大相撲初場所は20日、両国国技館で10日目の取組が行われ、優勝争いが一気に混沌としてきました。
単独トップを走っていた関脇・霧島が、大関・琴櫻との直接対決に敗れ2敗に後退。
さらに、横綱・大の里が平幕の熱海富士に敗れ、熱海富士が金星を獲得すると同時に2敗を守りました。
これにより、優勝争いのトップ(2敗)は以下の5人に膨れ上がりました。
【10日目終了時点のトップ(8勝2敗)】
- 霧島(東関脇)
- 安青錦(西大関)
- 熱海富士(西前頭4)★本日金星
- 阿炎(西前頭12)
- 獅司(東前頭14)
関脇、大関、そして平幕の伏兵たち。
役者が出揃った後半戦、ここからの「つぶし合い」が見ものです。
10日目の注目取組ハイライト
■熱海富士、渾身の金星!
西前頭4枚目・熱海富士が、横綱・大の里を押し出しで破りました!
立ち合いから一歩も引かず、最後は横綱を土俵外へ。館内には座布団が舞いました。これで8勝2敗、優勝争いの主役に躍り出ました。
■琴櫻、大関の意地!霧島を止めた
「これ以上走らせるわけにはいかない」
7勝2敗の大関・琴櫻が、単独トップの霧島を寄り切りで撃破。霧島を引きずり下ろした琴櫻自身も7勝3敗とし、優勝圏内に踏みとどまりました。
■安青錦、静かに並走
新大関・安青錦は隆の勝を危なげなく押し出し、8勝目。
派手さはありませんが、確実に白星を積み重ねてトップグループを維持しています。
■平幕勢の躍進
ウクライナ出身の獅司、そして元関脇の阿炎も8勝2敗。
特に獅司のパワフルな相撲は今場所の台風の目になっています。
10日目の主な結果
| 東方 | 決まり手 | 西方 |
| 熱海富士 (8-2) | 押し出し | 大の里 (6-4) |
| 豊昇龍 (7-3) | 上手出し投げ | 王鵬 (4-6) |
| 隆の勝 (1-9) | 押し出し | 安青錦 (8-2) |
| 琴櫻 (7-3) | 寄り切り | 霧島 (8-2) |
| 獅司 (8-2) | 押し倒し | 藤ノ川 (7-3) |
| 欧勝海 (7-3) | 突き落とし | 阿炎 (8-2) |
明日11日目の取組(1月21日)
いよいよ終盤戦に突入する11日目。
注目はなんといっても「獅司 vs 阿炎」の2敗同士の直接対決です。勝った方が優勝争いに生き残るサバイバルマッチとなります。
また、結びの一番では、今日敗れて2敗となった霧島が、横綱・大の里に挑みます。霧島は連敗すれば優勝が遠のく正念場です。
幕内取組一覧
| 東方 | 決まり手 | 西方 |
| 豊昇龍 | vs | 高安 |
| 霧島 | vs | 大の里 |
| 琴櫻 | vs | 隆の勝 |
| 伯乃富士 | vs | 安青錦 |
| 王鵬 | vs | 義ノ富士 |
| 宇良 | vs | 若元春 |
| 一山本 | vs | 若隆景 |
| 大栄翔 | vs | 阿武剋 |
| 藤ノ川 | vs | 熱海富士 |
| 玉鷲 | vs | 金峰山 |
| 琴勝峰 | vs | 美ノ海 |
| 平戸海 | vs | 朝乃山 |
| 欧勝馬 | vs | 狼雅 |
| 正代 | vs | 友風 |
| 豪ノ山 | vs | 御嶽海 |
| 時疾風 | vs | 朝白龍 |
| 千代翔馬 | vs | 朝紅龍 |
| 欧勝海 | vs | 錦富士 |
| 翠富士 | vs | 竜電 |
| 獅司 | vs | 阿炎 |
| 翔猿 | vs | 羽出山 |
※左側が東方、右側が西方です。



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