・秋の始動戦毎日王冠の有力馬を知りたい
・各馬の近況と買い材料と不安材料を知りたい
・東京芝1800で走るタイプを見極めたい

本記事を読むことで、有力馬の戦績や主な勝ち鞍や想定騎手や直近成績を一覧で把握できることです。比較の軸が分かりやすくなり、予想の下地ができます。
毎日王冠2025 有力馬一覧

チェルヴィニア(牝4|戦績:10戦4勝)
主な勝ち鞍:優駿牝馬 G1、秋華賞 G1、アルテミスS G3
直近2走:しらさぎS G3 7着(2025.6.22 阪神1600m)/ドバイシーマクラシック G1 6着(2025.3.29 メイダン2410m)
評価:血統A/実績S/適性A
→ 牝馬二冠の実績は層が厚い東京1800mでも強力です。ぶっつけでも能力で足りる計算です。
シックスペンス(牡4|戦績:8戦5勝)
主な勝ち鞍:中山記念 G2、毎日王冠 G2、スプリングS G2
直近2走:安田記念 G1 12着(2025.6.8 東京1600m)/大阪杯 G1 7着(2025.4.6 阪神2000m)
評価:血統A/実績A/成長力A
→ 春はG1で結果が出ませんでしたが、東京1800mは昨年Vのベスト舞台です。
エルトンバローズ(牡5|戦績:16戦6勝)
主な勝ち鞍:毎日王冠 G2(2023)、ラジオNIKKEI賞 G3
直近2走:中京記念 G3 8着(2025.8.17 中京1600m)/マイルCS G1 2着(2024.11.17 京都1600m)
評価:血統B/実績A/瞬発力A
→ 毎日王冠は勝ち鞍。距離1800mなら巻き返しが見込めます。
ホウオウビスケッツ(牡5|戦績:16戦5勝)
主な勝ち鞍:函館記念 G3、巴賞 OP
直近2走:札幌記念 G2 7着(2025.8.17 札幌2000m)/大阪杯 G1 5着(2025.4.6 阪神2000m)
評価:血統B/実績A/持続力A
→ ワンターンの東京1800mでもスピード持続力で勝負になります。
レーベンスティール(牡5|戦績:13戦3勝)
主な勝ち鞍:セントライト記念 G2
直近2走:しらさぎS G3 7着(2025.6.22 阪神1600m)/AJCC G2 12着(2025.1.26 中山2200m)
評価:血統A/実績B/体調B
→ 本来は中距離型。リズム次第で上昇が見込めます。
サトノシャイニング(牡3|戦績:4戦2勝)
主な勝ち鞍:きさらぎ賞 G3
直近2走:東京優駿(日本ダービー)G1 4着(2025.6.1 東京2400m)/皐月賞 G1 5着(2025.4.20 中山2000m)
評価:血統A/世代上位A/将来性A
→ 春二冠で上位。1800mのスピード戦は合います。
ロングラン(せん7|戦績:25戦6勝)
主な勝ち鞍:マイラーズC G2(2025)、小倉大賞典 G3
直近2走:安田記念 G1 13着(2025.6.8 東京1600m)/マイラーズC G2 1着(2025.4.27 京都1600m)
評価:血統B/実績A/安定感B
→ マイル重賞勝ちの勢いあり。距離延長もこなせるタイプです。
ジェイパームス(セ5|戦績:10戦4勝)
主な勝ち鞍:むらさき賞 3勝クラス
直近2走:中山金杯 G3 14着(2025.1.5 中山2000m)/中日新聞杯 G3 8着(2024.12.7 中京2000m)
評価:血統A/上がりA/格B
→ 1800m巧者。展開と馬場が噛み合えば上位進出可能です。
シリウスコルト(牡4|戦績:14戦4勝)
主な勝ち鞍:新潟大賞典 G3(2025)
直近2走:七夕賞 G3 8着(2025.7.13 福島2000m)/新潟大賞典 G3 1着(2025.5.17 新潟2000m)
評価:血統B/実績A/機動力B
→ 先行力が武器。東京替わりでどこまで押し切れるかが焦点です。
シルトホルン(牡5|戦績:26戦3勝)
主な勝ち鞍:プリンシパルS L
直近2走:関屋記念 G3 13着(2025.8.10 新潟1600m)/エプソムC G3 12着(2025.6.8 東京1800m)
評価:血統B/実績C/展開待ちC
→ マイペースで運べればしぶといタイプです。
ディマイザキッド(牡4|戦績:12戦4勝)
主な勝ち鞍:函館記念 G3(2025)
直近2走:函館記念 G3 1着(2025.6.29 函館2000m)/新潟大賞典 G3 2着(2025.5.17 新潟2000m)
評価:血統B/実績A/上昇度A
→ 夏に重賞制覇。斤量増でも地力で通用します。
エルゲルージ(牡6|戦績:19戦4勝)
主な勝ち鞍:レパードS G3(2024)
直近2走:ジュライS OP 6着(2025.7.6 福島1700mダ)/アハルテケS OP 3着(2025.5.31 東京1600mダ)
評価:血統B/実績B/コース適性C
→ ダートの実績が中心。芝替わりなら割引ですが、展開利があれば。
ラファドゥラ(牝5|戦績:19戦4勝)
主な勝ち鞍:五色沼特別 2勝クラス、織姫賞 1勝クラス
直近2走:日高S 3勝クラス 7着(2025.8.31 札幌1500m)/五稜郭S 3勝クラス 5着(2025.7.12 函館1800m)
評価:血統B/実績C/上がりB
→ 牝馬同士なら堅実。相手強化でどこまで食らいつけるか。
毎日王冠とは

レース概要
・施行日程 2025年10月5日 日曜
・東京競馬場 芝1800 別定 G2 3歳以上
・天皇賞秋やマイルチャンピオンシップへ直結する重要な前哨戦
・近年は上がりの速い決着が多く、瞬発力とトップスピードの持続が問われます
東京芝1800mコース紹介
・2コーナーポケット発走のワンターン。向こう正面で本線に合流
・直線は約525メートル。高低差は約2.1メートル
・コーナー半径が大きく息を入れやすいので、直線のギアチェンジと持続力の両立がカギ
・先行有利でも、差し馬の強烈な末脚が決まるケースも多い
まとめ
二冠牝馬チェルヴィニアの復帰が最大の注目点です。
ダービー4着のサトノシャイニング、舞台巧者エルトンバローズや昨年覇者シックスペンス、実績十分のレーベンスティールなど、顔ぶれは充実しています。
直前の追い切り時計、輸送後の気配、枠順と当日の馬場傾向を合わせて最終判断を行いましょう。
ワンターンの東京1800は「切れるだけでは届かない」ことも多く、長く脚を使えるタイプを高めに評価するのがおすすめです。

歴代の名馬が勝ってきた秋初戦に使われやすい重賞レースです。
今年の注目は2冠牝馬チェルヴィニアですが、逆転可能な馬が多く揃っています。
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