駿台学園 春の高校バレー2026優勝候補検証男子4連覇を狙う絶対王者の最新戦力と勝ち筋まとめ

・春の高校バレー2026男子で「駿台学園がどれだけ強いのか」を整理して知りたい
・2025年インターハイや関東大会、東京予選など直近シーズンの実績を一度まとめて把握したい
・テレビや配信で観戦する前に、駿台学園の主力メンバーと勝ち筋をサクッと理解しておきたい

スポーツオヤジ
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この記事を読めば、駿台学園男子バレー部の最新実績、春の高校バレー2026の大会概要、2025シーズンの戦いぶりとチームの特徴、そして4連覇に向けたライバル校との力関係がひと通り整理できます。


駿台学園は春の高校バレー2026で男子4連覇に挑む絶対王者

駿台学園は、春の高校バレー2026(JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会)に、東京代表として出場します。東京①代表としての出場は16年連続18回目という超常連校で、男子は春高3連覇中の「絶対王者」です。

2025年大会(第77回)では、インターハイ・国民スポーツ大会・春高バレーの「高校3冠」をすべて制覇。春高でも決勝で東福岡を下し、失セット0の完全優勝で3連覇を達成しました。

2026年大会では、
・春高4連覇
・5年連続決勝進出
・18回目の春高出場
といった偉業がかかっており、「打倒・駿台学園」が春高男子の大きなテーマになります。

また、組み合わせ抽選の結果、駿台学園は第1シードに入り、初戦(男子2回戦)で添上(奈良)と県岐阜商(岐阜)の勝者と対戦することが決まっています。


春の高校バレー2026の大会概要と駿台学園の初戦情報

まずは、春の高校バレー2026全体の枠組みを簡単に整理しておきます。

大会名
 ジャパネット杯 春の高校バレー
 JVA第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会

会場
 東京体育館(東京都渋谷区千駄ヶ谷)

開催期間
 2026年1月5日(月)〜8日(木)/10日(土)〜11日(日)

競技日程(男子・女子共通)
 1月5日(月) 男女1回戦
 1月6日(火) 男女1回戦・2回戦
 1月7日(水) 男女2回戦
 1月8日(木) 男女3回戦・準々決勝
 1月10日(土)男女準決勝
 1月11日(日)男女決勝・閉会式

男子は全国から52校が集まり、トーナメント方式で日本一を争います。全都道府県予選はすでに終了しており、駿台学園を含めた男女計104校が出場校として決定しています。

【駿台学園の春高2026初戦(予定)】

ラウンド:男子2回戦(初戦)
対戦相手:添上(奈良) vs 県岐阜商(岐阜)の勝者

初戦から、インターハイや国体の常連である強豪校との対戦が決まっており、「王者・駿台学園 VS 地方の強豪」の構図が早くも実現する見込みです。


2025シーズンの戦績で見る駿台学園の強さ

駿台学園の「今の強さ」を把握するには、2025シーズンの戦績を押さえておくのが近道です。

【東京予選・関東大会】

・東京都インターハイ予選 男子優勝(東京代表として本大会へ)
・春季関東大会 男子優勝(駿台学園が関東王者)

東京都内でも、東亜学園や東洋、東海大高輪台など強豪ひしめく中で予選を無敗で勝ち抜き、関東大会でも頂点に立っています。東京だけでなく、関東全体を見渡しても「頭一つ抜けた存在」であることが分かります。

【インターハイ2025】

2025年インターハイでは、東京①代表として出場し、準決勝まで勝ち上がってベスト4に進出しました。

・2回戦 駿台学園 2-0 東山(京都)
・3回戦 駿台学園 2-0 高岡第一(富山)
・準々決勝 駿台学園 2-0 清風(大阪)
・準決勝 駿台学園 0-2 市立尼崎(兵庫)

結果としては市立尼崎と鎮西が決勝に進み、鎮西が優勝しましたが、駿台学園も準決勝まで危なげなく勝ち上がっており、「3冠王者から主力が抜けたあとの新チーム」でも全国トップクラスの力を証明するシーズンとなりました。

【春の高校バレー2025】]

前述の通り、2025年春高では3連覇・高校3冠を達成。2026年大会は、その栄光を引き継いだ新チームが「4連覇」を賭けて戦う舞台です。


駿台学園2026チーム構成と主力メンバーの特徴

駿台学園の2026シーズンは、インターハイ2025時点での1〜2年生を軸としたチーム構成になると考えられます。インターハイ2025の登録メンバーをベースに、主力候補となる選手の特徴を整理しておきましょう。

・小布施琢磨(MB)

 → 身長約198cmのミドルブロッカー。日本人高校生としてはトップクラスの高さを誇り、高い打点からのクイックとブロックで存在感を発揮します。

・落合康陽(OH)

 → 身長約192cmのアウトサイドヒッター。高さとパワーを兼ね備えたエース候補で、サイドからの強打だけでなく、ブロックアウトやコース打ちなど打ち分けの巧さも光ります。

・畠 昊太郎(OP)

 → オポジットとして後衛からも前衛からも攻撃に絡むスコアラータイプ。勝負どころでのバックアタックや、相手ブロックをずらすトスへの対応力が武器です。

・赤荻夢翔(S)

 → 3年生セッターとしてゲームを組み立てた司令塔。2025シーズンは高さのある攻撃陣をどう生かすかがポイントで、テンポの変化やクイックの多用など、戦術面での鍵を握ります。

・大谷紫苑(MB)

 → 180cm前後ながら機動力の高いミドル。高さだけでなくスピードを生かしたクイックで、小布施との「ダブルミドル」が相手ブロックを翻弄します。

・竹内颯汰(OH)

 → オールラウンドにプレーできるアウトサイド。サーブレシーブやディグでも貢献できるタイプで、駿台学園の「総合力の高さ」を支える存在です。

・井上陽太/秋本晃希(L)

 → リベロ陣は、守備範囲の広さと正確なレシーブでチームの土台を作る存在。サーブレシーブの安定感が、クイックや多彩なコンビバレーを支えます。

こうした高さと守備力を兼ね備えたメンバーが、春高2026でも中心選手として戦うことが予想されます。


駿台学園のバレースタイルと勝ち筋

駿台学園の強さは、「高さ×速さ×守備力」のバランスにあります。

高さ
 小布施・落合ら高さのあるミドル・アウトサイドが並び、ブロックの壁が非常に厚いチームです。相手エースをブロックで封じ込める展開になれば、試合の主導権を一気に握ることができます。

速さ
 セッター陣は、クイックや平行トス、バックアタックを織り交ぜた「コンビバレー」を展開します。高さだけでなくテンポの速さでも相手ブロックを翻弄できるのが強みです。これは過去の春高3連覇・高校3冠の戦いぶりからも見て取れるスタイルです。

守備力
 リベロとアウトサイドの守備力が高く、なかなかボールが床に落ちません。ラリーになればなるほど駿台学園有利、という展開になりやすく、「我慢比べ」に強いチームと言えます。

【春の高校バレー2026での勝ち筋】

・サーブで相手を崩し、高いブロックで得点
・高さに頼るだけでなく、速いコンビで相手ブロックを分断
・守備の粘りでラリーを制し、相手のミスを誘う

この「ブロック&ディフェンス」を軸にしたスタイルは、大舞台での安定感に直結しており、トーナメントを戦い抜くうえで非常に大きな武器になります。


春の高校バレー2026でのライバル校と優勝争いの構図

駿台学園の4連覇に立ちはだかるライバルとしては、以下のような学校が挙げられます。

鎮西(熊本)
 → 2025年インターハイ優勝・国民スポーツ大会優勝の「ダブルタイトル校」。春高2026でも優勝候補の一角と見られています。

市立尼崎(兵庫
 → インターハイ2025で駿台学園を準決勝で破り、決勝まで進んだ実力校。パワーと完成度の高いチームで、再戦になれば「雪辱戦」となります。

東福岡(福岡)
 → ここ数年、インターハイ・春高ともにたびたび終盤まで勝ち上がる全国屈指の強豪。2025年春高決勝で駿台学園に敗れており、リベンジに燃える立場です。

東亜学園(東京③)・近江(滋賀)など
 → インターハイや春高で上位常連の学校で、組み合わせ次第では早い段階で駿台学園と激突する可能性もあります。

優勝争いの大枠としては、
「4連覇を狙う駿台学園」
「インターハイ王者・鎮西」
「西日本の強豪(市立尼崎・東福岡・星城など)」
という構図で見ておくと、トーナメント全体の流れがイメージしやすくなります。


まとめ 駿台学園の4連覇は現実的か?

・春高3連覇+高校3冠という「実績」
・2025シーズンもインターハイベスト4・関東王者・東京予選優勝という「継続した強さ」
・198cm級ミドルを擁する「高さ」、速いコンビと粘り強い守備という「スタイル」

これらを総合すると、春の高校バレー2026でも駿台学園が優勝候補の最有力であることは間違いありません。

一方で、インターハイで敗れた市立尼崎や、ダブルタイトルを獲得した鎮西など、全国には「王者を倒す力」を持ったライバル校も多数存在します。4連覇のプレッシャーがかかる中で、駿台学園がどこまで自分たちのバレーを貫けるかが、春高2026男子の最大の見どころと言えるでしょう。

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