・準決勝はどんな試合だったのか
・決勝で勝敗を握るキーマンは誰か
・テレビ放送は何時から見ればいいのか

この記事では、準決勝の振り返りから決勝の見どころ、注目選手、勝敗を分けるポイントまで一気に整理します。読んでから試合を見ると、同じ1点でも重みが変わるはずです。それでは、女子日本一をかけた頂上決戦の予習にいきましょう。
準決勝を勝ち抜いた2校の対照的な勝ち上がり
1月10日の準決勝、決勝に進んだのは金蘭会(大阪)と就実(岡山)です。
面白いのは、勝ち上がり方が真逆だったことです。
金蘭会はフルセットの死闘。就実はストレート勝ち。
この違いが決勝にどう響くかが、最初の注目ポイントになります。
死闘を制したインターハイ女王の金蘭会
大阪第1代表の金蘭会は、東九州龍谷(大分)と対戦しました。
結果は3-2。フルセットの激闘を勝ち切って決勝進出です。
苦しい展開でも崩れず、最後の最後で勝ち切ったのは大きいです。
体力面の消耗は気になりますが、勝ち切った経験は決勝の土壇場で効いてきます。
圧倒的な強さを見せた国スポ覇者の就実
岡山代表の就実は、大阪国際(大阪)を3-0で下して決勝へ。
第1セットは25-23と競りましたが、第2セット以降は25-19、25-18で押し切りました。
ストレート勝ちは、体力温存だけではありません。
チームの完成度と自信をそのまま決勝へ持ち込めるのが強みです。
夏の女王と秋の王者が春高で激突する意味
この決勝が特別に見える理由はシンプルです。
金蘭会はインターハイ優勝校。
就実は国民スポーツ大会で頂点に立った実績を持ちます。
夏の全国王者と、秋の大舞台を制したチームが、春高の決勝でぶつかる。
高校バレーの今シーズンを象徴するカードと言っていい対戦です。
金蘭会の注目選手と勝利へのカギ
ここからは戦力を具体的に見ていきます。まずは金蘭会です。
主将 馬場柚希選手が握る制空権
金蘭会の中心は、主将の馬場柚希(3年)選手です。
身長180cm、最高到達点300cm。ミドルブロッカーとしての迫力は世代トップクラスです。
さらに強いのは、ブロックだけの選手ではない点です。
守備でも関わり、流れを変えるワンプレーを持っています。
決勝で金蘭会が勝つ形ははっきりしています。
ネット際で主導権を握り、ブロックとカウンターで相手の心を折ることです。
高さだけではない攻撃の組み立て力
金蘭会は高さが注目されがちですが、実は組み立てがうまいチームです。
セッターの配球で相手ブロックを散らし、高い打点から決め切る。
就実の粘り強い守備を前にしても、焦らずに攻撃回数を重ねられるか。
ここが金蘭会の勝負になります。
就実の注目選手と勝利へのカギ
続いて就実です。就実は守備とつなぎが武器のチームです。
守備の要 主将リベロ 仙波こころ選手
就実の心臓部は、主将でリベロの仙波こころ(3年)選手です。
SAGA久光スプリングス(SVリーグ)への加入が決定している注目株でもあります。
ボールが落ちると思った場所に、なぜか仙波選手がいる。
そんな感覚になる守備範囲と反応の速さが魅力です。
決勝で就実が勝つなら、仙波選手のディグからラリーに持ち込み、相手の決定率を下げる展開が必須です。
伝統の粘りとコンビで高さに対抗できるか
就実は、レシーブから攻撃へつなぐリズムが良いチームです。
相手ブロックが整う前にテンポ良く仕掛け、的を絞らせない。
そしてチームには忘れられない背景があります。
2023年大会では新型コロナの影響で欠場という悔しさを経験しました。
その悔しさを知る伝統校として、もう一度頂点へ。気持ちの強さも見どころです。
決勝戦の勝敗を分ける3つのポイント
最後は、スポーツオヤジ目線で勝敗ポイントを3つに絞ります。
1 サーブとサーブレシーブの質
金蘭会はサーブで崩して、就実の速い攻撃を出させないこと。
就実はレセプションを安定させて、つなぎから攻撃を作ること。
ここが崩れた瞬間、流れは一気に傾きます。
2 第1セットの入り方
金蘭会は準決勝フルセットの反動が出る可能性があります。
就実が先に主導権を取れれば、試合を自分たちのリズムにできます。
逆に金蘭会が第1セットを取ると、勢いが乗って止めにくくなります。
3 ラリー勝負になった時の心の強さ
決勝は独特の空気になります。
1点の重みが違い、緊張で普段のプレーが出なくなることもあります。
ラリーが続いた時に、最後の1本をどちらが取り切るか。
メンタルの強さが、そのまま得点になります。
決勝戦の日程とテレビ放送予定
見逃し防止に、情報をまとめます。
開催日
2026年1月11日(日)
会場
東京体育館
対戦カード
金蘭会(大阪) vs 就実(岡山)
地上波放送
フジテレビ系列 全国ネット
女子決勝 13:30〜14:55
男子決勝 16:00〜17:40
まとめ 歴史に残る女王対決を目撃しよう
春高バレー2026女子決勝は、金蘭会と就実による女王対決になりました。
・準決勝フルセットを勝ち切った金蘭会
・ストレート勝ちで決勝へ乗り込む就実
・インターハイ王者と国スポ王者のシーズンを象徴する激突
・馬場柚希選手の制空権と、仙波こころ選手の守備力のぶつかり合い
高校生が青春のすべてを懸けてつなぐ1本は、大人の心も動かします。
新しい歴史が生まれる瞬間を、一緒に目撃しましょう。
頑張れ、高校生バレーボーラーたち。



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