・堤聖也vsノニトドネアの試合がいつどこで行われるのか知りたい
・高見亨介やアンソニーオラスクアガの世界戦のポイントを整理したい
・NEXT BOXINGをどのサービスでどう視聴すれば良いか確認したい

この記事では、2025年12月17日に両国国技館で開催されるU-NEXT BOXING.4(通称NEXT BOXING)の大会概要とトリプル世界タイトルマッチ3試合の見どころ、視聴方法を分かりやすくまとめます。
NEXT BOXINGとは何か U-NEXT発のボクシングシリーズ
NEXT BOXINGは、動画配信サービスU-NEXTが手がけるボクシング興行シリーズで、日本人の世界タイトルマッチを軸にした大会として2024年からスタートしました。これまでの大会では、寺地拳四朗や比嘉大吾、高見亨介など日本を代表する世界王者の試合が組まれ、シリーズ全体がブランド化しつつあります。
U-NEXT BOXING.4となる今回は、バンタム級とライトフライ級、フライ級で世界タイトルマッチが並ぶトリプル世界戦です。どの試合も階級トップクラス同士の激突で、シリーズの中でも特に豪華なラインナップになっています。
大会概要 日程 会場 視聴方法
まずは基本情報を整理します。
・大会名
U-NEXT BOXING.4(通称 NEXT BOXING)
・日程
2025年12月17日 水曜日
・会場
東京 両国国技館
・メインカード
WBA世界バンタム級王座統一戦 堤聖也vsノニトドネア
WBA・WBO世界ライトフライ級王座統一戦 高見亨介vsレネサンティアゴ
WBO世界フライ級タイトルマッチ アンソニーオラスクアガvs桑原拓
・開始時間目安
夕方から第1試合開始予定で、U-NEXTでは17時台からライブ配信が行われるスケジュールになっています。
・視聴方法
興行全体はU-NEXTによる独占ライブ配信で、会員であればスマホやテレビアプリから視聴できます。ボクシング興行専用のペイパービューではなく、月額会員向けのライブ配信として案内されています。
会場観戦したい人向けには、リングサイド席から指定席まで複数の券種が用意されており、チケットはローソンチケットなどで販売されています。
メインイベント 堤聖也vsノニトドネア WBAバンタム級王座統一戦
メインはWBA世界バンタム級の団体内王座統一戦、堤聖也vsノニトドネアです。
堤聖也はWBA世界バンタム級正規王者で、日本ボクシング界が誇る新世代のチャンピオンです。2025年2月の防衛戦では序盤にダウンを喫しながらも立て直し、逆転でベルトを守る粘り強さを見せました。
対するノニトドネアは、かつて5階級制覇を達成したレジェンドで、現在はWBA世界バンタム級暫定王者です。40代に入っても世界のトップレベルで戦い続けており、日本でも井上尚弥との激闘で広く知られています。今回の試合に向けて「日本での自分の歴史を書き換える」と意気込みを口にしており、再起に懸ける思いの強さが伝わります。
このカードのポイントは、若く伸び盛りの堤と、大舞台での経験値に優れるドネアという構図です。堤はスピードと回転の速い連打、ボディ攻撃で主導権を握りたいところです。一方のドネアはタイミングの良い左フックやカウンターが武器で、堤が前に出る瞬間を狙ってくる展開が予想されます。早いラウンドからペースをつかむのか、それとも中盤以降に勝負が動くのかが見どころです。
セミファイナル 高見亨介vsレネサンティアゴ ライトフライ級王座統一戦
セミファイナルは、WBAとWBOの世界ライトフライ級王座統一戦です。
WBA王者の高見亨介は、2025年7月の世界初挑戦で当時の王者エリックロサをTKOで破り、一気に世界の注目を集めました。23歳にしてプロ戦績は10戦10勝8KOと無敗で、攻撃的なスタイルとスピードを兼ね備えたホープです。
WBO王者レネサンティアゴは技巧派タイプで、フットワークとタイミングの良いコンビネーションを武器にポイントを重ねる選手です。2025年3月には岩田翔吉を破って王座を獲得しており、こちらも実績十分のチャンピオンです。
この試合では、高見がプレッシャーをかけて前に出る展開になりやすく、サンティアゴがいかにサイドステップとカウンターで高見の攻撃をいなすかが鍵になります。高見がボディ攻撃で相手の足を止められれば後半に倒し切る場面も見えてきますし、逆にサンティアゴが距離を保ったまま手数で上回れば判定勝負にもつれ込みそうです。
セミセミファイナル オラスクアガvs桑原拓 フライ級世界戦の焦点
セミセミファイナルは、WBO世界フライ級タイトルマッチ、王者アンソニーオラスクアガvs挑戦者桑原拓です。
オラスクアガはアメリカ出身のWBO世界フライ級王者で、プロ戦績は11戦10勝7KO1敗と高いKO率を誇ります。日本のリングでもタイトル獲得戦や防衛戦を重ねており、2024年以降は加納陸や京口紘人ら強豪を破って評価を高めてきました。
挑戦者の桑原拓は大橋ジム所属で、戦績は16戦14勝9KO2敗。アマチュア時代から国内タイトルをいくつも獲得しており、プロでも東洋太平洋フライ級王座を手にしてきました。2024年にはユーリ阿久井政悟のWBA世界フライ級王座に挑戦した経験もあり、今回が2度目の世界挑戦です。
オラスクアガは前後左右のフットワークと連打が持ち味で、ペースを握ると一気にラッシュをかけて試合を決めてしまうタイプです。対する桑原はリズムの変化と多彩なコンビネーションで相手を崩すスタイルで、細かいジャブとボディワークで王者の勢いを削れるかどうかが勝負どころになります。序盤から主導権争いが激しくなりそうなカードです。
アンダーカードと興行全体の流れ
トリプル世界戦に加えて、U-NEXT BOXING.4では西本剛vs江崎由の4回戦や、元世界王者ユーリ阿久井政悟の再起戦なども組まれており、興行全体としてもボリュームのある内容になっています。
アンダーカードから世界戦まで、夕方から夜にかけて試合が続いていく形なので、配信で見る場合は早い時間からログインしておくと安心です。会場観戦の場合は、開場時間に合わせて余裕を持って到着し、入場列やグッズ売り場の混雑を見越して行動しておくとストレスなく楽しめます。
まとめ 当日の楽しみ方とチェックポイント
NEXT BOXINGは、堤聖也vsノニトドネアの世代対決だけでなく、高見亨介vsレネサンティアゴの王座統一戦、オラスクアガvs桑原拓のフライ級世界戦と、どの試合もメイン級のカードが並ぶ豪華興行です。
・バンタム級では若い堤がレジェンドのドネアにどう立ち向かうか
・ライトフライ級では無敗王者の高見が統一戦で真価を問われる
・フライ級ではオラスクアガの攻撃力と桑原のテクニックがどう噛み合うか
このあたりを意識しながら見ると、ラウンドごとの駆け引きや試合展開がより立体的に楽しめます。U-NEXTのライブ配信でじっくり見るのはもちろん、会場観戦ができる人は両国国技館の熱気を体感する良い機会です。



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