全日本大学駅伝2025 戦力分析 有力校と注目選手を徹底解説

・今年はどの大学が強いのか知りたい
チームごとの強みと弱み、そして注目選手を把握したい
レースの見どころや勝負区間を押さえて観戦をもっと楽しみたい

スポーツオヤジ
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この記事を読むことで、全日本大学駅伝の基本がわかり、主要校の戦力と注目選手が分かります。さらに、勝負の分岐点と上位争いのシナリオも紹介しており、レース当日の観戦がもっと楽しくなります。

全日本大学駅伝とは

全日本大学駅伝は、名古屋の熱田神宮から伊勢の伊勢神宮までを走る全8区間およそ106.8kmの大学対校駅伝です。

毎年11月上旬に行われ、出雲駅伝と箱根駅伝と並ぶ大学駅伝三大大会のひとつです。

前半は細かなアップダウン、後半はロング区間が続きます。

特に2区・7区・8区は流れを大きく変えやすい勝負区間として知られ、エースの配置や繋ぎ区間の安定感が勝敗を左右します。

有力校戦力分析

國學院大学 連覇を狙う総合力

強み 前半の安定感と終盤の粘り。ロードでバランスよく稼げる選手が多いです。
注目選手 上原琉翔/青木瑠郁/高山豪起 など
鍵 中盤の繋ぎ区間で失速しないこと。ロング区間の配置がハマれば連覇圏内です。

駒澤大学 層の厚さとスピード

強み トラック実績のある選手が多く、2区や7区で押し切る力があります。
注目選手 佐藤圭汰/山川拓馬/鈴木芽吹世代の後継ランナー など
鍵 主力のコンディション調整。前半で主導権を握れれば優勝最有力候補です。

青山学院大学 駅伝巧者の再現性

強み 区間配置の妙とつなぎの強さ。序盤から中盤にかけて大崩れしません。
注目選手 黒田朝日(全日本区間新経験)/下級生の台頭枠 など
鍵 終盤のロング区間での勝負強さ。8区の仕上がり次第で優勝が見えるチームです。

創価大学 スピード型の破壊力

強み 一気に流れを変えられるスピードランナーが揃い、要所で区間上位を取りやすいです。
注目選手 黒木陽向/小池莉希/留学生枠ランナー など
鍵 波を小さくすること。繋ぎ区間の安定ができれば台風の目になります。

早稲田大学 総合点の高い布陣

強み 前~中盤の安定と終盤の粘り強さ。大失速が少なく総合力で上位に絡みます。
注目選手 山口智規/中谷雄飛世代を継ぐ中距離~長距離の主力 など
鍵 どこで勝負を仕掛けるか。中盤の一押しができると優勝戦線へ。

中央大学 勢いと地力の融合

強み 上位で戦えるエースと準エースが複数おり、各区間で勝てる選手を並べられます。
注目選手 吉居駿恭/溜池一太/本間颯 など
鍵 ロング区間の安定。7区・8区での耐久力が上がると頂点が見えます。

東海大学 復権をねらう伝統校

強み ロード適性の高い選手が多く、じわじわ順位を押し上げる展開が得意です。
注目選手 兵藤ジュダ/花岡寿哉/永本脩 など
鍵 前半の入り。遅れを作らずに中盤へ渡せるかがポイントです。

順天堂大学 ロング区間に強み

強み 持久型が多く、7区・8区で“最後に伸ばす”戦い方がハマります。
注目選手 石岡大侑/吉岡大翔/永原颯磨 など
鍵 中盤のブレーキ回避。波を作らなければ表彰台も十分です。

日本体育大学 安定志向の老舗

強み 大崩れが少ないチーム運用。中~終盤で順位を拾えるタイプです。
注目選手 主要区間で戦える中長距離の主力陣 など
鍵 エース区間でのもう一押し。区間上位を一つでも多く取れるか。

日本大学 前半の爆発力

強み スピードランナーの起用で2区を中心に流れを掴みやすいです。
注目選手 駅伝適性の高い留学生ランナー/日本人エースの二枚看板 など
鍵 後半の失速防止。7区・8区の底上げができれば上位フィニッシュへ。

帝京大学・城西大学・立教大学 堅実な中上位グループ

帝京 

堅守速攻型。粘って終盤に順位を上げる戦いが得意です。注目選手 主将格とロング区間の柱 など

城西 

勢いが出ると区間上位が続くタイプ。注目選手 主要区間でスピードを出せる主力 など

立教 

スピード強化が進行中。注目選手 つなぎ区間で安定する中堅~下級生 など

地区代表の注目校(ご当地勢の躍進に期待)

関西大学 

予選会でも安定したラップ。注目選手 ロング区間の柱となる主力 など

名古屋大学・岐阜協立大学(東海) 

地元の声援が追い風。注目選手 中盤区間で粘れるスピード型 など

広島経済大学(中四国) 

積極策で前半に見せ場を作るタイプ。注目選手 前半区間で仕掛けられる主力 など

志學館大学(九州) 

思い切りのよさが魅力。注目選手 勢いに乗れるスピードランナー など

予想は

本命グループは、総合力と再現性の高い國學院・駒澤・青山学院です。

対抗は早稲田・中央・創価が優勝争いへ食い込みます。展開別に三つのシナリオを想定します。

シナリオA 本命決着

2区で主導権を握った強豪が7区で差を広げて押し切り。安定運用の駒澤・青学が有利です。

シナリオB 中盤混戦

3区~6区で順位が目まぐるしく変動。繋ぎが強い國學院・早稲田・中央が浮上し、8区勝負に。

シナリオC 波乱

序盤で仕掛けたチームが流れを掴み、終盤まで粘る展開。創価・帝京・城西が表彰台候補に。

勝敗の分岐点(三つ)

一 エースをどこに置くか(2区か7区か)
二 繋ぎ区間の底上げ
三 アンカー8区の耐久力
最終的には8区で落ちないチームが勝ち切ると見ます。

まとめ

・全日本大学駅伝は区間配置と繋ぎの安定がカギ。2区・7区・8区の出来で結果が大きく変わります。

・本命は國學院・駒澤・青山学院、対抗は早稲田・中央・創価。帝京・城西・立教も上振れ余地あり。

・ご当地勢の健闘も見どころ。関西大学・名古屋大学・岐阜協立大学・広島経済大学・志學館大学に注目です。

観戦の際は、序盤の入りと7区のタイム推移、アンカーの粘りをチェックするとレースの流れがよくわかります。

応援する大学の強みと注目選手を知って、伊勢路のドラマを楽しみましょう。

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