新妻遼己 wiki経歴 記録まとめ 全国高校駅伝 西脇工エース1500mと5000mの二冠ランナーの全貌

・新妻遼己がどんな選手なのか 全国高校駅伝での経歴も含めて知りたい
・インターハイと国民スポーツ大会での5000m制覇や 兵庫県高校駅伝・近畿高校駅伝で生まれた区間新のインパクトを整理したい
・都大路でどんな走りを見せてくれそうか 見どころと伸びしろを押さえたい

スポーツオヤジ
スポーツオヤジ

この記事を読むことで 西脇工業高校のエース新妻遼己のプロフィール、全国高校駅伝に関わるこれまでの経歴 主な自己ベスト、そしてインターハイ&国スポでの5000m二冠や 兵庫県高校駅伝1区と近畿高校駅伝アンカーでの区間新の走りといったポイントまでを一気に把握できます。

新妻遼己のプロフィール 全国高校駅伝で注目される西脇工のエース

【名前】 新妻 遼己(にいづま はるき)
【所属】 西脇工業高校 陸上競技部(兵庫)
【主戦距離】 1500m・5000m・駅伝主要区間(10km・5km)
【タイプ】 1500mで日本高校トップレベルのスピードを持ちながら 5000mや駅伝の長い区間もハイペースで押し切れるスピード持久型エース

新妻遼己は 双子の弟・新妻昂己とともに 中学時代から全国上位で名前が出ていた長距離ランナーです。
高校では名門・西脇工のエースとして トラックでも駅伝でもチームの中心的存在になっています。

1500mの勝負どころで一気にギアを上げられるキレと 5000mや10kmでもハイペースを維持できるスタミナを兼ね備えており
「スピードもスタミナもトップクラス」という評価を受けている選手です。
レースによって 前半から飛び出して主導権を握る展開もあれば 終盤まで脚をためてからロングスパートで決める展開もできる柔軟さが特徴です。

最新トピック トラック二冠と駅伝シーズンの区間新ラッシュ

新妻遼己の名前が一気に全国区になったのは 高校3年時のトラックシーズンです。

夏のインターハイ男子5000mでは タイムレース決勝を自ら速いペースで引っ張りながら 最後まで押し切って優勝
日本人にとって長く「留学生の壁」とされてきた種目で頂点に立ち 高校長距離界の主役に躍り出ました。
同大会の1500mでも自己ベストとなる3分40秒台を出して2位に入っており 「スピードもスタミナも本物」と大きな話題になります。

さらに秋の国民スポーツ大会(少年A5000m)では 13分35秒台の自己ベストで優勝
インターハイに続いて もう一度5000mで日本一に立ったことで
「トラックの5000mで高校世代の頂点にいるランナー」という立ち位置がよりはっきりしました。

駅伝シーズンに入ると 兵庫県高校駅伝の男子1区10kmで28分22秒の区間新をマーク。
西脇工の先輩が持っていた区間記録を更新し 2位に2分以上の大差をつけてたすきを渡しました。
チームも2時間03分台の大会新記録で優勝し このレースで新妻遼己は「西脇工を勝たせるエース」としての役割を果たします。

続く近畿高校駅伝では 7区5kmアンカーを担当。
首位と1分以上の差でたすきを受けながら 1km2分40秒前後のハイペースで前を追い 13分35秒の区間新で逆転優勝を決めました。
兵庫でも近畿でも記録と内容を伴う快走を見せ 都大路に向けた期待が一気に高まったシーズンとなっています。

自己ベストと主要記録 トラックと駅伝で光る数字

1500m 3分40秒台前半
 高校3年時のインターハイでマークした自己ベストで 高校歴代上位に入るタイムです。
 1500m専門の選手と比べても遜色ないスピードを持っていることが分かります。

5000m 13分35秒台
 国民スポーツ大会少年A5000mでマークした自己ベストです。
 高校生として国内トップクラスの水準で 留学生を含むレースでも勝ち切る実力を示しました。

5000m参考タイム 13分50秒前後
 インターハイ決勝で記録した優勝タイムで 日本人として長く届かなかった種目での優勝という意味でも大きな価値があります。

3000m 8分20秒前後
 中学時代に全国中学大会などで8分20秒台をマークし その世代の全国トップクラスとして注目を浴びました。

10km(駅伝1区) 28分22秒
 兵庫県高校駅伝男子1区10kmでマークした区間新記録です。
 アップダウンのあるロードコースを 1km2分50秒前後のハイペースで押し切った内容でした。

5km(駅伝アンカー) 13分35秒
 近畿高校駅伝男子7区5kmでマークした区間新記録です。
 首位と1分以上差がある状況からのスタートで 追いつくだけでなく逆転まで持ち込んだレースは多くの駅伝ファンの記憶に残る走りになりました。

1500mで3分40秒台 5000mで13分30秒台 さらに10kmと5kmの駅伝で区間新。
「距離が変わってもレベルが落ちない」というのが数字から見た新妻遼己の特徴です。
スピードもスタミナも一級品で どの距離でも勝ち負けできるオールラウンダー型の選手と言えます。

年表で振り返る新妻遼己の経歴

■中学時代

・全国中学大会3000mで8分20秒台をマークし 全国でも上位に入る成績を残す
・近畿中学駅伝や全国中学駅伝でも1区を任され 前半からレースを動かす走りで存在感を示す
・双子の弟・新妻昂己とともに 「高校に進んだらさらに伸びそうなランナー」として注目されるようになります

■2023年 西脇工業高校1年

・名門・西脇工に進学し 1年生ながらトラックでも駅伝でも戦力として起用される
・春先の5000mで14分0秒台をマークし 同世代の中でも頭一つ抜けた存在に
・冬の都道府県対抗男子駅伝(ひろしま男子駅伝)では兵庫代表として出場し 区間上位の走りを見せて早くも全国デビュー

■2024年 西脇工業高校2年

・5000mで13分40秒台をマークし 高2歴代上位に入るタイムを記録
・全国高校駅伝や各種駅伝で主要区間を任されるようになり 「次期エース」として注目を集める
・中学時代からのスピードに 高校練習で培ったスタミナがかみ合い トラックとロード両方で安定した成績を残すシーズンとなりました

■2025年 西脇工業高校3年 トラックシーズン

・近畿大会1500mで3分40秒台をマークし 高校歴代上位の記録を樹立
・広島インターハイでは1500mで自己ベストを更新して2位 5000mで13分50秒前後のタイムで優勝
・インターハイの5000mで日本一に立ったことで 「高校長距離界の中心選手」として全国区の存在に

■2025年 西脇工業高校3年 駅伝シーズン

・滋賀国民スポーツ大会少年A5000mで13分35秒台の自己ベストをマークして優勝
・兵庫県高校駅伝では男子1区10kmを28分22秒の区間新で独走し チームの大会新優勝の流れを作る
・近畿高校駅伝では7区5kmアンカーを担当し 13分35秒の区間新で大逆転優勝を決める
・トラックとロードの両方で「高校世代の中心」として走り続け 都大路への期待を最大限に高めたシーズンとなりました

競技スタイル分析 全国高校駅伝でエース区間を任される理由

第一に 1500mのスピードと5000mの安定した強さを両立している点です。
3分40秒台の1500mと13分30秒台の5000mを両方持っている選手は 高校世代の中でも限られます。
終盤の1周だけの切れ味勝負にも対応できますし 1000m単位でのロングスパートでも勝ち切れる選手です。

第二に 自分でレースを作る先行力です。
インターハイ5000mでは 序盤から自ら前に出てペースを作り そのまま押し切りました。
兵庫県高校駅伝1区でも スタート直後からハイペースで飛び出し 2位と2分以上の差をつけてたすきをつないでいます。
「レースの流れを決めるエース」として チームメイトや指導者からの信頼が厚いタイプです。

第三に 追いかける展開でも崩れない勝負強さです。
近畿高校駅伝では 大きく離された状態でたすきを受けましたが
焦らずにハイペースを刻み続け 最後は区間新記録のタイムで逆転優勝を決めました。
前にターゲットが見えたときの集中力の高さと 「ここだ」という場面でギアを上げられる勝負勘が光ります。

第四に ロード適性の高さです。
兵庫県高校駅伝も近畿高校駅伝も アップダウンやカーブが多く 一定のリズムで走るのが難しいコースですが
そこで10kmと5kmの両方で区間新記録を出していることからも ロードでの強さがよく分かります。
トラックのスピードだけではなく コースの変化に対応する器用さも持っている選手です。

兵庫県高校駅伝・近畿高校駅伝の快走 都大路につながる大きな一歩

兵庫県高校駅伝男子1区10kmでの28分22秒区間新
新妻遼己の「先行して押し切る強さ」がもっとも分かりやすく出たレースでした。

スタート直後から前に出て 序盤からハイペースでレースをコントロール。
中盤以降もペースを落とさず走りきり 2位のチームに2分以上の差をつけてたすきをつなぎました。
西脇工はこのリードを生かして 2時間03分台の大会新記録で優勝。
エースがレースを壊し その勢いのまま優勝まで持ち込む「理想的な勝ち方」だったと言えます。

一方 近畿高校駅伝男子7区5kmでの13分35秒区間新
「追う展開での爆発力」を象徴するレースでした。

6区終了時点で首位とは1分以上の差があり 普通なら優勝は厳しい状況でしたが
新妻遼己は最初から1km2分40秒前後のハイペースで突っ込みます。
前を行く選手を1人ずつ確実に捉えていき 終盤に首位をとらえると そのまま突き放してフィニッシュ。
43年ぶりに区間記録を大幅に更新する走りで 西脇工の逆転連覇を完成させました。

同じシーズンに
「前に出て押し切る勝ち方」と「後ろから差し切る勝ち方」の両方を見せていることは
全国高校駅伝のレースパターンを想像するうえでも大きなヒントになります。

兄弟・家族との関係 新妻兄弟がチームにもたらすもの

新妻遼己には 双子の弟・新妻昂己がいます。
昂己も西脇工の主力ランナーで 近畿高校駅伝では6区を走り 区間賞を獲得しました。
兄がトラックの二冠王者としてチームを引っ張り 弟が主将としてチームをまとめる形で
新妻兄弟は西脇工に大きな安定感と勢いをもたらしています。

また 上には大学で競技を続けている兄の存在もあり 家族全体が陸上競技に深く関わっている家庭環境です。
中学時代から高いレベルで結果を出し続けている背景には
こうした競技環境や 兄弟で切磋琢磨してきた日常があると考えられます。

将来像と進路について分かっていること

2025年11月時点では 新妻遼己の具体的な進路について
大学や実業団からの公式発表ははっきりとは示されていません

これだけの実績を考えると 箱根駅伝を目指す強豪大学や
その先の実業団チームからも多くのオファーがあると見られますが
どの進路を選ぶかは 本人と関係者の正式な発表を待つ必要があります。

1500mと5000mの両方で全国トップレベルの戦績を持つことや
駅伝でもエース区間で結果を出し続けていることから
大学に進んだあとも日本長距離界の中心で活躍していく可能性は非常に高いランナーです。

よくある質問 全国高校駅伝での役割もチェック

Q 名前の読み方は?
A 「にいづま りょうき」ではなく 「にいづま はるき」と読みます。
  実況やニュースでは「西脇工のエース 新妻遼己(にいづま・はるき)」という形で紹介されることが多いです。

Q 全国高校駅伝ではどの区間を走る選手?
A 兵庫県高校駅伝では1区 近畿高校駅伝では7区アンカーを任されています。
  チーム状況や戦略によって変わる可能性はありますが
  都大路でもレースの流れを左右するエース区間を走る可能性が高い選手です。

Q トラックとロードではどちらが得意?
A 1500m3分40秒台・5000m13分35秒台というトラックの記録と
  10km28分22秒・5km13分35秒の駅伝区間新というロードの実績を両方持っています。
  どちらか一方に偏らず トラックでもロードでも高いレベルで結果を出しているタイプです。

Q 双子の弟とはどんな関係?
A 弟の新妻昂己も西脇工の主力選手で 近畿高校駅伝では6区区間賞を獲得しています。
  兄がエースとして前で引っ張り 弟が主将としてチームをまとめる関係で
  新妻兄弟の存在が西脇工のチーム力を大きく押し上げていると言えます。

Q 今後の目標は?
A インタビューなどでは 「全国高校駅伝で区間賞を取りたい」
  「世界を意識した走りをしたい」といった発言も紹介されています。
  高校の枠にとどまらず その先のステージを強く意識しているランナーです。

まとめ 全国高校駅伝で新妻遼己の走りを楽しむために

・1500m3分40秒台 5000m13分35秒台と トラックで日本高校トップクラスの記録を持つオールラウンダー
・インターハイと国民スポーツ大会の5000mを制し 高校長距離界の中心選手として全国に名を轟かせた
・兵庫県高校駅伝1区10km28分22秒 近畿高校駅伝7区5km13分35秒の区間新で 西脇工の大会新優勝と逆転連覇の立役者になった
・双子の弟・新妻昂己とともに チームに勢いと安定感をもたらす存在で 都大路でも優勝争いのカギを握る
・進路はまだ公式発表待ちだが 大学・実業団を問わず これからも日本長距離界で注目され続けることが確実なランナー

スポーツオヤジ
スポーツオヤジ

テレビや配信で都大路を見るときは 西脇工のユニフォームとともに
「新妻遼己」という名前にもぜひ注目してみてください。

コメント

error: Content is protected !!
タイトルとURLをコピーしました