・鍵山優真が何点で優勝したのかを、まず最短で知りたい
・佐藤駿や三浦佳生など上位の順位と点数を、まとめて確認したい
・ショートとフリーで何が起きたのかを、数字でスッと理解したい

この記事では、全日本フィギュア2025男子の最終結果を、合計点と内訳まで整理します。点数の意味もかみくだいて書くので、初めて見る人でも追える内容です。
【大会の基本情報】
今大会は第94回全日本選手権大会で、2025年12月18日から21日に東京の代々木第一体育館で開催されました。男子は12月19日にショート、12月20日にフリーが行われています。
【全日本フィギュア2025男子 最終結果】
男子は鍵山優真が合計287.95点で優勝しました。2位は佐藤駿で276.75点、3位は三浦佳生で261.18点です。4位は中田璃士248.65点、5位は山本草太238.94点、6位は友野一希229.74点でした。上位争いは大きく点差が開きすぎず、フリーの出来で順位が動いたのが特徴です。
【鍵山優真の優勝はショートの貯金が決め手】
鍵山優真はショートで104.27点を出して首位に立ちました。技術点58.12点に加え、演技全体を評価する構成点が46.15点と高く、減点はありません。
フリーは183.68点で2位でした。内訳は技術点92.73点、構成点91.95点で、減点が1.00点あります。
合計287.95点という数字は、ショートで先にリードを作り、フリーでも大崩れしなかったことの積み重ねです。
【佐藤駿はフリー首位で大逆転 それでも届かなかった理由】
佐藤駿はショートが87.99点で5位スタートでした。フリーでは188.76点でトップに立ち、技術点は103.24点と高得点です。減点が0.00点だった点も大きく、ミスの少なさが数字に表れました。
ただし総合では276.75点で2位です。ショートの出遅れが最後まで響き、ショートの差をフリーだけで完全には埋め切れなかった形になりました。
【三浦佳生 中田璃士 山本草太 友野一希の位置づけ】
3位の三浦佳生はショート95.65点で2位、フリー165.53点で3位、合計261.18点です。ショートの強さが目立ちました。
4位の中田璃士はショート89.91点で3位、フリー158.74点で4位、合計248.65点です。2日間を通して大きく崩さずまとめています。
5位の山本草太はショート82.21点で6位、フリー156.73点で5位、合計238.94点です。順位を一つずつ上げてフィニッシュしました。
6位の友野一希はショート88.05点で4位、フリー141.69点で7位、合計229.74点です。フリーで点を伸ばし切れず、総合も一つ下げました。
【数字の見方を簡単に補足】
結果表には、合計点のほかに技術点と構成点が出ます。
技術点はジャンプやスピン、ステップなどの出来に近い点数です。構成点は演技の完成度や表現、滑りの質などをまとめて評価した点数です。減点は転倒などで引かれる点数で、わずかでも合計に効いてきます。今回の上位争いは、ショートの順位と減点の有無が、総合順位に直結しました。
【まとめ】
全日本フィギュア2025男子は、鍵山優真が合計287.95点で優勝し連覇を達成しました。鍵山はショート104.27点で先に抜け出し、フリー2位でも逃げ切りました。佐藤駿はフリー188.76点で首位の巻き返しを見せて総合2位。3位以下も点差が大きすぎず、今後の選考や国際大会に向けて注目が続きます。




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