長嶋茂雄賞の創設というニュースが、プロ野球ファンだけでなく、日本中を駆け巡りました。
- そもそも「長嶋茂雄賞」がどんな賞なのか知りたい
- この賞がなぜ創設されたのか、その背景を理解したい
- 具体的にどんな選手が選ばれるのか、選考基準を詳しく知りたい

この記事を読むことで、日本野球機構(NPB)が正式に発表した「長嶋茂雄賞」の創設目的から、選考の対象となる選手、さらには豪華な副賞まで、まとめて理解することができます。
栄光の「長嶋茂雄賞」が創設される背景と目的

日本野球界の象徴であり、「ミスタープロ野球」として長きにわたって愛された長嶋茂雄氏が、2025年6月3日に逝去されました。
日本プロ野球の発展に多大な貢献をし、多くのファンに感動を与え続けた長嶋氏の功績は計り知れないものです。
その功績を永遠に称え、後世に語り継ぐことを目的として、日本野球機構(NPB)は「長嶋茂雄賞」を創設することを決定いたしました。
この賞は、単に成績が良い選手を表彰するだけでなく、長嶋氏のプレースタイルがそうであったように、ファンを魅了する華やかなプレーを重視している点が大きな特徴です。
プロ野球が「文化的な公共財」としての価値を高めることに貢献した選手に贈られる、特別な賞なのです。
対象は「野手」に限定 沢村賞と対になる存在
長嶋茂雄賞は、日本プロ野球12球団に所属する選手のうち、野手を対象としています。
ご存じの通り、プロ野球には「沢村栄治賞」、通称「沢村賞」という、その年で最も優れた活躍をした投手に贈られるタイトルが存在します。
長嶋氏が現役時代に野手として球界を牽引したことから、この長嶋茂雄賞は、沢村賞と対になる、野手の最高峰の栄誉として位置づけられることになります。
これにより、投手だけでなく野手にも、その名誉ある功績が称えられる新たな目標が誕生したと言えるでしょう。
走攻守で顕著な活躍 ファンを魅了する選手が鍵
この賞の最も重要な選考基準は、単なる打撃成績の数字だけではありません。
長嶋茂雄賞の対象となる野手は、以下の2つの条件を満たすことが必要です。
- 走・攻・守のすべてで、その年の公式戦およびポストシーズンの公式試合において顕著な活躍をした選手であること。
- そして、グラウンド上でのプレーにおいてファンを魅了し、日本プロ野球の文化的公共財としての価値向上に貢献した選手であること。
つまり、どれだけ素晴らしい記録を残したとしても、ファンに「夢と感動」を与えるような、長嶋氏のような華のあるプレーが求められるのです。
泥臭い努力だけでなく、見る人の心を動かす力が、この賞では高く評価されます。
選考委員会はプロ野球OB等で構成される
長嶋茂雄賞の受賞者は、プロ野球のOB選手などで構成される「選考委員会」によって決定されます。
具体的な選考基準や委員会のメンバーの人選などの詳細は、今後改めて発表される予定です。
選考委員会は、レギュラーシーズンが終了し、日本シリーズもすべて終わった後に開催されます。
これは、選考基準にも含まれている通り、ポストシーズン(クライマックスシリーズや日本シリーズ)での活躍も選考材料とするためです。
シーズンを通しての安定した活躍はもちろん、大舞台での勝負強さや、ファンを熱狂させるプレーも評価の対象となります。
2026年シーズンから表彰 正賞はメダルと賞金300万円
長嶋茂雄賞の表彰は、2026年シーズンから始まります。
表彰は、シーズン終了後に毎年開催される「NPB AWARDS(NPBアワーズ)」というプロ野球の年間表彰式で行われる予定です。
受賞者には、栄誉の証として以下のものが贈られます。
- 正賞: 記念品(メダル)
- 副賞: 賞金300万円
長嶋氏の偉大な功績を永遠に称えるこの賞の創設は、若手選手にとって、記録だけでなく記憶に残る選手を目指す大きなモチベーションになることは間違いありません。
2026年以降、この賞を誰が最初に手にするのか、今から野球界の注目が集まっています。

長嶋茂雄賞は、野球の技術的な成績だけではなく、プロ野球の持つ「エンターテイメント性」や「文化的な価値」を評価する、極めて長嶋茂雄氏らしい、新しい形のタイトルと言えるでしょう。これからのプロ野球が、この賞を通じてさらに多くのファンに愛される存在になっていくことを期待しています。



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