・佐々木朗希は本当にWBC日本代表に入るのか現時点の情報を知りたい
・予備ロースターなど仕組みが分かりづらいので整理しておきたい
・2026年WBCの日程や会場 日本戦のイメージも合わせて押さえておきたい

この記事を読めば
・佐々木朗希のWBC日本代表入りが「どこまで決まっているのか」
・2023年大会での実績やドジャース移籍後の状況を踏まえた侍ジャパンでの役割予想
・2026年WBCの基本情報と視聴方法の概要
を一通りキャッチできるように整理してお伝えします。
佐々木朗希のWBC日本代表入り報道の現在地
2026年に開催される第6回WBCに向け 日本代表の予備ロースターが各国で提出されました。報道によると ロサンゼルスドジャースの佐々木朗希投手は 日本代表の35人予備ロースター入りが判明した投手のひとりとされています。
この35人予備ロースターは 大会運営側に提出する「一次登録」のようなもので ここから最終的に30人の本大会ロースターが決まります。予備ロースターは非公開が原則で 個別に選手名が報じられているのは 一部記者やメディアの取材による情報です。
現時点で日本代表入りを公式に表明しているのは 大谷翔平投手兼指名打者で 佐々木朗希はあくまで予備ロースター入りが報じられている段階です。ただ 複数の報道では「最終ロースター入りは有力」とされており 事実上 日本代表の一員として見られている状況と言えます。
2023年WBCでの投球内容と国際大会での評価
佐々木朗希は 2023年WBCですでに侍ジャパンの一員として投げています。チェコ戦とメキシコ戦の二試合に先発し 合計七回三分の二を投げて防御率三点五二 奪三振十一という成績を残しました。
特にメキシコとの準決勝では 平均球速一六〇キロ前後のストレートを投げ込み 最高球速はおよそ一六四キロまで到達したと伝えられました。序盤に本塁打を浴びて失点したものの 圧倒的なボールの力は世界のスカウトやファンに強い印象を残しています。
この大会を通じて 佐々木は「短期決戦で一気に試合の流れを変えられる先発」として国際的な評価を高め 今回の2026年大会でも侍ジャパン先発陣の中心候補と見られています。
ドジャース移籍後の経歴と2025年シーズンのコンディション
佐々木は2025年1月にポスティングを経てロサンゼルスドジャースと契約し メジャーリーグに挑戦する道を選びました。契約はサインボーナス約六百五十万ドルを含むマイナー契約扱いですが メジャー有数のトッププロスペクトとして高い期待を集めていました。
開幕は先発ローテーションの一角としてスタートしましたが 5月に右肩インピンジメントを発症し 15日間の負傷者リストに入り その後60日間のリストへ移行しました。シーズン前半は1勝1敗 防御率四点台半ばと 苦しい立ち上がりだったことも事実です。
リハビリを経て9月下旬に復帰した際には ブルペンからの起用に切り替えられ ポストシーズンではリリーフとして無失点投球を続け ドジャースのワールドシリーズ制覇にも貢献しました。短いイニングを全力で投げる形で 球威とスプリットの威力が再び際立ったシーズン終盤だったと言えます。
このような経緯から 2026年シーズンは再び先発ローテーションに戻す方針が伝えられており その流れの中にWBCでの登板も位置づけられると見られています。
予備ロースター35人と最終ロースター30人の仕組み
2026年WBCでは 各国代表がまず35人の予備ロースターを大会側に提出し その後 30人の最終ロースターに絞り込む方式が採用されています。予備ロースターの提出期限は大会の数か月前に設定されており 現在はその内々のリストが整った段階です。
予備ロースターは 非公開が原則ですが 一部選手については代理人や関係者筋から情報がメディアに伝わる形で名前が出ています。佐々木朗希も まさにそうした形で「日本の予備ロースター入り」と報じられた選手です。
また 大会レギュレーション上 前シーズンに60日間の故障者リスト入りがあった選手は 球団側がWBC参加を拒否できる権利を持つとされています。この条件に佐々木は該当しますが 現段階では ドジャースは原則として選手の参加を尊重する姿勢が伝えられており 実際に参加を阻む決定がなされたという情報は出ていません。
侍ジャパン投手陣の中で想定される佐々木朗希の役割
侍ジャパンの投手陣は すでに大谷翔平 などメジャー組とNPBのトップクラスが組み合わさる豪華な顔ぶれになると見られています。その中で佐々木は
・球数や登板間隔を管理しながらの先発
・短期決戦での中3日前後の登板プラン
・状況によっては終盤のリリーフ起用
といった柔軟な役割が想定されています。2025年シーズン終盤にリリーフとして高いパフォーマンスを見せたことは こうした選択肢を広げる材料になっています。
一方で 肩のトラブルを抱えた直後のシーズンであることから 大会での球数や連投は抑えめになる可能性もあります。侍ジャパンの首脳陣とドジャースがどのような調整を行うかは 今後の大きなポイントです。
2026年WBCの基本情報と日本戦のイメージ
2026年WBCは 3月5日から17日までの予定で開催されます。1次ラウンドは東京 ヒューストン サンフアン マイアミの4会場に分かれて実施され 準決勝と決勝はマイアミのローンデポパークで行われる予定です。
日本は前回王者として東京ドーム開催のプールに入っており 初戦を含む1次ラウンド数試合をホームに近い環境で戦うことになります。ここに佐々木朗希が先発としてマウンドに上がれば 2023年大会に続いて日本中が大きな注目を寄せる展開になるでしょう。
日本国内の配信については 2026年大会の全試合を動画配信サービスが独占配信することが発表されており 地上波やBS CSと組み合わせて 多様な視聴手段が用意される見込みです。
まとめ 佐々木朗希のWBC日本代表入りはどこまで決まっているのか
現時点で言えるのは
・佐々木朗希は日本代表の35人予備ロースター入りが複数メディアで報じられている
・最終ロースター30人入りは有力視されているが 公式発表はこれから
・2025年シーズンは肩の故障から復帰し ブルペンで結果を残してシーズンを終えた
・ドジャース側は原則として選手のWBC参加を支持するとされている一方 肩の状態を見ながら慎重に判断していく必要がある
という状況です。
今後は
・日本代表の最終ロースター発表
・侍ジャパン強化試合での起用法
・ドジャースのキャンプでの登板状況
などを追うことで 佐々木朗希がどのような形で2026年WBCに臨むのかがよりはっきりしていきます。



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