2026年W杯キャンペーンでJFAオフィシャルアンバサダー「JI BLUE」が誕生！ポスターデザインへの賛否と炎上の詳細を徹底解説

SAMURAI BLUEの挑戦「最高の景色を2026」キャンペーンとは

日本サッカー協会（JFA）は、2026年に開催されるサッカーワールドカップ（W杯）に向けて、日本代表チームを応援する「最高の景色を2026」というオフィシャルキャンペーンを立ち上げました。

このキャンペーンは、選手だけでなく、ファンやサポーターも含めた「チーム一丸」となって、世界最高の舞台であるW杯で「最高の景色」、つまりW杯優勝やその過程で感動的な瞬間をみんなで共有しようという大きな目標を掲げています。

キャンペーンの主な目的は、日本代表チーム「SAMURAI BLUE」への注目度を高め、国民全体の期待と熱狂をさらに大きなものにすることです。

特に、若い世代にもサッカーの魅力を伝え、応援の輪を広げたいという狙いがあります。

スペシャルユニット「JI BLUE」のメンバー構成と役割

この重要なキャンペーンを牽引するオフィシャルアンバサダーに任命されたのが、大人気グローバルボーイズグループのJO1とINIのメンバーから選ばれたスペシャルユニット「JI BLUE」（ジェイアイ ブルー）です。

「JI BLUE」は、JO1から6名、INIから6名の計12名で構成されています。

このユニット名は、両グループ名の頭文字である「J」と「I」に、日本代表の愛称である「SAMURAI BLUE」の「BLUE」を組み合わせたものです。

彼らは、キャンペーン期間中、テレビCMやSNS、各種イベントに登場し、若者を中心にサッカー日本代表の魅力を発信していく役割を担います。

アイドルの持つ影響力を使って、これまでサッカーにあまり興味がなかった層にも熱い想いを届けることが期待されています。

なぜポスターが炎上？韓国国旗に似ているとの指摘

キャンペーンの発表後、特に注目を集めたのが、キャンペーンビジュアルやポスターの一部デザインです。

このビジュアルに描かれた円形の模様が、インターネット上のSNS（X、旧Twitterなど）で「韓国の国旗（太極旗）に似ているのではないか」という指摘を受け、大きな議論となりました。

太極旗の中央には、赤と青が渦巻く「太極」（たいきょく）と呼ばれる模様が描かれています。

今回のキャンペーンビジュアルにも、赤と青の二色が使われた円形のシンボルが使われており、これが類似しているとして、一部のユーザーから「日本のW杯キャンペーンなのに、なぜ他国の国旗を連想させるデザインを使うのか」という声が上がりました。

これが炎上と呼ばれる、インターネット上で批判的な意見や話題が爆発的に広がる現象につながったのです。

JFAがデザインに込めた真の意図とは

JFAやデザイン側から公式なコメントが出ているかは定かではありませんが、デザインの意図としては、太極旗を模倣したものではないと考えられます。

一般的に、スポーツキャンペーンにおける「円」は、団結や一体感、そしてゴールを象徴することが多いです。

また、赤と青は、日本代表のユニフォームにも使われる色であり、情熱（赤）と冷静さ・空（青）といった意味合いで、スポーツの熱気や日本のイメージを表すために使われることもあります。

しかし、SNSでは意図とは異なる解釈が広がりやすく、一度「似ている」という指摘が出ると、その話題が急速に拡散されてしまうのが現代の特徴です。

デザインが公に発表される際、協会側が多文化的な視点や他国との類似性について、より慎重な配慮が必要だったのかもしれません。

キャンペーンの今後の行方と期待

今回のポスター炎上騒動は、キャンペーンの意図とは異なる形で大きな話題となりましたが、結果として「JI BLUE」や「最高の景色を2026」というキーワードを多くの人に知らしめるきっかけにもなりました。

JFAにとって重要なのは、この騒動を乗り越え、いかにしてキャンペーン本来の目的である「SAMURAI BLUEへの応援の熱を高めるか」という点です。

アンバサダーの「JI BLUE」は、今後もさまざまな活動を通じて、若い世代を中心に日本代表への熱い想いを伝えていくことでしょう。

2026年W杯に向けて、日本代表が本当に「最高の景色」を見せてくれるのか、そしてその過程を「JI BLUE」がどのように盛り上げていくのか、今後の展開に注目が集まります。