ハロルド アズカ バスケ経歴まとめ 鳥取城北の留学生エースがウインターカップ準優勝からインターハイ初優勝へ駆け上がるまで

ハロルド アズカの基本プロフィール

ハロルド・アズカ選手は、鳥取城北高校でプレーする身長200cmの選手です。登録上はセンターやフォワードセンターとして紹介されることが多い一方で、外角シュートやボール運びもこなすタイプとして語られています。ナイジェリア出身で、日本の高校バスケで成長したいという思いから来日したと報じられています。

来日と鳥取城北での成長ストーリー

報道では、ナイジェリアから来日してまだ2年に満たない時期にも大舞台で活躍したと紹介されています。日本語での受け答えが上達していることも取り上げられ、チームメイトとの日常会話の中で言葉を覚えていった様子が伝えられています。環境が大きく変わる中で、短期間で実戦力を上げた点は、経歴を見る上で外せません。

ウインターカップ2024で全国に名前が広がる

2024年12月のウインターカップで、鳥取城北は男子準優勝という大きな結果を残しました。決勝では福岡大学附属大濠に57-77で敗れたものの、鳥取県勢として決勝進出自体が快挙でした。

この大会でアズカ選手は大会ベスト5にも選出されています。さらに、1回戦から決勝までの6試合で98得点、107リバウンドを記録したと報じられており、「高さ」だけでなく継続して数字を積み上げた点がインパクトになりました。

インターハイ2025で鳥取城北を初の日本一へ

2025年夏のインターハイ男子で、鳥取城北は県勢初の優勝を達成しました。決勝は八王子学園八王子との接戦で、終盤にアズカ選手の3ポイントが勝負を大きく動かしたと伝えられています。最終スコアは64-58でした。

また別の特集では、右膝の痛みで出場が心配される中でも要所で存在感を発揮し、決勝で24得点、11リバウンド、4ブロックを記録したと紹介されています。苦しい状態でも結果を出したことが、優勝の説得力につながりました。

プレースタイルは高さだけじゃない

アズカ選手の特徴は、200cmのサイズを生かしたリバウンドやブロックに加えて、外角シュートやドライブ、ハンドリングまで話題にされる点です。本人のコメントとしても「全部できる」という趣旨の発言が紹介され、理想の選手像としてNBAのジェイソン・テイタムの名前が挙がっています。

高校バスケでは「留学生＝インサイド専」のイメージを持つ人もいますが、アズカ選手は役割が一つに固定されにくいタイプです。相手の守り方によって、ゴール下でも外でも勝負できるのが強みです。

最新の立ち位置と今後の注目ポイント

2025年12月23日から29日にかけて、ウインターカップ2025が東京体育館などで開催されます。鳥取城北は前年準優勝とインターハイ優勝を経て、夏冬2冠を狙う立場になりました。

アズカ選手はチームの軸として名前が挙がる存在です。全国大会で「終盤に決め切る3P」「リバウンドで流れを切らない守備」「ブロックで相手の得点源を止める」この3点がまた出るかどうかが、見どころになりそうです。

まとめ

ハロルド アズカ選手は、鳥取城北で急成長した身長200cmのオールラウンド型プレーヤーです。

2024年ウインターカップ準優勝と大会ベスト5選出で全国に名が広がり、2025年夏のインターハイでは鳥取城北を初優勝へ導く活躍が報じられました。ウインターカップ2025では、次は「あと1勝」を取れるかが最大の注目点です。