・イジョンフ選手がメジャー2年目でどんな成績を残しているのか知りたい。
・現地の記者やファンからの評価が気になる。
・日本人選手の2年目と比べてどうなのかが気になる。

この記事を読むと、イジョンフ選手の最新成績、メジャー関係者の評価、そして日本人メジャーリーガーの2年目の成績との比較が分かります。
イジョンフとは?

イジョンフ選手は、韓国KBOリーグで首位打者やMVPを取った実力派の外野手です。
右投げ左打ちで、コンタクト率の高い打撃と広角に打ち分ける技術が持ち味です。
メジャーではセンターを守り、走塁とバットコントロールで存在感を発揮しています。
2024年は大きな手術で出場できませんでしたが、2025年は完全復帰して挑んでいます。
イジョンフの2025年の成績は?
9月22日時点の成績は以下の通りです。
試合144 打率.261 出塁率.324 長打率.401 OPS .726
安打141 本塁打8 打点52 二塁打30 三塁打11 盗塁10(失敗2) 四球47 三振67 WAR 1.9
9月は打率.300と復調傾向にあり、シーズンを通して「序盤好調→夏に失速→終盤で復活」という流れでした。
長打は本塁打よりも二塁打・三塁打で稼ぐタイプで、チャンスメイクで貢献しています。
守備ではセンターの守備範囲がやや課題ですが、肩の強さは平均以上です。

大谷さんの活躍でやや平凡に感じてしまう人も多いかもしれませんが、現代のMLBで、260越えの成績は評価して良いと思います。
メジャー関係者の評価は?
・「内容は数字以上」という声があり、コンタクト力と甘い球を逃さない積極性が評価されています。
・課題は守備の守備範囲と夏場の失速です。年間を通して安定したパフォーマンスが求められています。
・総合的には「確実性と状況対応力に強みのある中距離打者」という評価で、さらに四球や守備面の改善でWARを伸ばせると言われています。
主な日本人メジャーリーガー2年目の成績は?

・イチロー(2002年)
157試合 打率.321 8本塁打 51打点 31盗塁 OPS .813
・松井秀喜(2004年)
162試合 打率.298 31本塁打 108打点 OPS .912
・青木宣親(2013年)
155試合 打率.286 8本塁打 37打点 20盗塁 OPS .726
・福留孝介(2009年)
146試合 打率.259 11本塁打 54打点 OPS .796
・鈴木誠也(2023年)
138試合 打率.285 20本塁打 74打点 OPS .842
イジョンフ選手はOPSやタイプ的に青木宣親選手に近い成績です。
長打力で伸ばすなら鈴木誠也選手、出塁率を伸ばすなら福留孝介選手のような成長曲線が理想と言えます。
まとめ
イジョンフ選手の2年目は、成績としては平均的ですが、内容面では進化を見せたシーズンでした。
二塁打や三塁打を生かしたギャップパワー型としての価値は高く、守備や四球を改善すれば、さらに評価を高められます。
韓国のイチローと呼ばれた期待は大きいですが、メジャーでの現実も厳しいです。
それでも健康にシーズンを過ごし、終盤に復調したことは次につながる大きな収穫です。
来季は「年間を通した安定」と「長打力の強化」がテーマになるでしょう。

今シーズンは怪我無く、最後まで走り切ってほしいです!
個人的には首位打者争いをするポテンシャルがあるバッターだと思います。
コメント