鈴木芽吹10000m日本記録27分05秒92達成 熱海出身トヨタ自動車エースの経歴と歩みを徹底紹介

鈴木芽吹選手が10000mで27分05秒92の日本記録を樹立し、大きな話題になっていますね。

・鈴木芽吹がどんな経歴の持ち主で、なぜここまで強くなったのか知りたい
・高校、大学、実業団でどんな結果を残してきたのかを整理して押さえたい
・世界陸上や駅伝での経験、日本記録更新につながるストーリーを理解したい

スポーツオヤジ
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この記事を読むことで、静岡県熱海市出身の長距離ランナー鈴木芽吹選手の生い立ちから、高校駅伝、駒澤大学時代、トヨタ自動車での成長、そして10000m日本記録更新に至るまでの流れを一気に把握できるようになります。

鈴木芽吹とはどんな選手か 基本プロフィール

鈴木芽吹選手は2001年生まれ、静岡県出身の長距離ランナーです。現在はトヨタ自動車陸上長距離部に所属し、主に5000mと10000mを中心に世界を目指して走り続けています。

身長は174cm、体重58kgとスリムな体つきで、後半にじりじりとペースを上げていくロングスパートが持ち味です。

自己ベスト

・5000m 13分13秒80
・10000m 27分05秒92(日本記録)
・ハーフマラソン 1時間03分07秒

となっており、トラックでもロードでも高いレベルの走りを見せています。

静岡から名門・佐久長聖高校へ 全国高校駅伝で存在感

陸上を本格的に伸ばしたのは、長野の名門・佐久長聖高校に進学してからです。佐久長聖高校時代は3年連続で全国高校駅伝に出場し、1年生のときには6区で区間賞を獲得してチームの優勝に大きく貢献しました。

高校時代からスピードと勝負強さが際立っており、全国の高校長距離界でも早くから注目される存在でした。冬の全国高校駅伝だけでなく、トラックレースでも好記録を連発し、大学陸上界からも多くのオファーを受ける有望株だったとされています。

この佐久長聖時代の経験が、後の駅伝や世界大会でのタフな展開にも動じないメンタルの土台になっていると考えられます。

駒澤大学時代 学生長距離界トップクラスのエースへ

高校卒業後は駒澤大学に進学し、1年生の頃から主力として駅伝やトラックで活躍しました。

箱根駅伝には4年連続で出場し

・第97回大会 5区4位
・第98回大会 8区18位
・第99回大会 4区3位
・第100回大会 2区2位

と、毎年異なる区間を任されながらチームの上位進出に貢献しています。

2年生のときには日本選手権10000mで27分41秒68をマークして3位に入り、一気に日本トップレベルのランナーとして名前を広めました。

一方で、大学時代には大腿骨の疲労骨折という大きなケガも経験しています。思うように走れない時期が続きましたが、3年生の出雲駅伝で6区区間賞を獲得し、見事な復活を果たしました。

4年生になるとチームキャプテンに就任。出雲駅伝、全日本大学駅伝、箱根駅伝の「学生三大駅伝三冠」を達成した世代の中心として、駒澤大学の黄金期を支えた存在と言えます。

トヨタ自動車で迎えた新たなステージ 日本選手権優勝と世界陸上

大学卒業後の2024年春、鈴木選手はトヨタ自動車陸上長距離部に加入しました。日本有数の強豪実業団チームで、さらに高いレベルのトレーニングに身を置きながら、国際大会で戦う力を磨いています。

2025年4月には熊本で行われた日本選手権10000mで27分28秒82を記録して優勝し、「日本一」のタイトルを手にしました。

同年9月の東京2025世界陸上競技選手権では、男子10000m日本代表として出場。決勝では20位(29分33秒60)という結果でしたが、世界のトップ選手と同じ舞台で走った経験は、その後の大きな成長につながっています。

レース後のコメントなどからも、「世界で通用するために何が足りないか」を冷静に受け止め、トレーニング内容やレース戦略を見直してきたことがうかがえます。

10000m日本記録27分05秒92 八王子ロングディスタンスで見せた進化

そして2025年11月、東京・上柚木公園陸上競技場で行われた八王子ロングディスタンスの男子10000mで、ついに日本記録を塗り替えました。

日本の実業団に所属する外国人選手も多く出場したハイレベルな組で、5000m通過は13分36秒という速いペース。その中で鈴木選手は集団の前方に位置し、終盤には自ら先頭に立ってペースを上げる場面もありました。

最終的に27分05秒92でフィニッシュし、2023年に塩尻和也選手がマークしていた27分09秒80の日本記録を約4秒更新。久しぶりに日本記録が動いた瞬間でした。

レース後には、「自分の走りができれば、このくらいの記録は出せるイメージがあった」と語っており、世界陸上後に積み上げてきた練習と意識の変化が、記録という形で表れたと言えます。

「トラックを極めたい」という言葉どおり、マラソンに専念する前に10000mでどこまで世界に近づけるかに挑戦している段階での日本記録更新です。この先、さらに記録を縮める可能性も十分に感じさせる走りでした。

世界と戦う長距離ランナーとしてのこれから

高校時代の全国高校駅伝、駒澤大学での駅伝三冠と日本選手権での活躍、そしてトヨタ自動車での日本記録樹立と、日本の長距離界のエリートコースを歩んできた鈴木芽吹選手。

一方で、大きなケガや不調も経験し、そのたびに粘り強く復活してきた背景には、地道なトレーニングと冷静な自己分析があります。

まだ24歳と若く、10000mだけでなく将来的なマラソン挑戦も視野に入る年代です。東京世界陸上や八王子ロングディスタンスでの経験を土台に、今後はオリンピックや世界選手権のメダル争いに絡んでいけるかどうかにも注目が集まります。

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トラックを極めた先にどんなキャリアを描いていくのか。今後もレースごとの記録だけでなく、その背景にあるストーリーにも目を向けていきたい選手です。

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