「牝馬は牡馬には勝てない」
そんな競馬界の常識を、豪快な末脚で粉砕した一頭の女傑がいました。その名はヒシアマゾン。
・有馬記念で三冠馬ナリタブライアンと激闘を演じた2着
・ジャパンカップで世界を相手に日本馬最先着の2着
・重賞6連勝を含む通算20戦10勝の圧倒的戦績

スポーツオヤジ
この記事では、ヒシアマゾンの輝かしい戦績と、今も語り継がれる「熱すぎる名勝負」の数々を解説します。
🐎 同時代のレジェンドたち
ヒシアマゾン Wiki風プロフィール
| 生年月日 | 1991年3月26日(米国産) |
|---|---|
| 通算成績 | 20戦10勝(重賞9勝) |
| 主な勝鞍 | エリザベス女王杯(1994)、阪神3歳牝馬S(1993) |
| 主戦騎手 | 中舘英二 |
| 脚質 | 追込(爆発的な末脚) |
ヒシアマゾンの戦績:重賞6連勝という衝撃
ヒシアマゾンの凄さは、1993年秋から1994年秋にかけてマークした「重賞6連勝」という驚異的な記録に集約されています。
主な勝ち鞍一覧
| 年 | レース | 格 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 1993 | 阪神3歳牝馬S | G1 | 5馬身差の圧勝 |
| 1994 | NZT4歳S | G2 | 牡馬を一蹴。ここから快進撃 |
| 1994 | エリザベス女王杯 | G1 | 宿敵チョウカイキャロルを鼻差封印 |
| 1995 | 京都大賞典 | G2 | 強豪牡馬を並ぶ間もなく差し切る |
伝説の2着:有馬記念とジャパンカップ
彼女が「最強の女傑」と呼ばれる理由は、勝ち鞍以上に、負けてなお強烈な印象を残した「2着」のレースにあります。
1994年 有馬記念:ナリタブライアンとの死闘
三冠馬ナリタブライアンが最も強かったこの年。ヒシアマゾンは後方から一気に捲り上げ、直線で王者ブービー(ナリタブライアン)に猛追。結果は2着(タイム2分32秒7)でしたが、三冠馬を本気で焦らせたその走りに、日本中の競馬ファンが震えました。
1995年 ジャパンカップ:世界に示した日本馬の意地
海外の強豪が揃ったこの一戦。勝ったのはドイツのランドでしたが、ヒシアマゾンは並み居る外国馬や国内の牡馬を抑え、日本馬最先着の2着を確保しました。
「日本にはヒシアマゾンがいる」という誇りをファンに与えた歴史的一戦です。
なぜヒシアマゾンはこれほど強かったのか
- 長く、力強い末脚:一瞬の切れ味だけでなく、大外から最後まで伸び続ける持続力が最大の特徴でした。
- 不屈の闘争心:中舘騎手の豪快なムチに応え、どんな苦しい展開でも前を追う姿勢がファンの心を掴みました。
- タフな精神力:輸送や環境の変化に強く、アメリカ産馬(マル外)のハンデを感じさせない安定感がありました。
まとめ:時代を切り拓いた「黒船」
- G1・2勝以上に価値のある「牡馬との激闘」を演じた女傑
- 有馬記念、ジャパンカップでの2着は日本競馬史に残る名場面
- 現代の「強い牝馬」たちの道を切り拓いたパイオニア
📺 ヒシアマゾンの「本気の追い込み」を映像で
ナリタブライアンを追い詰めた有馬記念の映像は、今見ても鳥肌が立ちます。
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