凱旋門賞2025展望|前哨戦で勢力図一新 日本馬の悲願へ有力馬とオッズ総まとめ

  • どんなレースなのか知りたい
  • 今年の有力馬を知っておきたい
  • 日本馬が勝つ可能性を知りたい
スポーツオヤジ
スポーツオヤジ

この記事を読むことで、凱旋門賞の基本情報や有力馬の特徴、そして前哨戦の結果から見える本番の展望がわかります。

凱旋門賞とは?(日本時間 10月5日(日)の22時05分発走予定)

舞台はフランスのパリロンシャン競馬場です。

距離は芝2400メートルで行われます。

3歳と古馬が同じ舞台で激突し、3歳や牝馬の斤量の軽さが結果に大きく影響します。

当日の天気で馬場は一変しやすく、雨で渋ればスタミナとパワー、乾けば瞬発力と機動力が問われます。

枠順も重要で、内目が有利、外枠は距離ロスが大きい傾向があります。

このレースは「欧州芝2400メートルの頂点」であり、日本馬は長年挑み続けながら、まだ勝てていません。だからこそ“日本競馬の悲願”と言われ、毎年の挑戦に大きな注目が集まります。

凱旋門賞2025 有力馬一覧

アヴァンチュール(4歳・牝)

戦績 2400メートルで重賞を積み重ね、今季は牝馬路線の主役格です。
主な勝鞍 ヴェルメイユ賞G1(2025年)
 フランス
鞍上 マキシム・ギュイヨン
評価 同舞台の実績は大きな強み。内枠なら持ち味が出ます。
 血統 A(欧州芝2400メートル向きの持続型血統で道悪も対応しやすい)
 実績 S(同舞台G1勝ちの裏付けは最強クラス)
 鞍上 A(ロンシャン巧者で立ち回りに安定感)

ビザンチンドリーム(4歳・牡)

戦績 通算10戦4勝。今季はサウジの長距離G2とフォワ賞G2を制しました。春の天皇賞でも2着です。
主な勝鞍 フォワ賞G2(2025年)
 日本
鞍上 オイシン・マーフィー
評価 渋った馬場に強く、先行から長く脚を使えるのが魅力です。
 血統 A(スタミナと持続力を活かせる欧州型の配合傾向)
 実績 A(前哨戦G2勝ちと国際実績で十分戦える)
 鞍上 S(ビッグレースの勝ち方を知る一流で現地適応力も高い)

クロワデュノール(3歳・牡)

戦績 日本ダービーを制覇。フランスの前哨戦でも存在感を示しています。
主な勝鞍 日本ダービーG1(2025年)、ホープフルS G1(2024年)
 日本
鞍上 北村友一
評価 3歳世代の完成度が高く、重馬場も対応できる万能型です。
 血統 A(底力型で2400メートル向きの体力を備える)
 実績 A(クラシック戴冠は最有力級の資格)
 鞍上 B(欧州大舞台の経験値でトップ級より一歩劣るが安定)

クアリフィカー(3歳・牡)

戦績 仏ダービー2着からニエル賞G2を差し切り勝ち。
主な勝鞍 ニエル賞G2(2025年)
 フランス
鞍上 ウィリアム・ビュイック
評価 3歳の斤量利を活かし、直線勝負なら上位に食い込む力があります。
 血統 A(欧州の王道路線で結果を出しやすい持続型)
 実績 A(仏ダービー上位+ニエル勝ちでローテ完璧)
 鞍上 A(国際G1常連の名手で勝負勘に優れる)

ドラクロワ(3歳・牡)

戦績 今季はコーラルエクリプスSとアイリッシュチャンピオンSを制しました。
主な勝鞍 コーラルエクリプスS G1、アイリッシュチャンピオンS G1(2025年)
 アイルランド
鞍上 クリストフ・スミヨン(前走)
評価 中距離の瞬発力は最上位級。2400メートル対応がカギです。
 血統 A(スピード×底力型で距離延長もこなす下地)
 実績 S(欧州一線級を撃破して格は最上位)
 鞍上 S(ロンシャンの勝ち方を知る名手起用なら強力)

ミニー・ホーク(3歳・牝)

戦績 英オークス、愛オークス、ヨークシャーオークスを制覇。
主な勝鞍 英オークスG1、愛オークスG1、ヨークシャーオークスG1(2025年)
 アイルランド
鞍上 ライアン・ムーア
評価 3歳牝馬のエース。斤量の利を活かせば怖い存在です。
 血統 A(スタミナと持続脚を備えやすい牝系の強み)
 実績 S(英愛のオークス制覇は王道中の王道)
 鞍上 S(展開読みと位置取りが巧みで大舞台に強い)

ソジー(4歳・牡)

戦績 春にガネー賞G1とイスパーン賞G1を連勝。
主な勝鞍 ガネー賞G1、イスパーン賞G1(2025年)
 フランス
鞍上 マキシム・ギュイヨン想定
評価 自在に動けるのが強み。2400メートルで折り合えるかがポイントです。
 血統 B(中距離向きのキレ寄りでスタミナ戦は課題)
 実績 A(古馬G1複数勝ちは高評価)
 鞍上 A(地の利を活かせるロンシャン巧者想定)

カルパナ(4歳・牝)

戦績 英G1勝ち実績あり。直近はセプテンバーSで2着。
主な勝鞍 英牝馬G1勝利
 イギリス
鞍上 未定
評価 良馬場での切れ味は上位。馬場次第で浮上の可能性があります。
 血統 B(良馬場で良さが出るスピード寄り)
 実績 B(G1実績はあるが2400メートルの裏付けがやや薄い)
 鞍上 B(騎手未定要素で上振れも下振れもあり)

アロヒアリイ(3歳・牡)

戦績 通算5戦2勝。仏遠征初戦の重賞でいきなり勝利しました。
主な勝鞍 ギヨームドルナノ賞G2(2025年)
 日本
鞍上 クリストフ・ルメール
評価 3歳の軽さと先行力が魅力。ロングスパートで押し切る形が理想です。
 血統 A(スタミナと持続力に寄った日本勢らしい配合で欧州適性が見込める)
 実績 B(G2勝ちで勢いはあるが最上位G1の裏付けはこれから)
 鞍上 S(ロンシャンでの経験豊富で勝負所の判断が的確)

海外想定オッズ(日本時間9月29日 編集時点の目安)

※ブックメーカーにより差があります。

アヴァンチュール 5.5
ミニー ホーク 6.0
クロワデュノール 13.0
ソジー 13.0
ビザンチンドリーム 13.0
カルパナ 17.0
クアリフィカル 15.0
アロヒアリイ 26.0

発走時間(日本時間)
本番の発走予定は10月5日 日曜 22時05分です。運営の都合で前後する場合があります。

参考レース結果

ヴェルメイユ賞 (2025年9月7日・パリロンシャン・芝2400メートル)

アヴァンチュールが同舞台で完勝。折り合いから加速まで無駄がなく本番直結の内容でした。

フォワ賞 (2025年9月7日・パリロンシャン・芝2400メートル)

ビザンチンドリームが好位から押し切り勝ち。稍重馬場を苦にせずタフな内容でした。

ニエル賞 (2025年9月7日・パリロンシャン・芝2400メートル)

クアリフィカーが差し切り勝ち。3歳の軽さを活かした内容でした。

アイリッシュチャンピオンS (2025年9月13日・レパーズタウン・芝2000メートル)

ドラクロワが豪華メンバーを撃破。2000メートルでの瞬発力は超一級です。

レース展望

今年は3歳と牝馬の層が厚く、斤量利がそのまま結果に直結しやすい年です。

良馬場ならアヴァンチュールやミニー・ホークが優勢。

渋馬場ならビザンチンドリームやクロワデュノールの持久力が光ります。

クアリフィカーは3歳の軽さで直線勝負がはまれば浮上可能。

ドラクロワは総合力、ソジーは自在性、カルパナは条件次第でチャンス。

アロヒアリイは成長途上ながら勢いがあり、一発を秘めます。

まとめ

凱旋門賞2025は実力伯仲の年です。

注目は同舞台で実績を持つアヴァンチュール、タフ馬場に強いビザンチンドリーム、そして日本ダービー馬クロワデュノールです。

3歳や牝馬の斤量利をどう活かすかが鍵になります。

枠順、馬場状態、直前の調整をしっかり確認すれば、より深くレースを楽しめます。

歴史的瞬間を期待しながら、本番を待ちましょう。

スポーツオヤジ
スポーツオヤジ

日本競馬界にとって悲願である「凱旋門賞制覇」
前哨戦での日本馬の活躍から、例年以上に期待が高まっています。
10月5日は是非、皆さんで応援しましょう!!

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました