・男子ラグビーワールドカップ2027オーストラリア大会のプール組み分けを分かりやすく知りたい
・日本代表がどの国と同じプールになったのかを一目で確認したい
・新しくなった大会フォーマットや今後のスケジュールもざっくり押さえておきたい

この記事を読めば、男子ラグビーワールドカップ2027オーストラリア大会のプール組み分け抽選会の結果、日本代表が入ったプールEのポイント、新フォーマットの仕組みと今後の日程やチケット情報までを、ひと通り整理できます。
男子ラグビーワールドカップ2027オーストラリア大会の基本情報
男子ラグビーワールドカップ2027は、オーストラリアを舞台に2027年10月1日から11月13日まで開催されます。期間はおよそ6週間で、世界のトップチームがウェブ・エリスカップを争います。
今大会の大きな特徴は、参加チームがこれまでの20から24に増えたことです。24チームが6つのプールに分かれ、それぞれ4チームずつで総当たり戦を行います。大会全体の試合数は52試合と発表されており、前回大会よりもボリュームのある大会になります。
試合はアデレード、ブリスベン、メルボルン、ニューカッスル、パース、シドニー、タウンズビルなど、オーストラリア各地の7都市で行われる予定です。
プール組み分け抽選会の概要
プール組み分け抽選会は、2025年12月3日にオーストラリアのシドニーで実施されました。
対象となる24チームは、2025年11月のテストマッチ期間終了時点の世界ランキングに基づいて4つのバンドに分けられ、そのバンドごとに抽選が行われました。各プールにはバンド1からバンド4まで、それぞれ1チームずつが入る形で組み合わせが決まっています。
開催国のオーストラリアは事前にプールAに固定されており、そこにニュージーランドなどが加わる形で話題性の高い組み合わせが生まれました。
男子ラグビーワールドカップ2027プール組み分け一覧
今大会のプールはAからFまでの6つです。それぞれの組み合わせは次の通りです。
プールA
・ニュージーランド
・オーストラリア
・チリ
・香港チャイナ
プールB
・南アフリカ
・イタリア
・ジョージア
・ルーマニア
プールC
・アルゼンチン
・フィジー
・スペイン
・カナダ
プールD
・アイルランド
・スコットランド
・ウルグアイ
・ポルトガル
プールE
・フランス
・日本
・アメリカ合衆国
・サモア
プールF
・イングランド
・ウェールズ
・トンガ
・ジンバブエ
どのプールを見ても、ワールドカップならではの伝統国と新興勢力が入り混じったバランスの良い組み合わせになっています。
日本代表が入ったプールEの見どころ
日本代表は、プールEでフランス、アメリカ合衆国、サモアと同組になりました。
フランスは2023年大会の開催国で、世界ランキングでも上位に入る強豪です。ホームではないものの完成度の高いアタックとフィジカルなディフェンスを持ち、プールEの中心的な存在になると考えられます。
アメリカ合衆国は、今回の24チーム制移行によりワールドカップの舞台に戻ってきた北中米の代表格です。身体能力の高さがあり、試合の流れに乗ると勢いに乗るタイプのチームです。
サモアは日本にとってもおなじみの太平洋諸国チームで、前回大会でも同じプールに入り熱戦を繰り広げました。強烈なコンタクトとセットプレーが特徴で、日本にとってはフィジカル面でのチャレンジが大きい相手になります。
日本代表としては、フランスからどう勝ち点を取るかに加え、アメリカ合衆国とサモアとの直接対決を確実にものにできるかが、プール突破のカギになりそうです。
新フォーマットと決勝トーナメント進出条件
男子ラグビーワールドカップ2027では、新たにラウンド16が導入されます。6つのプールで総当たり戦を行ったあと、各プールの上位2チームに加え、3位チームの中から成績上位4チームがラウンド16に進出します。
これにより、プール3位のチームにも決勝トーナメント進出の可能性が広がり、どの試合でも得失点差やボーナスポイントがより重要になります。前回大会までよりも、最後の試合まで順位争いがもつれる場面が増えそうです。
ラウンド16以降は、これまで通り一発勝負のノックアウト方式で、準々決勝、準決勝、決勝へと進みます。優勝までに必要な試合数は7試合のままで、選手の負担に配慮しつつ観戦機会を増やす形になっています。
今後のスケジュールとチケット情報
プール組み分けが決まり、次の大きな節目となるのが試合日程の発表です。公式サイトでは、2026年2月3日に全52試合のキックオフ時間や会場を含むマッチスケジュールが公開される予定と案内されています。
チケットについては、2026年2月18日正午アデレード時間から3月4日正午まで、先行販売期間が設定されています。この期間に購入するには、事前に専用のチケットアカウントを作成しておく必要があります。
日本から現地観戦を考えている人は、マッチスケジュール発表後に観戦候補の都市と試合を決め、先行販売期間に間に合うように航空券やホテルの計画を立てていく流れになるでしょう。
まとめ 日本代表のプールEと大会全体のチェックポイント
男子ラグビーワールドカップ2027オーストラリア大会では、24チーム制とラウンド16の新設により、これまで以上に多くの国にチャンスがある大会になります。
日本代表はフランス、アメリカ合衆国、サモアと同じプールEになりました。強豪フランスにどう挑むか、そしてアメリカ合衆国とサモアとの直接対決をどう戦うかが、プール突破を左右する重要なポイントになります。
今後は
・2026年2月のマッチスケジュール発表
・2026年2月から3月にかけてのチケット先行販売
といった節目が控えています。大会までまだ時間はありますが、プール組み分けが決まった今のうちから、対戦国の特徴や日程を少しずつチェックしておくと、2027年本番をより深く楽しめるはずです。



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