フジテレビがF1日本独占放送権を2030年まで獲得 2026年以降の視聴方法と地上波復活を分かりやすく整理します
- フジテレビが獲得したF1日本独占放送権の内容を分かりやすく知りたい
- 2026年以降、日本でF1をどのサービスで見られるのかシンプルに整理したい
- DAZN体制からどう変わるのか、今のうちに把握しておきたい
この記事を読めば、フジテレビとF1が結んだ独占契約のポイント、2026年からの具体的な視聴方法、そして2025年までとの違いが一通り整理できます。
フジテレビのF1日本独占放送権 2026年から2030年までの長期契約とは
フジテレビは、2026年シーズンから2030年シーズンまでの5年間、F1の日本国内における独占オールライツ契約を結んだと発表しました。
この契約によって、日本国内でのF1に関する
・テレビ放送
・インターネット配信
の権利を、フジテレビがまとめて持つ形になります。放送と配信を一体で展開することを前提にした、新しいスタイルの契約です。
フジテレビは1987年にF1中継を始めており、2026年はちょうど40年目の節目になります。このタイミングで、改めて「日本でF1を見るときの中心的な窓口」に戻ってくるイメージです。
2026年以降のF1はどこで見られるのか 視聴方法を整理
現時点で発表されている、2026年シーズンの日本でのF1視聴手段を整理すると、次のようになります。
・地上波テレビ
→ フジテレビ系列で、厳選したグランプリを最大5戦、ダイジェスト番組として放送予定
・CS放送
→ フジテレビNEXT ライブ・プレミアムで全24戦、全セッションを完全生中継
・インターネット配信
→ フジテレビNEXTsmartとFODで、フリー走行、予選、スプリント、決勝を含む全24戦全セッションをライブ配信
・F1公式配信サービス
→ F1 TV ProとF1 TV Premiumが日本で利用可能になり、オンボード映像やデータ画面なども含めた視聴ができる予定
このように、2026年以降は「フジテレビのチャンネルやFODを軸に、公式サービスも組み合わせて見る」形に変わっていきます。
11年ぶりの地上波復活 ライト層にもF1が届きやすくなる
今回の発表で、多くのファンが盛り上がったポイントが「地上波復活」です。フジテレビによると、2026年シーズンから11年ぶりに地上波でF1が放送されます。
地上波では、チャンピオンシップの中から厳選したレースを最大5戦、ダイジェスト形式で届ける予定です。ライブ中継ではないものの、無料で見られる機会が増えるので、これまでサブスクに入っていなかった人にもF1が届きやすくなります。
また、2026年のF1は3月にオーストラリアで開幕し、第3戦が日本グランプリというカレンダーになる見通しです。シーズン序盤から日本のレースがあるため、地上波でも大きく扱われる可能性があります。
FODとCSで何が見られるのか ヘビーファン向けの視聴体験
一方で、これまでDAZNやCSでF1を追いかけてきたヘビーファンにとって重要なのは、「どこまで細かく見られるのか」です。
発表内容を整理すると、2026年以降は
・フジテレビNEXT ライブ・プレミアム
・フジテレビNEXTsmart
・FOD
で、以下のコンテンツがライブ配信される予定です。
・フリー走行全セッション
・予選
・スプリント関連のセッション
・決勝
・オフシーズンの特別番組やシーズンレビュー
・過去の名レースなどアーカイブ番組
ここに、F1 TV ProやF1 TV Premiumの機能が加わることで、
・ドライバーごとのオンボード映像
・チームラジオ
・詳細なタイミングデータやストラテジーツール
など、世界と同じレベルのマニアックな視聴体験もできるようになる見込みです。
2025年まではどうなるのか DAZN体制からのバトンタッチ
「では2025年シーズンまではどうなるのか」という点も気になります。
F1とDAZNは、2025年シーズンまでの日本での放映権契約をすでに結んでおり、現行の体制は2025年まで続くとされています。
そのため、流れとしては
・2025年シーズンまでは、これまでどおりDAZNなどでF1を視聴
・2026年シーズンから、フジテレビの独占体制に切り替え
という段階的なバトンタッチになります。
急に来年から見られなくなるわけではないので、今の視聴環境を維持しつつ、2026年以降に向けて「どのサービスを選ぶか」をゆっくり検討していくイメージで大丈夫です。
F1ファンが今から押さえておきたいポイント
最後に、これからF1を追いかけたい人、すでに追いかけている人向けに、押さえておきたいポイントをまとめます。
・2026年から2030年までは、日本でのF1放送と配信はフジテレビグループが独占
・地上波はダイジェスト中心だが、11年ぶりに復活し、最大5戦が放送予定
・全戦全セッションをライブで見たい場合は、CSのフジテレビNEXTやFODを軸に検討
・より深く楽しみたい人は、F1 TV ProやF1 TV Premiumの詳細発表もチェック
・2025年まではDAZNなど現行の体制が続くため、今すぐ乗り換えの必要はない
今後、料金体系や具体的な番組表など、まだ出ていない情報も多くあります。続報が出てきたタイミングで、改めて「どの組み合わせが自分に合っているか」を考えていくと整理しやすいはずです。
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