・細川一颯がどんな経歴を持つ格闘家なのか、子どもの頃から今までを分かりやすく知りたい
・ブレイキングダウンでの戦績や、話題になった試合を時系列で整理して押さえておきたい
・RIZIN参戦やライト級王座奪取、さらに私生活のトピックまで含めて最新情報を確認したい

この記事を読めば細川一颯について
・プロフィールや空手、サッカー時代を含めたバックボーン
・喧嘩自慢企画からブレイキングダウンの主力になっていく流れ
・RIZINや最近のタイトルマッチ、交際報道までを踏まえた現在地
を一つの記事で整理してチェックできるようになります。
細川一颯のプロフィールと基本情報

細川一颯は、愛知県出身のキックボクサーで、ブレイキングダウンの第2代ライト級王者です。
2000年4月7日生まれで、2025年時点の年齢は25歳です。
身長は181センチ、体重はおよそ70キロ前後で、ライト級の中でもリーチとフィジカルに恵まれた体格を持っています。
ファイトスタイルのベースは極真空手で、構えはオーソドックス。蹴りとパンチのどちらも使いこなすバランス型のストライカーです。
ブレイキングダウンでは「喧嘩自慢の頂点」として知られ、喧嘩自慢企画や100人トーナメントを勝ち抜いたストーリーも人気の理由になっています。
幼少期は極真空手 小学生で全日本優勝の実績
細川一颯は6歳から11歳まで極真空手を習い、少年時代に全日本大会で優勝した実績があります。
打たれ強さや近距離での打ち合いに強いスタイルは、この頃に培われたものと言えます。
本人はその後の時期について「空手以外の格闘技経験はなく、ブレイキングダウンの喧嘩自慢企画をきっかけにキックボクシングの練習を始めた」と発信しており、格闘技一筋というよりは、一度競技から離れてから再びリングに戻ってきたタイプです。
高校時代はサッカー推薦 建設現場での下積み時代も
中学から高校にかけてはサッカーに打ち込み、サッカーの実力が評価されて特待生として高校に進学しました。
ただし高校は中退しており、その後は約5年間、建設現場で働きながら生活していたことが分かっています。
その後、ブレイキングダウンにも出場している萩原裕介が社長を務める建設会社「萩原工業」に入社。萩原の勧めで2022年から本格的に総合格闘技の練習をスタートさせました。
現場仕事で鍛えられた体力とメンタルが、現在の粘り強いファイトスタイルにもつながっていると考えられます。
喧嘩自慢企画と100人トーナメント優勝で一気にブレイク
細川一颯の名前が一気に広がったのは、2023年に行われた朝倉未来のYouTube企画です。
2023年夏の「ブレイキングダウン9」オーディションで実施された「喧嘩自慢最強決定戦」に、北関東チームのライト級選手として登場しました。準決勝では九州代表の山下大希をKOし、決勝では大阪代表のダイスケに判定勝ちを収めています。
同年10月には「全国の喧嘩自慢100人の頂点決めてみた」トーナメント企画に参加し、決勝でよーでぃーとの延長四ラウンドに及ぶ激闘を制して優勝。BreakingDownとの年間契約と賞金1000万円を獲得し、朝倉未来からも「闘いの天才」と評されました。
この二つの企画での活躍によって、細川一颯は「ただの喧嘩自慢」ではなく、本格的なリングでも通用する存在として注目されるようになります。
ブレイキングダウンでの主な戦績を時系列で整理
ここからは、ブレイキングダウン本戦と主な試合を時系列で見ていきます。
・ブレイキングダウン9
ダイスケと対戦し、1ラウンド判定5対0で勝利。喧嘩自慢決戦の決勝を制して一気に知名度を高めました。
・ブレイキングダウン10
さいたまスーパーアリーナで行われた大会で「プロ格闘家対抗戦」に出場し、才賀紀左衛門を延長ラウンドでKO。右フック一発でひざから崩れ落としたシーンは、多くの格闘技ファンの記憶に残っています。
・ブレイキングダウン11
地下格闘技レジェンド対抗戦で大島渓太郎に判定勝利。試合後にはパンチの打ちすぎで拳を開放骨折していたことを明かし、「倒すために打ち続けるスタイル」を象徴する一戦になりました。
・ブレイキングダウン13
アメリカ対抗戦で柔術家サムライとMMAルールで対戦し、延長判定5対0で勝利。打撃だけでなく、総合ルールでも結果を残します。
・ブレイキングダウン14
フェザー級ワンデートーナメントに出場し、1回戦でYURAに判定負け。ブレイキングダウン本戦での初黒星となりました。
・ブレイキングダウン15
無差別級マッチでバンタム級王者の井原良太郎と対戦。激しい殴り合いの末、延長ラウンドでダウンを奪われ判定0対5で敗戦。「喧嘩自慢頂上決戦」と言われた試合で、トップ選手の壁にぶつかる形になりました。
・ブレイキングダウン16
大阪のおおきにアリーナ舞洲で行われたライト級タイトルマッチで王者NAOに挑戦。首相撲からのヒザやローキック、パンチを組み合わせて主導権を握り、判定4対0で勝利して第2代ライト級王者となりました。
・ブレイキングダウン17
ライト級ワンマッチで赤田功輝と対戦。1ラウンド終了時は判定2対0のドローでしたが、延長ラウンドでカウンターのフックから2度のダウンを奪いKO勝利。試合後には年末RIZIN出場をアピールするマイクも話題になりました。
このように細川一颯は、勝ち負けを繰り返しながらも、常に強敵とのマッチアップの中で存在感を高めてきた選手です。
RIZIN参戦で味わった挫折も糧に
2024年大みそかには、RIZINのイベント「RIZIN DECADE 雷神番外地」で、宇佐美正パトリックと対戦しました。
結果は2ラウンドに2度のダウンを奪われてTKO負け。プロキックボクシングとしての初戦で、世界レベルのトップ選手との差を痛感させられる厳しい結果になりました。
ただし、その後のブレイキングダウン15から17にかけては、井原良太郎やNAO、赤田功輝といった強豪との試合を経験しながら、タイトル奪取とリベンジへの姿勢を見せています。単に無敗で駆け上がるのではなく、挫折を経験しながら成長している点も、ファンから支持されている理由の一つです。
私生活での話題 瀧山あかねアナウンサーとの交際
2025年6月には、ABEMAアナウンサーの瀧山あかねとの交際および同棲がニュースサイトで報じられ、その後ブレイキングダウン公式の動画内で交際を認めています。
瀧山アナも自身のSNSで細川の試合をたびたび応援しており、ライト級王座獲得時には「今日は最高な日」と投稿して話題になりました。
同じジムで練習しているケイトロータスとの交際疑惑が出た際には、本人が否定しており、その点も含めて公式に認められているパートナーが瀧山あかねアナであることが分かります。
リング上での激しさとは対照的に、プライベートでは笑顔の多い姿が報じられており、そのギャップも人気の一因になっています。
細川一颯の強さの特徴と今後の注目ポイント
細川一颯の強さを整理すると、次のようなポイントが挙げられます。
・極真空手仕込みの近距離での打ち合いと、ミドルやハイキックを絡めた多彩な蹴り
・サッカーと現場仕事で鍛えられたフィジカルとスタミナ
・前に出続けるメンタルの強さと、勝負どころでのカウンターの精度
・負けを経験しても、すぐに次を見据えて挑戦し続けるマインド
ブレイキングダウンではすでにライト級王者となり、赤田功輝をKOするなど「看板選手」としての立場を固めつつあります。

今後は再びRIZINの舞台に挑むのか、それともブレイキングダウンのベルト防衛戦を重ねていくのかが大きな注目ポイントです。



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