・ワールドカップの日本代表の抽選結果を手早く知りたい・グループFの相手国がどんなチームなのかイメージをつかみたい・決勝トーナメント進出に向けて、日本代表の立ち位置やポイントを整理しておきたい

この記事を読めば、ワールドカップ日本代表の抽選結果とグループFの全体像、日本が戦う相手の特徴や今後チェックしたいスケジュールまで、ひと通り整理できます。
※本文は2025年12月6日時点の公式ドロー結果に基づいています。欧州プレーオフと大陸間プレーオフの出場国は、現時点では未確定です。
ワールドカップ日本代表の抽選結果まとめ
2026年ワールドカップは、アメリカ合衆国、カナダ、メキシコの3か国共催で開催されます。大会は現地時間2026年6月11日開幕、7月19日決勝という日程で行われる予定です。
出場国は48か国で、4チームずつの12グループに分かれてグループステージを戦い、各組上位2か国と3位の一部が決勝トーナメントに進みます。
2025年12月5日(現地時間)に行われた本大会の組み合わせ抽選の結果、日本代表は次のグループに入りました。
グループF
・オランダ
・日本
・欧州プレーオフB勝者
・チュニジア
欧州プレーオフB勝者の枠は、ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアのいずれかが入る形になっており、2026年3月のプレーオフで最終的な出場国が決まります。
日本代表が入ったグループFの顔ぶれと特徴
改めて、グループFに入った4か国の特徴を整理しておきます。
オランダ
・欧州屈指の強豪国で、ワールドカップ常連
・守備から攻撃への切り替えが速く、戦術理解度の高い選手が多い
・世代交代を進めながらも、世界トップレベルの実力を維持していると評価されています
日本
・アジア予選を安定して勝ち抜いてきた実力国
・ハイプレスと素早いパスワークで主導権を握るスタイルが浸透しつつあります
・欧州クラブでプレーする選手が増え、個人のクオリティも着実に上がっています
欧州プレーオフB勝者
・ウクライナ、スウェーデン、ポーランド、アルバニアの4か国によるプレーオフで決定
・いずれも欧州予選で一定の結果を残してきた国で、どこが来ても簡単な相手ではありません
・フィジカルの強さやセットプレーの迫力など、アジア勢にとって慣れないタイプの戦いになりやすい相手です
チュニジア
・アフリカ予選を勝ち抜いた実力国で、過去にも本大会出場経験が豊富
・堅い守備ブロックと、カウンターで一気にゴール前まで運ぶスタイルが持ち味
・気候やピッチコンディションへの適応力が高く、大舞台でも粘り強く戦うイメージがあります
全体として、グループFは「超ド本命が1か国いて、残り3か国が拮抗する」というよりも、強豪オランダに加え、中堅どころが揃ったバランス型のグループと言えます。
オランダ代表はやはり最有力 日本の立ち位置は二番手グループか
グループFの中で、最も実績と評価が高いのはオランダです。ワールドカップや欧州選手権で何度もベスト8以上に進出してきた歴史があり、現在の代表メンバーも欧州トップクラブでプレーする選手が揃っています。
一方、日本は「ポット2のチーム」として抽選に臨みました。これは世界ランキングや直近成績が一定以上評価された結果であり、アジア勢という枠を超えて「中堅上位」の立場にいることを示しています。
日本代表の立場を整理すると
・オランダに対してはチャレンジャーとして、勝点1以上を狙いたい相手
・欧州プレーオフB勝者とチュニジア戦は、勝点3をどこまで積み上げられるかが重要
という構図になりそうです。
もちろん、実際の力関係は大会本番までの1年半で変化します。ただ、現時点での印象としては「日本は決勝トーナメント進出を十分に狙えるポジションにいる」と言える組み合わせです。
カギを握るのは欧州プレーオフB勝者との一戦
このグループFで、日本にとって最も難しい読みになるのが欧州プレーオフB勝者との一戦です。プレーオフBは以下の対戦で決まり、2026年3月26日の準決勝と31日の決勝で出場国が確定します。
・ウクライナ対スウェーデン
・ポーランド対アルバニア
この4か国はいずれも、個人能力の高い選手を多く抱えています。ロングシュートやセットプレーから、一瞬で試合を決められてしまう怖さがあります。
日本目線で考えると
・守備組織を崩さず、安易なファウルを減らすこと
・カウンターだけでなく、ボール保持時にどれだけ主導権を握れるか
が、結果を分けるポイントになりそうです。
どの国が来るのかによって、対策すべき守備のポイントや個人名は変わるため、プレーオフの結果が出た段階で改めて整理しておくと、観戦がより楽しくなります。
チュニジア戦は取りこぼし厳禁 アフリカ勢特有の難しさも
チュニジアは、世界的な超ビッグネームがそろうタイプではありませんが、アフリカ予選を勝ち抜く力を持ったチームです。
日本にとっては
・試合の入りで相手の勢いを受けすぎないこと
・暑さや移動などコンディション面での差を最小限にすること
・セットプレーやロングボールへの対応を徹底すること
が重要になります。
「格上に挑むオランダ戦」と比べると、どうしても「勝たなければいけない試合」としてのプレッシャーが大きくなります。精神的な部分も含めて、取りこぼしを避けたい一戦です。
今後のスケジュールとチェックしておきたいポイント
最後に、ワールドカップ日本代表の抽選結果を踏まえて、今後チェックしておきたいポイントを整理します。
・2026年3月 欧州プレーオフでグループFの残り1か国が決定
・その後、FIFAからグループステージの具体的な試合日程や会場が発表
・日本代表は本大会に向けて、強豪との強化試合やアジア勢とのテストマッチを重ねながら最終メンバーを絞り込み
特に
・日本の初戦の相手がどの国になるのか
・移動距離やキックオフ時間など、コンディション面に影響する要素
は、グループ突破の現実的な難易度に関わってきます。
ワールドカップ日本代表の抽選結果が出たことで、いよいよ本大会までのカウントダウンが本格的に始まりました。今後のプレーオフ結果や親善試合の内容を追いながら、グループFでの戦い方をイメージしていくと、2026年夏の観戦がより楽しみになるはずです。



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