- 「カート・スズキは日本人なの？」と国籍やルーツが気になっている人向けです。
- 経歴と実績を整理して知りたい人向けです。
- 大谷翔平との関係や、エンゼルス監督就任のポイントを押さえたい人向けです。
この記事を読むと、カート・スズキの人物像、日本とのつながり、大谷翔平とのバッテリー、そして監督就任の背景まで、理解できます。
カートスズキとは？
カート・スズキは1983年生まれの元メジャーリーグ捕手です。
ハワイ州マウイ島ワイルク出身で、カリフォルニア州立大フラトン校では名捕手として活躍しました。
2004年のドラフトでアスレチックスに入団し、メジャーではアスレチックス、ナショナルズ、ツインズ、ブレーブス、エンゼルスで16シーズンプレーしています。2014年にオールスター選出、2019年にはナショナルズでワールドシリーズ優勝を経験しています。
通算では1635試合、打率.255、143本塁打、730打点という実績を残しています。
大学時代には全米最優秀捕手「ジョニー・ベンチ賞」なども受賞しています。
カートスズキは日本人？
スズキはアメリカ生まれ・アメリカ育ちの米国籍の選手です。
日本にルーツを持つ「日系アメリカ人」で、家庭のルーツは愛知県にあります。
日本の報道では「日系3世」と紹介されることが多い一方、英語圏では「日系4世」と表現されることもあります。
いずれにせよ、スズキ本人は日本文化やハワイのローカル文化を大切にしており、日本とのつながりが強い人物です。
「日本国籍の現役・元選手」という意味の“日本人メジャーリーガー”とは区別される点に注意が必要です。
大谷翔平の元相棒？
はい、元相棒です。
スズキはエンゼルス在籍時（2021〜2022）に捕手として大谷翔平の先発時に数多くマスクをかぶりました。
2022年は大谷の先発登板のうち16試合でバッテリーを組み、投手との会話量が多く落ち着いたリードを見せる捕手として評価されていました。
チームメイトとして日々をともにした間柄であり、大谷からも信頼を得ていた存在です。
エンゼルス監督就任
2025年10月22日（日本時間）に、エンゼルスの新監督に就任しました。
現役引退（2022年）後は同球団でGM特別補佐を務め、メジャーとマイナーの指導や編成面に関わってきました。
ハワイ生まれとしては史上初のフルタイム監督となり、アジア系ルーツの監督としても貴重な存在です。
就任直後の注目点は、①投手陣の立て直し、②コーチ陣の再編成、③若手コア（捕手オホッピー、内野ネト、シャニュエルなど）の底上げです。
捕手出身ならではのゲームマネジメントとコミュニケーション力が、再建を進めるうえで鍵になります。
まとめ
カート・スズキは「日本にルーツを持つ米国人」の元捕手で、実績も人望も厚い人物です。
大谷翔平の“元相棒”として知られ、いまはエンゼルスの指揮官として新たな挑戦に立っています。
日本とのつながりを持つ監督としての手腕に、今後のMLBでも注目が集まります。
エンゼルス時代、大谷選手の相棒として活躍していた姿は記憶に新しいです。
若くて勢いのあるエンゼルスの活躍が来年も楽しみですね。
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