リヤド RING V NIGHT OF THE SAMURAI 堤麗斗が4R TKO勝ちで話題に アマ9冠の経歴とプロ4連勝までの歩みを整理

・堤麗斗は何がすごいのか アマ時代の実績を整理したい
・プロ転向後の戦績と成長のポイントを押さえたい
・4回TKO勝ちの中身と今後の世界挑戦ロードをイメージしたい

スポーツオヤジ
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この記事では結果の速報よりも、堤麗斗がどんな経歴でここまで来たのかに焦点を当ててまとめます。

試合の概要 リヤドで4回TKO勝ち

堤麗斗はレオバルド・キンタナとノンタイトル戦の8回戦で対戦し、4回1分14秒TKO勝ちを収めました。これでプロ4連勝 3KOとなり、2025年を全勝で締めています。
この試合は「The Ring V」興行の一戦で、井上尚弥戦が組まれたアンダーカードとしても話題になりました。

堤麗斗のプロフィール

・出身 千葉県(千葉市 もしくは習志野市表記あり)
・スタイル サウスポー
・所属 志成ボクシングジム
・兄 堤駿斗(同じくボクサー)

※生年月日は情報源により表記ゆれがあるため、本記事では「2002年8月生まれ」として扱います。

アマチュア時代の経歴 早い段階から全国トップ

堤麗斗は小学生の頃にボクシングへ転向し、全国U-15ジュニア大会で複数回の優勝経験があるとされています。

高校では習志野高校で実績を積み、インターハイや国体、全国高校選抜などで高校5冠を達成したと報じられています。
さらに、アマ通算成績は59勝2敗というハイレベルな数字が紹介されています。

世界ユース選手権で金メダル

堤麗斗のアマ経歴で特に大きいのが、2021年の世界ユース選手権での優勝です。国際舞台で結果を出したことが、その後の評価を押し上げました。

大学 東洋大での経験とプロ転向の決断

大学は東洋大学に進学し、プロ転向に向けて自分の将来像を言語化してきたことがインタビューで伝えられています。目標として「世界王者」だけでなく、最強の称号を狙う意識も語られました。

プロ転向後の歩み 2025年に海外中心で4連勝

堤麗斗は2025年にプロへ転向し、米国やサウジアラビアの大きな興行を舞台に経験値を積んでいます。

プロ戦績の流れ

・2025年5月2日 プロデビュー 判定勝ち(米国)
・2025年7月12日 2回TKO勝ち(米国)
・2025年9月13日 1回TKO勝ち(米国)
・2025年12月27日 リヤドで4回TKO勝ち(サウジアラビア)

今回の相手 レオバルド・キンタナについて

相手のキンタナはメキシコ出身で、リング誌の記事では戦績が12勝2敗 5KOと紹介されています。前に出て接近戦を辞さないタイプで、堤にとって「簡単ではない相手」だったことが試合内容からも分かります。

堤麗斗の強みはどこか 今回のTKOが示した成長ポイント

近距離の打ち合いに強い順応力
事前想定と違う展開でも対応し、4回に右フックで流れを決定づけたことが報じられています。相手がスタイルを変えてきても崩れなかった点は、アマで積んだ経験値がプロでも生きた形です。

海外興行で勝ち切るメンタル
プロ4戦すべてが米国 サウジという環境で全勝という点は、将来の世界挑戦を見据える上でかなり大きい材料です。

今後の展望 2026年にランキング戦線へ

堤麗斗はWBA世界スーパーフェザー級でランキング入り(13位)と報じられており、ここからは「ランキング上位との一戦」をどう組むかが焦点になります。
リング誌も、今回の勝利を踏まえて2026年のランキング戦線での飛躍に言及しています。

兄の堤駿斗も世界上位で戦っているため、兄弟で同じ興行に出る機会や、話題性のあるストーリーが作れるのも強みです。

まとめ リヤド4回TKOは経歴の厚みが出た一戦

堤麗斗の4回TKO勝ちは、ただの勝利ではなく「アマで積んだ経験をプロの海外リングで再現できた」点に価値があります。
アマ59勝2敗、高校タイトル、世界ユース金という土台があり、プロでは海外中心で4連勝。次はランキング上位との対戦でどこまで通用するかが最大の見どころになりそうです。

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