香港国際競走2025日本馬出走予定まとめ日程発走時刻視聴方法と各レースの見どころ

香港国際競走2025について

スポーツオヤジ

この記事では香港国際競走2025の基本情報と、日本から遠征する日本馬7頭の出走レースや注目ポイントをまとめて解説します。

香港国際競走2025の基本情報

香港国際競走2025は、2025年12月14日の日曜に香港シャティン競馬場で行われる国際G1デーです。

当日は以下の4つのG1が行われます。

4競走の総賞金は130億香港ドル規模となっており、世界各地からトップホースが集まる「芝の世界選手権」ともいえるビッグイベントです。

最新情報では、日本馬は合計7頭が出走予定です。

もともとは香港カップにロードデルレイも選出されており、日本馬8頭の布陣でしたが、右前脚の不調により出走を取り消しており、現在は7頭での遠征となっています。

香港ヴァーズアーバンシックのスタミナと成長力に期待

芝2400メートルで行われる香港ヴァーズは、スタミナと地力が問われる長距離戦です。アーバンシックは日本の菊花賞路線で実績を積んできたステイヤータイプで、直線の長いシャティンの芝コースは得意の末脚を発揮しやすい条件といえます。

海外勢には欧州の強豪ステイヤーが集まりますが、時計勝負にも対応できる日本馬という点で、展開ひとつで上位争いが狙える存在です。

香港スプリントサトノレーヴとウインカーネリアンの個性派コンビ

世界的スプリント王者カーインライジングら地元の快速馬が待ち構える中、日本からはサトノレーヴとウインカーネリアンが挑戦します。

サトノレーヴ
日本でもマイルからスプリントにかけて安定した末脚を武器にしているタイプで、直線勝負に持ち込めれば一発があっても不思議ではありません。
ウインカーネリアン
もともとマイル路線で実績を上げてきた先行タイプで、今回1200メートルに挑戦します。先行力と粘りは大きな武器で、道中うまく流れに乗れれば渋太い競馬が期待できます。

香港勢が厚い一戦ですが、展開次第では日本馬の食い込みも十分考えられるメンバー構成です。

香港マイルソウルラッシュとエンブロイダリーが世界の一線級に挑む

香港マイルには、日本からソウルラッシュとエンブロイダリーが参戦します。

ソウルラッシュ
既に香港マイルで好走歴があるベテランマイラーで、地元の馬場やペースを経験している強みがあります。年齢を重ねても末脚の鋭さは健在で、再び上位進出を狙います。
エンブロイダリー
日本では春秋の牝馬G1を制した三歳牝馬で、勢いという点ではメンバー屈指の存在です。軽い走りで瞬発力も高く、シャティンの直線は持ち味を発揮しやすい舞台といえます。

香港マイルは毎年非常にハイレベルな一戦ですが、この2頭の組み合わせは日本馬としてもかなり強力な布陣です。

香港カップベラジオオペラとローシャムパークのダブルエース

芝2000メートルで行われる香港カップには、日本からベラジオオペラとローシャムパークが参戦します。

ベラジオオペラ
大阪杯連覇など中距離G1で結果を出してきた実績馬で、先行して長く脚を使えるのが大きな持ち味です。小回りでも長い直線でも対応してきた経験があり、香港の2000メートルも守備範囲といえます。
ローシャムパーク
欧州色の濃い血統らしく、タフな流れでも崩れにくいタイプです。海外遠征の経験もあり、ロマンチックウォリアーら世界トップクラスとどう渡り合うかに注目が集まります。

世界的名馬ロマンチックウォリアーが地元のエースとして立ちはだかるなかで、日本勢がどこまで迫れるかが香港カップ最大の見どころです。