桑原将志 西武移籍決定 DeNAからFAで電撃加入した理由と狙い 外野陣への影響と来季スタメンを徹底解説

西武ライオンズが25日、DeNAから海外FAを宣言していた桑原将志外野手と契約合意したと発表しました。

  • なぜ桑原将志がFAで西武を選んだのか知りたい
  • 西武の補強ポイントと、今回の獲得がどう結びつくのか整理したい
  • 来季のスタメンや外野陣がどう変わるのかイメージしたい
スポーツオヤジ
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この記事を読めば、桑原将志のこれまでの経歴と特徴、西武が狙ったポイント、来季の起用イメージやファンの反応まで、ひと通り押さえられます。

桑原将志 西武入り決定の概要

西武は11月25日、DeNAから海外FA権を行使していた桑原将志外野手と契約合意に達したと公表しました。

32歳の右投げ右打ち外野手で、センターを中心に守れる選手です。昨年までDeNA一筋でプレーしてきた看板選手が、パ・リーグの西武に電撃移籍する形になりました。

西武がFA宣言選手を獲得するのは、2015年オフに木村昇吾を獲得して以来およそ10年ぶり4人目とされており、球団としても覚悟を伴う補強と言えます。

桑原将志とはどんな外野手か 経歴と成績

桑原将志は1993年7月21日生まれの大阪府出身です。福知山成美高校から2011年ドラフト4位で当時の横浜に入団し、プロ入りしました。

2016年にレギュラーに定着すると、2017年には全試合出場を達成。2018年7月には阪神戦でサイクルヒットを記録するなど、打撃面でもインパクトを残してきました。

守備ではセンターを中心に広い守備範囲と安定した打球判断が持ち味で、ゴールデングラブ賞を2度受賞しています。

2024年の日本シリーズでは5試合連続打点を記録し、日本一に大きく貢献してシリーズMVPにも選ばれました。

2025年シーズンは開幕こそ故障で出遅れましたが、シーズン通算で106試合に出場。打率は2割8分台、6本塁打、OPSは7割3分台と、攻守両面で安定した働きを見せています。

西武が桑原将志を獲得した狙い

今季の西武は打線が苦しみ、チーム打率はリーグ最下位の2割3分2厘、総得点も410点にとどまったと報じられています。

得点力不足と外野の層の薄さは、オフの補強ポイントとしてたびたび名前が挙がっていました。

広池球団本部長は記者対応の中で、以前から桑原との交渉を続けてきたことに触れたうえで「ライオンズとして強くなりたいという思いがあり、そのために桑原選手の力が必要だと訴えてきた」と話しています。

DeNAが複数年契約を用意して残留交渉を続ける中での獲得ということもあり、西武側の強い熱意と、「今のチームを変えたい」という意思が伝わってくる補強と言えます。

打線と外野守備にどう影響するのか

打撃面では、桑原は3割近い打率と長打も期待できる外野手です。2025年シーズンの数字から見ても、上位打線から下位打線まで、どの打順でも起用しやすいタイプと言えます。

守備面では、センターでのゴールデングラブ受賞歴を持つことからも分かる通り、広いレンジと打球判断のよさが最大の武器です。外野の真ん中を安心して任せられる存在が1人いるだけで、ピッチャーの攻め方も変わります。

西武は若手外野手が多く、打撃に強みを持つ選手が多い一方で、試合終盤の守備固めや守備力を優先した起用に悩む場面も少なくありませんでした。そこに実績十分のセンターが入ることで、

・序盤は攻撃力重視のオーダー

・終盤は守備を固めた布陣

といった柔軟な起用がしやすくなります。

また、桑原はベイスターズ時代からベンチのムードメーカーとしても知られており、プレー以外の部分でもチームに良い刺激を与える存在になることが期待されます。

DeNAファンと西武ファンの反応 今後の注目ポイント

DeNA生え抜きとして長くプレーしてきた人気選手の移籍ということもあり、ネット上では

残留すると思っていたので驚いた

西武の外野が一気に厚くなった

といった声が相次いでいます。

今後の注目ポイントとしては、

・西武での背番号がどうなるか

・どの守備位置をメインに任されるのか

・打順は1番、2番、もしくは中軸の後ろを打つのか

といった部分です。これらはキャンプやオープン戦での起用法を見ながら徐々に固まっていくはずです。

また、補償の内容がどうなるのかも、ファンとしては気になるところです。報道ではBランクとみられており、人的補償が発生する場合は、新たな移籍選手が出てくる可能性もあります。

まとめ 桑原将志の西武移籍をどう楽しむか

桑原将志の西武移籍は、

守備と走塁に優れた実績あるセンターが加わる

打線強化というチームの課題に合った補強

FA市場が活発になりつつある今オフを象徴する動き

という3つの意味を持つ移籍と言えます。

DeNAファンにとっては寂しさもありますが、パ・リーグに舞台を移してどのようなプレーを見せてくれるのか、新しい環境でのチャレンジに注目が集まります。

西武ファンとしては、キャンプ初日から全力プレーでチームを引っ張る姿を楽しみにしつつ、外野争いがどう変化していくのかをチェックしていきたいところです。

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