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