國學院大學栃木 全国高校ラグビー2025優勝候補検証花園初優勝を狙う北関東王者の最新戦力と勝ち筋まとめ

・全国高校ラグビー2025で「國學院大學栃木がどれだけ強いのか」を整理して知りたい
・第104回大会ベスト4や7人制全国優勝、栃木県予選の結果など直近シーズンの実績を一度まとめて把握したい
・花園初優勝や上位進出へ向けた勝ち筋や、他シード校との力関係をざっくり掴んでおきたい

スポーツオヤジ
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この記事を読めば、國學院大學栃木ラグビー部の最新実績、第104回全国高校ラグビーでの戦いぶり、2025年シーズンの仕上がり、そして第105回全国高校ラグビー(2025–2026シーズン)に向けた勝ち筋までを一気に把握できます。

學院大學栃木は全国高校ラグビー2025でどんな立ち位置か

國學院大學栃木は、全国高校ラグビー2025(第105回全国高校大会)で「優勝候補の一角」であることは間違いありません。

その根拠は大きく4つあります。

・第104回全国高校ラグビー大会でベスト4進出(準決勝で桐蔭学園に14–25で敗退
・第12回全国高校7人制ラグビー大会(アシックスカップ2025)で初優勝(決勝トーナメントで長崎北・天理・桐蔭学園・大分東明を連破)
・第105回全国高校ラグビー大会でシード校に選出され、栃木県代表として出場(全8シードの1校)
・栃木県予選で26年連続31回目の優勝、決勝で佐野日大に158–7と大勝して花園行きを決めている

第105回大会は記念大会で、2025年12月27日〜2026年1月7日にかけて東大阪市花園ラグビー場などで開催され、従来より5校多い全56校が出場します。シード校は國學院大學栃木、桐蔭学園、東海大相模、京都成章、大阪桐蔭、御所実業、東福岡、佐賀工業の8校です。

さらに遡ると、第101回全国高校ラグビー大会(2021–2022シーズン)では初の決勝進出を果たし、東海大大阪仰星に敗れたものの準優勝。國學院大學栃木は「花園常連」かつ「安定して全国上位に顔を出すチーム」として、ここ数年で存在感を一段と高めています。

こうした背景を踏まえると、國學院大學栃木は「優勝候補グループの中でも、花園初優勝を狙う有力校」という立ち位置だと整理できます。

第104回全国高校ラグビーでの戦いぶりを整理

まず、直近の全国大会である第104回全国高校ラグビー(開催期間2024年12月27日〜2025年1月7日)の國學院大學栃木の勝ち上がり方を整理します。

國學院大學栃木は前回大会の実績などを踏まえてシード扱いとなり、2回戦から登場しました。

2回戦 國學院大學栃木 59–3 明和県央
 立ち上がりからセットプレーとディフェンスで主導権を握り、大量得点で危なげなく白星スタート。
3回戦 京都工学院 5–21 國學院大學栃木
 相手のフェーズ攻撃に対し、粘り強いタックルでしのぎ切って3トライ。辛抱強いディフェンスで3大会ぶりのベスト8進出を決めました。
準々決勝 國學院大學栃木 12–0 石見智翠館
 伝統校・石見智翠館を相手に完封勝ち。ロースコアながら、ゴール前のディフェンスで身体を張り続けた試合でした。
準決勝 國學院大學栃木 14–25 桐蔭学園
 前半から互角以上に渡り合い、一時はリードを奪う場面もありましたが、後半に桐蔭学園のギアアップに押され逆転負け。とはいえ、日本一の桐蔭学園を最後まで苦しめた内容で、チームとしてのポテンシャルの高さを全国に示しました。

この大会での國學院大學栃木の特徴は、

・4試合中2試合が完封勝ち(明和県央戦では被トライ0、石見智翠館戦では0–12)
・3回戦・準々決勝と、相手にボールを持たせながらも最後で止め切る「我慢のディフェンス」が機能
・準決勝では王者・桐蔭学園に14点を奪うなど、攻撃面でも通用することを証明

といった点です。特に京都工学院戦・石見智翠館戦で見せた「辛抱強さ」と「規律の高いタックル」は、國學院大學栃木の現在のスタイルを象徴する内容だったと言えます。

2025年シーズン前半の実績

選抜・7人制・栃木県予選の流れ

続いて、2025年シーズン(春〜秋)の戦いぶりをざっくり整理します。

第26回全国高校選抜ラグビー大会

春の全国舞台では、國學院大學栃木は選抜大会に出場。1回戦で佐賀工業と対戦しました。

1回戦 佐賀工業 14–10 國學院大栃木
 前半7–7、後半は7–3と、最後まで競り合う展開の中で4点差の惜敗。

その後のコンソレーション(敗者戦)では、

コンソレーション 國學院大栃木 68–7 開志国際

と大勝し、「負けたままでは終わらない」という意地を見せています。

この選抜大会は「主力の世代交代が進む中で、全国トップレベルとの現在地を測る」貴重な機会になりました。

第12回全国高校7人制ラグビー大会(アシックスカップ2025)

夏の7人制では、國學院大學栃木がついに全国の頂点に立ちます。

・決勝トーナメント1回戦 vs 長崎北 33–5
・準々決勝 vs 天理 40–5
・準決勝 vs 桐蔭学園 19–0
・決勝 vs 大分東明 33–7

伝統校・天理や王者・桐蔭学園を次々と撃破し、しかもいずれも大差での勝利。攻守ともに高いスキルと運動量を備えたチームであることを全国に示しました。特に準決勝で桐蔭学園を完封した事実は、15人制での再戦に向けても大きな自信材料と言えます。

第105回全国高校ラグビー 栃木県予選

秋の栃木県予選でも、國學院大學栃木は圧倒的な強さを見せました。

・1回戦 國學院大學栃木 95–0 作新学院
・決勝 國學院大學栃木 158–7 佐野日大

栃木県ラグビー協会の発表では、これで「26年連続31回目の花園出場」となります。

「春は選抜で悔しい黒星」「夏は7人制で全国制覇」「秋は全国予選で圧倒」という流れからも、2025年シーズンの國學院大學栃木が、1年を通して高いレベルで戦い続けていることがわかります。

國學院大學栃木のチームスタイルと強み

國學院大學栃木のラグビーを一言で表すなら、

粘り強いディフェンスとフィジカルをベースに、BKのスピードとスキルで勝ち切るバランス型チーム

というイメージです。

主な強みを整理すると、次の4点が挙げられます。

1つ目 粘り強いタックルと規律の高いディフェンス

・第104回花園では、京都工学院戦・石見智翠館戦で相手のアタックを辛抱強く受け止め、5点・0点に抑えています。
・選抜や7人制でも、1対1のタックルだけでなく、2人目・3人目の寄りの速さが光ります。

「攻める相手、守る國學院」という構図で試合が進んでも、最後に勝っているのは國學院大學栃木——というパターンが多いのが特徴です。

2つ目 着実に前進するセットプレーとFWの運動量

・スクラム・ラインアウトで大きく押し込むというより、「崩れない」「崩されない」安定感が持ち味です。
・FW陣はタックル数も多く、ギャップが空けばボールキャリーでも前に出ることができます。

第104回大会3回戦後のコメントでも、「モールとラインアウトを準備してきた」「ディフェンスはいつも通り」という言葉があり、セットプレーと接点での仕事ぶりに自信を持っていることがうかがえます。

3つ目 BK陣のスピードと展開力

・7人制全国優勝からもわかるように、BK陣は広いスペースで勝負できるスピードとスキルを備えています。
・花園でも、テンポの速いパス回しとラインアタックでトライを取り切るパターンが多く見られました。

4つ目 「全国タイトル経験」を持つ選手と指導陣

・101回大会準優勝、104回大会ベスト4、7人制全国優勝と、ここ数年でタイトル争いの経験値を積み上げているチームです。
・監督・スタッフ陣も、全国の強豪校との戦い方や、短期決戦でのピーキングの仕方をよく知っています。

この「勝ち方を知っているチーム文化」は、花園のようなトーナメントでは大きな強みとなります。

注目選手・ポジションの見どころ

大会によって背番号やポジションが変わる場合がありますが、2024–2025シーズンのメンバー構成や選抜大会の登録メンバーから見えてくる「キーマン候補」を整理しておきます。

※ここでは「2024年度に2年生以下だった選手=2025年度チームの中核になりうる選手」に注目します。

SO 神尾樹凛

・第104回大会時に2年生として背番号10を背負った司令塔。
・ゲームメイクだけでなく、キックでエリアを取り、PGやコンバージョンも任される存在です。
・7人制全国優勝世代の中心選手でもあり、花園では「試合をコントロールする存在」として要注目です。

CTB/WTB 根岸悠羽

・104回大会でトライを挙げるなど、突破力と決定力を兼ね備えたBK。
・外側のスペースを突くだけでなく、内側のギャップに鋭く入り込むランも得意です。
・強豪校との接戦で「1本取り切る」存在として期待がかかります。

WTB/FB 家登正宜

・スピードに優れたバック3プレーヤー。コンタクトをいなしながら前進するステップワークが魅力です。
・カウンターアタックやキックチェイスから一気に試合の流れを変える力があり、7人制でもそのスピードを存分に発揮しました。

HO/PR 中司心弥 ほか、若いFW陣

・第26回選抜大会では中司心弥をはじめ、2年生中心の新しいFW陣が登録されています。
・前世代の「強いFW」の伝統を受け継ぎつつ、自分たちの色をどう出していくかがポイントです。

全体としての「層の厚さ」

・BKには7人制全国優勝メンバーを中心にスピードある選手が揃い、FWには選抜・花園で経験を積んだ選手が複数残っています。
・「誰か1人を止めれば良い」というチームではなく、複数ポジションにゲームチェンジャーがいるのが國學院大學栃木の怖さです。

全国高校ラグビー2025での勝ち筋と不安要素

最後に、第105回全国高校ラグビー(2025–2026シーズン)での國學院大學栃木の勝ち筋と、あえて挙げるなら不安要素を整理します。

勝ち筋

・7人制全国優勝で示した「BKのスピードと攻撃力」
・第104回花園ベスト4で証明された「全国レベルでも通用するディフェンスと辛抱強さ」
・栃木県予選での圧倒的な得点力(決勝158–7など)に象徴される「格下にはきっちり勝ち切る」安定感
・101回大会準優勝や104回大会ベスト4など、短期決戦での戦い方を知っている指導陣と選手たちの経験値

これらを総合すると、

1回戦〜3回戦でしっかり試合の入りを整えつつ、
準々決勝・準決勝でシード校対決を粘り強いディフェンスでモノにする

というのが、國學院大學栃木の「現実的な優勝シナリオ」と言えます。

不安要素

・第104回大会から主力FW陣の多くが卒業しており、新しいFW陣がどこまで花園本番までに仕上がるか
・春の選抜では佐賀工業に14–10で惜敗しており、「全国トップレベルとの接戦を勝ち切る力」はまだ伸びしろがある
・シード校8校は全て同列扱いで、組み合わせ次第では早い段階で桐蔭学園・東福岡・大阪桐蔭・京都成章・御所実業などと当たる可能性がある

特に、桐蔭学園とは

・15人制:第104回大会準決勝で14–25と惜敗
・7人制:アシックスカップ準決勝で19–0と完封勝利

という結果になっており、「お互いに手の内を知る関係」です。花園で再戦する場合、どちらがより成長しているか、その答え合わせのような試合になるでしょう。

とはいえ、現時点(2025年11月末)での総合力・実績・勢いを総合すると、國學院大學栃木が今大会の「優勝候補グループのど真ん中」にいることは間違いありません。

花園初優勝をつかめるか。
「どの山に入るか」「どのタイミングで桐蔭学園・東福岡・大阪桐蔭・京都成章・御所実業・佐賀工業らと当たるか」という視点で組み合わせとトーナメント表をチェックすると、全国高校ラグビー2025をより深く楽しめるはずです。

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